アジサイの色は青が一般的?土壌による変化と名所をご紹介

アジサイの色は青が一般的?土壌による変化と名所をご紹介

梅雨の時期には、アジサイ(紫陽花)を街中で多く見かけることでしょう。 アジサイと言えば、まずは鮮やかな青を思い浮かべますが、他にも色とりどりの種類がありますよね。

アジサイの色には、どのような種類があるのでしょうか。また、アジサイの色は何が作用して変化するのでしょう。 アジサイの色の秘密や、美しいアジサイを堪能できる名所をご紹介いたします。

アジサイの色と言えば青?色の種類

アジサイと言えば、青色のものをよく目にしますが、他にはどのような色があるのでしょうか。アジサイの色の種類をご紹介いたします。

青色のアジサイ

まずは一般的な青色のアジサイです。 代表的な青いアジサイは、以下のようなものが挙げられます。

花弁にフリルが付いているかのように、波が打っているレオン。 花の数が多く、環境によっては初夏から秋まで花をつけることが特徴的なエンドレスサマー。 濁りのない青色が特徴的なブルーダイヤモンドなど。 どれも鮮やかな青色を付けます。

赤色花のアジサイ

赤色のアジサイと言えば、パリジェンヌ、シティーランパリなどが挙げられます。

パリジェンヌは基本的には、チェリーレッドに色付き、ふんわりとした雰囲気があるアジサイです。 シティーランパリは花色が濃く、花房も大きいことが特徴のアジサイです。

白色の紫陽

白いアジサイの代表格は、アナベルやシュガーホワイトなどです。

アナベルは小花がボール状に集まって、大きな塊を作るアジサイで、白がよく映えます。 シュガーホワイトは、葉の色が濃いことから、花の白色が際立ちます。花が大変大きいことも特徴的です。

アジサイの色は土壌が関係している?

アジサイは様々な種類の色がありますが、実は「この種類はあの色」と決まっているわけではありません。 全項目で挙げた、各々の種類の色、というのは、あくまで基本色と言うだけです。

例えば、ブルーダイヤモンドというアジサイでも、条件によってはピンクが混ざった色になります。基本色が赤のアジサイも条件によっては紫色になる、ということもあるのです。

アジサイの色が何で変わるのか、と言うと…実は土壌の違いが関係しているのです。 土壌が酸性であれば青いアジサイが咲き、逆にアルカリ性であれば赤いアジサイが咲くのです。これはリトマス試験紙とは逆の反応を見せます。

日本ではアジサイのイメージが青いのは、土壌が酸性であるからなのです。 これは、アジサイに含まれる、アントシアニンという色素が関係しています。

土壌が酸性であると、水に溶けやすくなったアルミニウムを吸収し、アントシアニンと統合することで青色になります。 中性やアルカリ性の場合は、アルミニウムが溶けにくく、アントシアニンの本来の色である赤色になるのです。

アジサイの名所

アジサイはこのような仕組みから、様々な色に変化しますが、日本各地で美しく咲く様子が見られます。 それでは、日本で見られる、アジサイの名所はどこになるのでしょうか。アジサイの名所をご紹介します。

みちのくあじさい園

みちのくあじさい園は、岩手県一関市にある、様々なアジサイを観察できる公園です。 東京ドーム3個分以上の広大な杉山にあり、約400種4万株のアジサイが咲き誇っています。 6月下旬から7月下旬が見頃となります。

本土寺

千葉県松戸市の本土寺に咲くアジサイも、非常に美しいと有名です。 1万株のアジサイが見られることから、本土寺は「あじさい寺」と言われ、親しまれています。 本土寺はアジサイだけでなく、秋は紅葉、春は桜を楽しめます。

白山神社

東京都文京区にある、白山神社もアジサイで有名です。 白山神社から、隣接する白山公園にかけて、約3,000株の様々なアジサイが見られます。 例年6月上旬から中旬が見頃になっています。

三室戸寺

三室戸寺は京都の宇治市にある寺院ですが、美しいアジサイが広がっています。 ここでは、6月中旬から下旬の時期に、約50種、約1万株のアジサイが見られます。

さらに近年では、三室戸寺ではハート型のアジサイが見つかる、と話題に。 三室戸寺は他にも、ツツジや蓮なども楽しめると有名です。

吉備津神社

1952年3月29日、国宝に指定された吉備津神社も、アジサイが有名です。 岡山県岡山市に位置する、吉備津神社は例年6月下旬に、約1,500株のアジサイが見頃になります。 社殿の一つ、岩山宮へ続く参道の両側がアジサイに挟まれる光景は圧巻です。

アジサイの美しさが保たれるように

アジサイは日本の各地で美しく色付いています。そして、その色は土壌が大きく関係しています。 そのため、もし環境問題が悪化し、日本の土壌が汚染されてしまったら、アジサイの美しさが失われてしまうことも考えられるでしょう。

私たちは美しい自然を汚す存在だからこそ、これ以上、環境破壊を進めないよう、意識しなければなりません。 美しいアジサイがいつまでも見られるよう、ぜひリサイクルやエコなど、些細な努力を心がけましょう。

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