太陽フレアによる2025年問題とは?生活への影響と対策

太陽フレアによる2025年問題とは?生活への影響と対策

コンピュータの誤作動が恐れられた2000年問題、東京オリンピックに向けた改修工事によりコンサート用の施設不足が懸念された2016年問題など、さまざまな年問題があります。

皆さんは2025年に起こると言われる太陽フレアの問題をご存じでしょうか。 この2025年問題は私たちの生活に大きな影響をもたらすと言われています。

太陽フレアによる2025年問題では、何が起こり私たちの生活にどのような影響があると考えられているのか。今から知って備えておきましょう。

太陽フレアが活発に?2025年問題が起こるかも

まず太陽フレアとは、どういった現象なのか確認してみましょう。 太陽フレアは、太陽で発生する爆発現象のことで、別名を太陽面爆発と言います。

通常、太陽フレアの大きさは1~10万キロメートルほど。 その威力は水素爆弾、10万~1億個とも言われ、小規模なものは1日3回ほど起きています。

この太陽フレアが発生すると多くのX線、ガンマ線、高エネルギー荷電粒子が発生し、これが地球に到達するとデリンジャー現象が発生。 デリンジャー現象は私たちの生活に大きな影響をもたらすため、大規模な太陽フレアの発生が予測された場合は、警戒が必要となります。

そして、2025年に大規模な太陽フレアが発生すると予測され、2025年問題と言われる混乱が私たちを襲うかもしれない、と考えられているのです。

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2025年に太陽フレアが活発化したら何が起こる?

太陽フレアは特別な現象ではありませんが、太陽活動が活発になる周期へ入ると大規模なものが発生すると考えられています。 太陽活動が活発になる周期はおよそ11年で、前回は2014年。 そのため、次に太陽が活発化するタイミングは2025年であると指摘されているのです。

先述したように、太陽活動が活発となって大規模な太陽フレアが発生すると、X線など強い電磁波が発生し、これが地球に到達するとデリンジャー現象が起きます。 デリンジャー現象とは、地球を取り巻く大気の電離層に何か異常があった際に起こる通信障害のことです。 デリンジャー現象による通信障害は、どのような影響をもたらすのか。過去にデリンジャー現象で以下のような被害が確認されています。

  • 1989年、カナダの電力会社の設備が故障し、約9時間にわたり停電、約600万人に影響
  • 1994年、世界各国の人工衛星で内部帯電が発生し、通信衛星や衛星放送に障害発生
  • 2003年、スウェーデンの包装システムに障害が発生し、約1時間の停電、約5万人に影響

2025年に起こると考えられる、太陽フレアの活動では、以下のようなケースが2週間の間、昼間の時間帯、断続的に発生する恐れがあります。

  • 昼間の時間帯、最大数時間程度の携帯電話サービス停止が2週間にわたって断続的に発生する
  • 無線通信に障害が起こり、警察、消防、タクシーなどのサービス利用が困難になる
  • カーナビなど位置情報を取得するサービスに不具合が起こり、衝突事故が多数発生する恐れ
  • 電力保護装置の誤作動が発生し、広域停電が発生する恐れ

これらは「100年に1度の頻度で起こるとされる大規模な太陽フレアが2週間連続で起こったら」という想定条件であるため、確実に起こることではありません。あくまで、最悪のケースです。 しかし、2025年問題が起こっても慌てることがないよう、警戒する必要はあると言えるでしょう。

太陽フレアによる2025年問題の対策は?

太陽フレアによる2025年問題について、政府は2つの対策を掲げています。

まずは警報の強化です。総務省は正式な制度として太陽フレアに関する警報制度を創設し、通信や電力、放送といった各分野における基準を設け、「通常」「注意報」「警報」といった情報を発信する予定です。

次に「宇宙天気予報の精度向上」です。 現在は太陽フレアの影響が私たちの生活にどれだけ影響するのか、ほとんどわかっていない状態です。

そのため、天気予報のように過去のデータからどれだけの影響があるのか、予測精度を高めなければなりません。 太陽フレアについても、時間をかけてデータを取り、どのような動きが私たちの生活に影響をもたらすのか、その制度を高めていく動きがあります。

また、個人では停電対策を中心に準備をしてきましょう。 他にも、非常食の備蓄、スマホを使わない連絡手段の準備など、基本的な防災対策が役に立つはずです。

太陽フレアの2025年問題の他にも災害対策を

太陽フレアは自然災害であり、誰も確かな予測はできません。 そして、その自然災害は太陽フレアでなく、地震や台風などいつ起こるかわからないものばかりです。 そのため、常日頃から災害に備えは必要だと言えます。 もし、災害に対して対策を準備していないようでしたら、ぜひこの機会に挑戦してみてください。

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