世界三大珍獣とは?不思議な動物は日本の動物園で見られる!

世界三大珍獣とは?不思議な動物は日本の動物園で見られる!

世界には不思議な生き物がたくさん存在しますが「世界三大珍獣」と言われる動物がいることをご存じでしょうか。 世界三大珍獣と言われると、とんでもない秘境に生息していて日本では見られないように思えてしまいますが、実は動物園でも見られるのです。

世界三大珍獣とそのほかの珍獣として名高い動物たちをご紹介いたします。

世界三大珍獣とは

それでは世界三大珍獣と呼ばれる動物とは、どんな生き物なのでしょうか。

意外に珍獣だった?ジャイアントパンダ

世界三大珍獣のジャイアントパンダ

意外かもしれませんが、ジャイアントパンダは世界三大珍獣の一種です。 パンダの外見については、今さら説明不要と言っても良いほど、珍しさを感じないかもしれません。

しかし、冷静に考えるとあれだけ白黒はっきりと分かれた外見は珍しく、前知識もなくジャイアントパンダを目にしたら、珍しいと思う方が自然かもしれませんね。 他にも、肉食動物の腸を持っているにも関わらず、竹や笹を食べるだけで生きられる、という珍しい特徴もあり、実は指が6本あるというのも地味に驚きです。

また、ジャイアントパンダのアルビノの個体は発見されていなかったことから、存在しないと考えられていましたが、2019年の4月に中国の四川省で発見され、大変話題になりました。

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生きた化石と言われるコビトカバ

世界三大珍獣のコビトカバ

コビトカバと聞いたら、サイズの小さいカバの一種のように思えますが、実は「生きた化石」と言われるほど珍しい種なのです。 個体数が減少していることで珍しさが増している部分はありますが、それだけでなく原始のカバの姿を留めていることも貴重な存在であると言われてます。

普通のカバは一日の大半を水中で過ごすことから、目と耳と鼻が頭の上で一直線に並んでいます。そのため、水中で過ごしても目や鼻を水面に出すことが可能で、呼吸もしやすいという特徴があります。 しかし、コビトカバにはそのような特徴はなく、陸上で過ごす傾向にあります。つまり、カバが進化する前の姿こそ、コビトカバであったのではないか、と考えられるのです。

森の貴婦人と言えばオカピ

世界三大珍獣のオカピ

シマウマのようなキリンのような不思議な生き物オカピ。脚の縞模様が美しいことから「森の貴婦人」と呼ばれます。 オカピもコビトカバと同じく「生きた化石」と言われています。それは1000万年前から形態を変えず、この種が草原に進出して進化したのがキリンだと考えられているからです。

オカピの生態は未だに多くの謎があり、多くの動物園が飼育を望む憧れの動物としても有名です。

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すべての三大珍獣に会える上野動物園

世界三大珍獣は誰がどんな理由で言い出したのかは明確ではありませんが、その生態や発見の経緯には興味深いものがあることは間違いありません。 また、絶滅が危惧されているほど、個体数が少ないこともあり、やはり珍しいことには変わりないのです。 そんな世界三大珍獣の動物たちは日本でも見られるのでしょうか。

何と日本の動物園でも三大珍獣の動物たちを飼育している場所はあります。 しかも、東京都にある上野動物園は、ジャイアントパンダ・コビトカバ・オカピの三種類すべてが飼育され、これは世界的に見ても珍しいことのようです。

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また、ジャイアントパンダであれば、和歌山県のアドベンチャーワールド、兵庫県の王子動物園で飼育されています。 コビトカバなら、愛知県の東山動植物園、石川県のいしかわ動物園、和歌山県のアドベンチャーワールド。 オカピは金沢動物園、よこはま動物園ズーラシアで会うことができます。

三大珍獣のほかにも不思議な動物が

ご紹介した世界三大珍獣の他にも「珍獣」と呼ばれる動物は数多く存在します。 その中でも珍獣として名高い動物たちをご紹介します。

ボンゴ

珍獣として名高いボンゴ

アフリカに生息する、縞模様が特徴的なボンゴも珍獣として有名です。 世界四大珍獣と言われるときは、ジャイアントパンダ、コビトカバ、オカピに加え、このボンゴが含まれます。

ボンゴは警戒心が高く、優れた聴力を持っていることから、ハンターが近付いたとしても一瞬で察知し、姿を消してしまいます。 そのため、森の魔術師という異名まで持っています。

カモノハシ

珍獣として名高いカモノハシ

オーストラリアにしか存在しない、カモノハシも珍獣として名高い動物の一つです。 ビーバーのようにも見えますが、アヒルのようなくちばしを持ち、足には水かきもあることから、カモノハシは確かに珍獣の名にふさわしい見た目と言えるのではないでしょうか。

また、哺乳類であるにも関わらず、卵を産むことから非常に珍しい動物として知られています。

センザンコウ

珍獣として名高いセンザンコウ

全身がウロコに包まれているような外見を持つけれど、哺乳類であるセンザンコウも珍獣として知られています。 その見た目は「歩く松ぼっくり」と形容され、ライオンが噛み付いても牙が通らないほどの物凄い固さを誇ります。

ただ、肉やウロコが、万病に効く、悪魔祓いの効果がある、という迷信があり、センザンコウは密漁によってその個体数を減らしてしまっています。

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