計測器・精密機械の買取・購入まで!リユースなら「Ekuipp」

計測器・精密機械の買取・購入まで!リユースなら「Ekuipp」

今回は、日本の製造業の無駄をクリアにする、マッチングサービスをご紹介したいと思います。 企業で保管されたまま、使われていない機器は意外に多く、資源が有効活用されていない面があります。

これを解決するために作られたのが、計測器・精密機械の売買マッチングサービス「Ekuipp」です。 計測器・精密機械のリユースに最適なWebサービス「Ekuipp」をご紹介します。

保管されている計測器・精密機械の使い道

リサイクルの取り組みが世界中で定着してきたことで、リサイクルという言葉の意味も広がり「リユース」の意味合いでも使われることがありますが、もう一度「リユース」の意味を確認してみましょう。

「リユース(reuse)」とは、使われていないものを再活用すること。
リユースの取り組みは、不要なものを資源に戻して、新しいものを作る原料にする「リサイクル」とともに、地球の資源をムダにしないで繰り返し使う「循環型社会」をつくるために重要な役割を果たします。

最近は個人間で直接売買できるオンラインフリーマーケットビジネスはどんどん拡大していますね。 しかし、メーカー同士で資産を直接売買し活用するような仕組みはなかなか進化してこなかったようです。

一方で、企業には使われずに保管されたまま、活用されていない資産が多くあると思います。
例えば、計測器や精密機械は、一度の実験のために購入したけれど、一回しか使わず、倉庫にしまったまま、というケースは少なくありません。 一度だけ使った計測器や精密機械を廃棄してしまうこともありますが、それは大変無駄なことだと言えます。 こういった機器や資産を異なる会社間で売買するというのは、ハード面はもちろんソフト面でもハードルがあり、これまでは難しい現状があったのではないでしょうか。

メーカー同士が使われていない資産を売買し、再活用できる仕組みができたら…。 そんな「眠っている宝」に目をつけた、ネット上のとあるサービスが今、軌道に乗っています。

日本のメーカーの倉庫に眠っている「宝」を活用

今回取材したのは、法人向けの計測器・精密機器売買マッチングサービス「Ekuipp」。「Ekuipp」は、中古計測器や精密機械を法人間で直接、売買する仕組みを提供しています。

「日本のメーカーは、自社の倉庫に宝の山が眠っていることに気づいていない…。 倉庫に眠っている機器を共有し活用していけば、日本の製造業はもっと強くなれるのでは?」「メーカー各社が保有する計測器や精密機器の売買を支援する仕組みを作れば、オールジャパンのモノづくり体制を整えていけるはず!」

そんな発想からWebサービス「Ekuipp」の運営を始動したのは、Anyble株式会社の代表取締役社長 松本悠利氏。

松本氏は「日本の製造業にはまだまだ無駄がある」と指摘しています。このご時世、国内の各メーカーでは徹底して無駄を省く工夫や活動がなされているのではないかと思います。しかし、松本氏の指摘はその先を見据え、業界全体として捉えた時に、無駄をもっとなくせるのではないかという視点から生じたものなのです。

 

例を挙げると、ある実験のために購入した計測器や精密機器が「いつかまた使うかもしれない」と倉庫に保管されているとします。結局はずっと使われないままになり、最終的に廃棄処分になったりします。処分を担当した社員が、他メーカーのメンバーとの飲み会の場でその話に触れると「それ欲しかった」という話になるのです。松本氏が以前メーカーに在籍していた際にもこういった事例がリアルに起こっていたそうです。非常にもったいない状況ですよね。

専門も違えば機器もさまざまで、そんなにうまいこと売買が成立するのか?と疑問に思いましたが、「マザーツール」と呼ばれる基礎的な計測器に関しては、各社のニーズは共通するそうです。 例えば、通電の有無を測るオシロスコープなどは、携帯電話メーカーでも自動車メーカーでも使う機器です。「マザーツール」は基礎的な計測で使うので、競合に対する優位性に関わるような分野では使用されず、売却をしても機密漏えいの心配もありません。

それでは、「倉庫に眠っている」機器とそのメーカーに出会うにはどうすればよいのか…?その答えはITにありました。「Ekuipp」では所持メーカーや、売却できるタイミングはいつなのかなど、目当ての機器についての情報を、瞬時に検索することができます。

コスト節約はもちろん、確実に欲しいものを”相談”しながら入手できる!

「Ekuipp」はお目当ての計測器・精密機器を検索してヒットすれば、商品について事前に相談した上で購入することができます。

相談はチャットで気軽に行えて「◯◯の◯◯を計測したいのですが、可能ですか?」というようなかなり具体的な問い合わせにも、専門知識をもつメンバーが回答してくれるので、すぐに解決するというわけです。その機器が必要スペックをしっかり満たしているのかを確認する手間が省けるのは大きな利点ですね。

一方で、リース会社の窓口はエンジニア以外の担当者が大半です。専門の問い合わせには時間や手間がかかることもあるでしょう。しかし、「Ekuipp」を活用すれば、料金という目に見えるコスト以外にも、無駄な手間も節約できるのです。

遊休資産の活用をもっと活発に

「Ekuipp」の利用は、メーカーの経営という側面から見てもメリットがあります。数十万円、数百万円で購入したものの、現状使われていない機器を売却すればキャッシュが入ります。

大手企業なら、それは利益への貢献は微々たるものかもしれませんが、倉庫でただ眠っている機器を活用することが「余剰になったものを単に廃棄しない」という倫理的価値を得ることにつながるのです。

買い手側企業からすると、必要な計測器や精密機器を低コストで調達できることが大きいでしょう。最新モデルがどうしても必要というケース以外は、「リユース品」という選択肢が当たり前になればいいと松本氏は語っています。

「Ekuipp」が最終的に目指しているのは、遊休資産有効活用化の普及により日本の製造業全体が底上げされること。海外との競争において、日本メーカーはコスト面で負けるケースが多いという現状がありました。1社1社がコスト低減に努めるだけでは勝っていけない。そこで、リユースできるものはリユースすることでコストダウンを実践していくことで、業界全体へ働きかけができ、最盛期のメイド・イン・ジャパンを復権させることができるのでは?と考えているそうです。

構想はさらに膨らみ、マザーツールだけではなく、より専門性の高い計測器や部品等対象商品の範囲を広げていくとのお話も聞きました。さらに対象商品の範囲の広がりだけでなく、近い将来には海外での売却も視野に入れているそう。海外展開としては、国内で使われなくなった機器を、アジアやアフリカなど海外へ売却する仕組みを考えていくとのこと。日本の計測器や精密機器は海外で高評価を得ている実感があるそうです。海外での取り組みも、日本の製造業を底上げするという大きな目標に向かって集約されていくと考えているようです。

一見壮大な構想に思えますが、ITを活用し今の地球環境や時代にフィットした「リユース」だからこそ、海外でも受け入れられるのではないか、と取材を通して感じました。

今回ご紹介したサービス「Ekuipp」はこちら→ https://ekuipp.com/

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