衝動買いを抑えるには?後悔しないために気持ちをコントロール
誰にでも一回くらいは衝動的に買い物をしてしまった経験はあると思います。 そんな衝動買いで後悔をして、二度とやらないと思っても、なぜか二度目や三度目が。 欲しいものが手に入る買い物は気持ちの良いものですが、衝動買いの場合は後悔してしまうことが多々ありますよね。
なぜ、人は衝動買いをしてしまうのでしょうか。 衝動買いをしてしまう原因と対策方法を考えてみましょう。
目次
衝動買いを抑えたい!原因はなに?
ついついやってしまう衝動買い。 なぜ、衝動的に買い物をしてしまうのかは、その人の性格や状況によって変わってくるでしょう。 まずは、衝動買いをしてしまう原因や状況を考えてみましょう。
お金があるから衝動買いする
給料日の直後や、お金を降ろしたばかりのときなど、財布にお金が入っていると「少しくらいなら」という気持ちが出てきてしまいます。何かあったときのために、お金を多めに降ろしている場合には、気持ちに変な余裕が出てしまい、衝動的に買い物をしてしまう恐れがあります。
また、クレジットカードに対して、変に絶対的な信頼を持って、ついつい衝動買いをしてしまう場合は、いますぐ考えを正しましょう。クレジットカードは「魔法のカード」ではありません。
ストレスによって衝動買いする
ストレス発散の手段が買い物である人に多いパターンです。 確かに買い物をすることは、気分が良くなりますが、それは一時的なことです。
また、ストレス発散が目的の買い物であるため、不必要なものまで購入してしまうことがあるでしょう。 後で大きな後悔と、不用品に溢れた部屋に悩まされてしまうかもしれません。
計画性がないから衝動買いする
「セール品」や「期間限定」の言葉に惹かれて不必要なものまで購入してはいないでしょうか。 これも立派な衝動買いです。
買い物は「安いから」「今しか買えないから」といった理由で買うのではなく、必要だから買うのではないでしょうか。 「安いから」「今しか買えないから」という理由で無計画な買い物をしてしまうと、あとで後悔をしてしまうでしょう。
抑えないと後悔する?衝動買いの恐ろしさ
衝動買いは、その瞬間は気分が良くなるものですが、後悔することも少なくありません。 後悔どころか、負のスパイラルに陥って、人生を踏み外してしまうことだってあるでしょう。 衝動買いには、どんな恐ろしいことがあるのでしょうか。
貯金ができない
お金は人が生活するために必ずと言って良いほどに大切なものです。 そんなお金は、いくら計画的に使ったとしても、日々の生活に費やすだけでも、いつの間にかなくなっていることだってあります。 生きているだけで減っていくお金は、将来的なことを考えて、貯金をしている人がほとんどでしょう。
しかし、衝動買いをしてしまうと、それだけ貯金に回すはずのお金がなくなることを意味しています。 貯金がなければ、老後やもしものときに後悔してしまうに違いありません。 衝動的に買うのではなく、計画性を持ってお金を使いましょう。
部屋が無駄なものばかりに
衝動買いで手に入れたものは、特別な思い入れがなく、実は必要性が低いものばかりです。 そのため、持て余すことが多く、買ったままどこかに収納してしまうことがあります。 そうなると、貴重な収納スペースを無駄に使ってしまい、部屋にものが溢れる結果となってしまいます。
そんな状況が悪化して、部屋が汚れてしまうと、肉体的にも精神的にも負荷がかかるので気を付けましょう。 既に衝動買いによって多くの不用品がある場合は、リサイクルショップや不用品回収業者などを利用すれば、無駄も少なく部屋がきれいになるでしょう。
買い物することに依存する
将来の生活への不安を通り越し、部屋がものに溢れてしまうことにも慣れてしまうと、自分の欲を満たすためだけに買い物をしてしまうかもしれません。 つまり、買い物依存症です。
そうなってしまうと、計画性がないどころか、お金を使うことに必死になってしまい、借金を抱えてまで衝動買いを続けてしまう、なんてこともあるかもしれません。
衝動買いを抑える6つの対策
上記にあるような、恐ろしい事態を招かないためにも、衝動買いをしてしまう機会が多いと感じているようでしたら、注意する必要があるかもしれません。 これ以上、衝動買いが癖にならないためには、どのような対策が必要なのでしょうか。
購入前に時間を空けて衝動買いを抑える
欲しい、と思ったら、一度我慢しましょう。 その場を離れて、冷静に五分考えてみるだけでも効果があるかもしれません。 できれば、一時間、一日、一週間と購入までの間隔を空けれるだけ空けてみます。
そして、本当に必要なのかどうか考えてみてください。 時間を空けて考えれば、意外にそれほど欲しくはなかった、なんてことも多々あることに違いありません。
現金やカードは持たず買い物を減らす
財布の中に現金が入っていると、ついつい気持ちが大きくなってしまい、無駄なものまで買ってしまいます。 しかし、生活に必要な分のお金だけを財布に入れておけば、必然的に買い物をする回数が減ることでしょう。 また、大変便利なクレジットカードは計画性のある買い物のときだけに使うと決めて、普段は持ち歩かない方が良いかもしれません。
お金があるときに買い物をしない
給料日や臨時収入があったなど、財布に余裕があるときは要注意です。 なぜなら、いつもよりお金がある、という余裕の気持ちが財布のひもを緩めてしまうからです。 例え普段から計画的にお金を使っている、という方だとしてもボーナスが出たタイミングなど、余裕があるときこそ気を付けましょう。
旅行やセールのときは注意
旅行やイベントに参加したときなど、非日常的な状態もついお金を使ってしまいがちです。 記念のつもりで明らかに不用なものまで買ってしまった、ということもあるのではないでしょうか。 セール期間、限定品なども同じことが言えます。 特別な雰囲気に流されないよう、注意してください。
疲れているときは買い物をしない
疲れているときは、冷静な判断や自制心が弱ってしまうことがほとんど。 そんなとき、衝動買いのタイミングが訪れてしまったら、大変危険です。 激しい空腹に襲われているとき、仕事から帰ってクタクタな状態なときなど、疲れているのであればご飯を食べてから、眠ってから、本当に欲しいものかどうか考えてみてください。
買い物以外の趣味を見つける
買い物がしたくて出掛けてしまう。スマホで通販サイトばかり見てしまう。 そんな人は趣味を見つけると良いかもしれません。
没頭できる趣味があれば、買い物に行く機会も、スマホでネットサーフィンをする時間も減り、無駄にお金を使う機会も減ることになるのです。 特に家でできる趣味であれば、外に出ることが減るため、同時に買い物に行く機会が減ります。
このように、恐ろしい衝動買いへの対策はいくつもあります。 もし、自分が衝動買いをする癖がある、と思ったら、これを機会に対策を試みてはいかがでしょうか。