【リサイクルの話題】Appleの分解ロボからアディダスの再生シューズ!

【リサイクルの話題】Appleの分解ロボからアディダスの再生シューズ!

大気汚染が騒がれ、気候変動は激しく、今後活用できる資源も底が尽きるのでは、心配な世の中。
今必要なのはリサイクルやエコの意識であることに違いありません。
そのため様々な企業や団体がリサイクルに関する取り組みを行っています。
話題になっているリサイクルの取り組みをいくつかご紹介します。

様々なリサイクルの話題をご紹介!

それでは、早速どのようなリサイクルの話題が注目されているのか、ご紹介したいと思います。

Appleのリサイクルロボット

Appleと言えば、人気の高いスマートフォン、iPhoneを世に出す世界的なメーカーです。
その人気スマートフォンであるiPhoneは、寿命が残りわずかと判断されたものは、分解されリサイクルされます。

その分解を行うのが、Appleのリサイクル作業ロボット「Daisy」です。
約10メートルあるDaisyは、5つのアームを使いiPhoneを解体します。
そのペースは1時間に200台も分解し、アルミニウムなどを取り出し、別の商品へと再生することに貢献しています。
今後の電子機器リサイクルの鍵を握るのは、このDaisyかもしれない、と言われているそうです。

参考:Apple(日本) Apple、リサイクルプログラムを全世界で拡大

アディダスによる再生可能シューズ

アディダスがリサイクル可能なランニングシューズを発表しました。
その名も「FUTURECRAFT.LOOP」です。

普通のランニングシューズであれば、12種類以上の素材が使われるそうですが、このランニングシューズは単一素材で作られ、接着剤も使われずに生産されています。
そのため、寿命になれば裁断して溶かせば、新しいシューズの原料としてリサイクルできるのです。
もしかしたら、靴から廃棄物が生まれない世界がやってくるかもしれないですね。

参考:【公式】アディダスオンラインショップ -adidas- FUTURECRAFT(フューチャークラフト)

ホタテの貝殻をリサイクル

青森市ではホタテの貝殻のリサイクル利用が注目されています。
青森市の青森銀行八重田支店の駐車場に白線が引かれました。
この白線は、青森の陸奥湾ホタテの貝殻を粉末にして配合した、路面標示用塗料「シェルマーカー」です。
貝殻の処分に困ってしまうなら、このようにリサイクルして使えると、無駄がありませんね。

ワタミお弁当容器を回収

居酒屋チェーンの運営で有名なワタミは、宅配弁当で使われるプラスチック容器を回収し、リサイクルする取り組みを発表しました。
日替わり夕食宅配を行なうサービス「ワタミの宅食」は、弁当や総菜の製造から宅配を行っていますが、今後は利用者が食べた後のプラスチックを回収し、リサイクルを行うとしました。
まずは弁当製造の基幹工場がある愛知県から実施するようですが、これからエリアの拡大を目指すとのことです。

参考:ワタミの宅食 お弁当・お惣菜のご注文~回収まで

銀座ロフトのコンセプトはサステナビリティ

雑貨を取り扱うロフトは、銀座ロフトをリニューアルオープンしました。
コンセプトは持続可能性を意味する「サステナビリティ」です。
商品は洗練されたデザインでありながらエコや環境問題を意識したものばかりです。
この銀座ロフトがモデルとなり、全国のロフトで環境課題やSDGsを意識した取り組みを行うそうです。

参考:株式会社ロフト 新生・銀座ロフトが発信する「雑貨の今」Vol.1|ロフト

最新のリサイクル情報を参考に!

多くの企業や団体がリサイクルを意識しているように、世界中の人々がリサイクルの大切さを再認識していることが窺えます。
私たちも、普通に暮らしていては、多くの環境問題を認識することは難しいですが、少しずつ関心を持って、リサイクルに取り組めるよう心がけましょう。
何をどうやって始めるか考えることも難しいことですが、ぜひこのようなリサイクル情報を参考にしてみてください。
ちょっとしたことでも、環境保全に貢献できるかもしれません。

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