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中国で真っ白なジャイアントパンダが初めて撮影された?アルビノとは何か

中国で真っ白なジャイアントパンダが初めて撮影された?アルビノとは何か

パンダと言えば、誰もが白と黒に分かれた体毛を思い描くでしょう。 しかし、パンダの国とも言える中国で、全身が真っ白なジャイアントパンダが撮影されました。

なぜ、全身真っ白なパンダが存在しているのでしょうか。 ジャイアントパンダとアルビノについてご紹介します。

ジャイアントパンダとは

まずはジャイアントパンダとはどのような動物なのかをご説明します。

ジャイアントパンダは、哺乳綱食肉目クマ科ジャイアントパンダ属の食肉類です。 体長は120から150センチメートルほどで、体重はオスであれば100キロほどあります。 最大の特徴は、全身が厚い体毛で覆われ、耳や目の周り、手足は黒く、その他が白いことで、一般的にパンダと言えば、このジャイアントパンダを指します。

この特徴的な体毛は、周りの景色に溶け込むカモフラージュの役割、大胆な配色により敵に対して凶暴さをアピールする役割がある、等と考えられています。 他にも、主食である竹が低カロリーであることから、季節によって体毛を変化させる力がなく、背景が森でも雪だったとしても、適した色になるために、白と黒になっていった、とも言われています。

理由は何にしても、ジャイアントパンダと言えば世界三大珍獣にも数えられ、その可愛らしい白と黒のカラーリングが、多くの人の興味を引くチャームポイントだと言えるでしょう。

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全身真っ白なパンダが撮影される?

そんな白と黒が特徴的なパンダですが、全身真っ白なパンダが撮影されたと話題になりました。 それは中国南西部、四川省の臥龍国家級自然保護区で発見されたパンダです。

ジャイアントパンダは危急種に指定され、野生の個体は1864頭が生息していると考えられていますが、そんな中、真っ白なパンダが撮影されることは、初めてのことでした。 この自然保護区では、赤外線カメラを複数設置し、このパンダの成長を見守りながら、周りのパンダとの関係性も観察する方針です。

しかし、白いパンダは野生では目立ちやすいことから、天敵に狙われやすい傾向にあります。 それでは、なぜこのパンダは真っ白な姿をしているのでしょうか。

参考:CNN.co.jp 全身真っ白なジャイアントパンダ、中国の保護区で初撮影

アルビノとは

このパンダはアルビノと言われる、珍しい個体であることから、全身が真っ白な体毛に覆われています。 アルビノとは、メラニン色素の遺伝情報の欠損によって、先天的にメラニンが欠乏してしまう遺伝子疾患がある個体のことです。 このメラニンの欠乏によって、体毛や皮膚は白く、瞳孔がやや赤くなる、という特徴があります。

アルビノは、パンダだけではなく、人間を含む動物や植物にもあり得ることなのです。 アルビノの症状はいくつかありますが、その中に視力が弱い、というものがあります。 それは、網膜色素上皮の色素欠乏によって、網膜上で光の受容が不十分であることが原因だと考えられています。

中国の四川省で発見されたパンダも視力が弱いことが考えられることから、他の個体よりも天敵に狙われた際に、大きな危険が伴うと思われます。 この白いパンダに危険が降りかからないことを願うばかりです。

世界には珍しい生き物がいっぱい

今回、ご紹介した白いジャイアントパンダは非常に珍しい個体と言えるでしょう。 世界には、このような珍しい生き物がたくさん生息していますが、各々の個体数は少ないため、種が失われてしまう恐れもあります。 そのような種が、生態系や私たち人間に対し、どのような影響を与えているか、わかっていないものも数多く存在します。

自然界のバランスを損なってしまうことがないよう、私たちは彼らの命を奪ってはなりません。 なかなかそのような生物たちと接することはありませんが、ぜひ頭の片隅にでも置いておいてくださいね。

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