東京の動物園15選!一度は訪れたい人気動物園まとめ

東京の動物園15選!一度は訪れたい人気動物園まとめ

動物は地球の環境にさまざまな影響を与えます。 そんな動物の種を保存、調査・研究するという役割を果たしながら、レクリエーションまで私たちに提供してくれる施設が動物園です。 動物園は動物について深く知り、体感できるため、一度は訪れたい施設だと言えるでしょう。 東京にある動物園15選をご紹介します。

1度は行ってみたい!東京の動物園15選

東京にはどのような動物園があるのでしょうか。大きなものから小規模なものまで、15の動物園を厳選してご紹介します。

東京都恩賜上野動物園

東京都恩賜上野動物園は、東京都台東区の上野恩賜公園内にある動物園です。 通称を上野動物園と言い、開園は1882年の3月と日本の動物園の中でも最も古い歴史を持ちます。

上野動物園と言えば、1972年に中国からジャイアントパンダの「カンカン」と「ランラン」が贈呈されたことも有名です。 日本にパンダがやってくることは初めてだったことから大変な注目が集まり、パンダブームが起こりました。

もちろん、パンダだけではなく多くの動物が展示され、ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバと世界三大珍獣が飼育されていることも、上野公園の特徴です。

[住所] 東京都台東区上野公園9-83
[アクセス] 山手線・銀座線・日比谷線 上野駅から徒歩約5分
[営業時間] 09:30~17:00

多摩動物公園

多摩動物公園は、東京都日野市にある動物園です。 多摩動物園とも呼ばれ、上野動物園と並ぶ日本有数の動物園と言えます。 開園は1958年の5月で当初は上野公園の分園という形でした。

園内は日本最大の広さを誇り、多摩丘陵の上に作られたことから起伏が多く、園内にはシャトルバスが運行されています。 生息地域ごとに生物を区分けする地理学展示を基調としているため、アジア園、アフリカ園、オーストラリア園といった構成となっています。

[住所] 東京都日野市程久保7-1-1
[アクセス] 京王線・多摩モノレール 多摩動物公園駅から徒歩約1分
[営業時間] 09:30~17:00

井の頭自然文化園

井の頭自然文化園は、東京都武蔵野市にある都立動物園です。開園は1942年5月で井の頭公園の一角にあります。 展示はニホンカモシカ、ニホンリスなどの日本産動物とフェネック、ヤマアラシといった外国産動物がメイン。 開園前からある樹木も多かったことから地元の住民にとって憩いの場となっています。

モルモットコーナー、家畜舎、リスの小径など動物と触れ合える施設が多いことも特徴で、2006年からは絶滅危惧種に分類されるツシマヤマネコの飼育を環境省と協力して行っています。

[住所] 東京都武蔵野市御殿山1-17-6
[アクセス] 中央線・総武線・京王井の頭線 吉祥寺駅から徒歩約10分
[営業時間] 09:30~17:00

羽村市動物公園 ヒノトントンZOO

ヒノトントンZOO(羽村市動物公園)は、東京都羽村市にある動物園であり、日本で初めての町営動物園として1991年に開園しました。 肉食獣や猿が展示されるエントランスエリア、キリンを含む大型の動物を展示するサバンナエリア、世界中の鳥が見られるバードエリアなど、羽村市動物公園では多くの動物を楽しめます。 なかよし動物園と言われるエリアでは、ロバやヒツジといった動物と触れ合えます。

また、2022年に4月1日から4年間、愛称を「ヒノトントンZOO」にすると発表しました。

[住所] 東京都羽村市羽4122
[アクセス] 青梅線 羽村駅から徒歩約20分
[営業時間] 09:00~16:30(3月~10月) 09:00~16:00(11月~2月)

江戸川区自然動物園

江戸川区自然動物園は、東京都江戸川区にある動物園です。 規模の小さい動物園ですが、近くには臨海公園や水族館もあることから、同時に楽しむとしたらかなりのボリュームになると言えます。

展示されている動物はレッサーパンダ、オグロプレーリードッグ、コモンリスザル、ベネットアカクビワラビー。 動物と触れ合えるコーナーがあり、規模が小さいことから、子どもと一緒に出掛ける先としては、適度に楽しめる動物園だと言えます。

[住所] 東京都江戸川区北葛西3-2-1
[アクセス] 東西線 西葛西駅から徒歩約20分
[営業時間] 10:00~16:30(土日祝は9:30から) 10:00~16:00(11月~2月)

昭和公園動物園

昭和公園動物園は、東京都昭島市にある動物園です。 昭和公園動物園は規模の小さい動物園ではありますが、誕生のエピソードがとても特徴的です。

開園は1963年3月となりますが、そのきっかけは昭島市にある会社の庭先に迷い込んだタヌキを守衛さんが保護したことに始まります。 はじめはタヌキ1匹だけの動物園でしたが、市民から動物園を作りたいという声が大きくなり、寄付や善意の贈り物が相次ぎ、開園となりました。 2022年現在はヤクシカやクジャク、セキセイインコといった動物が見られます。

[住所] 東京都昭島市東町5-11
[アクセス] 青梅線 東中神駅から徒歩約5分
[営業時間] 見学自由

板橋区立こども動物園

板橋区立こども動物園は、東京都板橋区の東板橋公園内にある動物園です。 施設の老朽化によって2018年に長期休園していましたが、2020年に草屋根や壁面緑化による環境負荷軽減の取り組み、キッズルームやおむつ交換スペースといった施設機能を充実させて、リニューアルオープンしました。

板橋区立こども動物園では、園内ではヤギやヒツジ、モルモット、ポニーなどが見られます。 小さい動物園ではありますが、時間帯によっては、動物たちと直接触れ合う、餌やりなども体験できます。

[住所] 東京都板橋区板橋3-50-1
[アクセス] 都営三田線 板橋区役所前駅から徒歩約8分
[営業時間] 10:00~16:30(3月~11月) 10:00~16:00(12月~2月)

こども動物園高島平分園

こども動物園高島平分園は、板橋区立徳丸ヶ原公園内にある動物園で、板橋区立こども動物園の分園です。 もともとは、鳥や魚以外を飼えない高島平団地の子どもたちのために設立したものですが、現在はシカやリスが見られるなど、規模は小さいながらしっかりとした動物園となっています。

その他に展示された動物や体験イベントは、ほとんど板橋区立こども動物園と同じものになります。 小さい動物園ではありますが、動物たちと近い距離で触れ合えることが特徴です。

[住所] 東京都板橋区高島平8-24-1
[アクセス] 都営三田線 高島平駅から徒歩約5分
[営業時間] 10:00~16:30(3月~11月) 10:00~16:00(12月~2月)

上千葉砂原公園 ふれあい動物広場

東京都葛飾区にある上千葉砂原公園の園内には、ふれあい動物広場と言われる、動物と触れ合えるスペースが存在します。 こちらは無料でさまざまな動物を見ることができます。 具体的にはリスザルやクジャク、モルモットなど。時間帯によってはポニーの乗馬や小動物を直接抱っこできるイベントも行われています。

ちなみに上千葉砂原公園は、ふれあい動物広場の他にも大型遊具やゴーカートなどもあり、子どもと一緒に遊べる施設となっています。

[住所] 東京都葛飾区西亀有1-27-1
[アクセス] 常磐線 亀有駅から京成タウンバス10分 上千葉砂原公園 下車
[営業時間] 09:00~17:00(水曜日から日曜日、祝日のみ)

あらかわ遊園 どうぶつ広場

あらかわ遊園 どうぶつ広場は東京都荒川区にある、あらかわ遊園内の動物園です。 入園料やアトラクションの利用料金が安いことで有名なあらかわ遊園ですが、プールや魚釣り場、どうぶつ広場もあります。 どうぶつ広場ではウサギやモルモットといった小動物、カピバラ、ワラビーといった動物と触れ合えます。

4~10歳を対象にポニー乗馬も体験が可能で、動物園の規模からしても子どもと一緒に楽しめる場所と言えるでしょう。

[住所] 東京都荒川区西尾久6-35-11
[アクセス] 都電荒川線 荒川遊園地前駅から徒歩約3分
[営業時間] 10:00~15:30

碑文谷公園 こども動物広場

東京都目黒区にある碑文谷公園の中にも、こども動物広場があります。 こちらの動物広場も動物と触れ合うことが可能で、有料のポニーへの乗馬体験や乗馬教室があります。 碑文谷公園は他にも、ボート場や体育館があり、目黒区内でも有数の大規模な公園です。 公園の中心には碑文谷池があり、周辺住民にとって憩いの場となっています。

[住所] 東京都目黒区碑文谷6-9-11
[アクセス] 東急東横線 学芸大学駅から徒歩約6分
[営業時間] 10:00~15:00

町田リス園

町田リス園は、東京都町田市にあるリスなどの小動物を専門とした小規模な動物園です。 1988年、東京都大島町にある「伊豆大島椿花ガーデン・リス村」から約400匹のリスを譲り受けて開園したこの動物園は、来園者が動物と触れ合える場所となっています。

リスの種類は、タイワンリスやシマリス、アメリカアカリス、キタリスなどさまざま。 名前を見るとリスのみが飼育されているように思えますが、実際はウサギやモルモットといった小動物も見られます。

[住所] 東京都町田市薬師台1-733-1
[アクセス] 小田急線 町田駅から21番バス乗場 本町田経由鶴川駅行き 薬師池 下車
[営業時間] 10:00~16:00

高尾山さる園・野草園

高尾山さる園・野草園は、東京都八王子にある猿と野草を楽しめる施設です。 東京都の観光地として知られる高尾山の中腹にあり、さる園には90頭近い猿が。飼育員が個性豊かなサルたちを紹介してくれます。

また、併設されている野草園では約300種類の山野草を見られます。 四季によってさまざまな風景を見られるため、一度は訪れてみたい場所ではないでしょうか。

[住所] 東京都八王子市高尾町2179
[アクセス] 京王線 高尾山口駅からケーブルカー乗り換え 清滝駅から徒歩約5分
[営業時間] 09:30~16:00

篠崎ポニーランド

篠崎ポニーランドは江戸川区にある動物園です。 その名の通り、ポニーと触れ合うことがメインとなる動物園で小学校6年生まで乗馬の体験が可能です。 ポニーだけでなくヤギやミニブタと触れ合うコーナーもあるため、幅広く楽しめるでしょう。

また、江戸川河川敷に整備されている篠崎ポニーランドでは花畑もあり、春にはポピー、秋にはコスモスが咲き広がります。

[住所] 東京都江戸川区篠崎町3-12-17
[アクセス] 都営新宿線 篠崎駅から徒歩約15分
[営業時間] 10:30~16:00(ポニー乗馬は10:00~11:30、13:30~15:00 7月15日~9月15日は午前中のみ)

大島公園動物園

東京都の中心からは少し離れてしまいますが、島嶼部である大島町にも動物園があります。それが大島公園動物園です。 大島公園動物園は、噴出した溶岩をそのまま使用するなど自然を生かした展示が特徴で、国の天然記念物であるカラスバトの繁殖を国内で初めて成功させるなど、希少生物の繁殖や飼育に力を入れています。

ヤブツバキやオオシマザクラの自然林を生かした、ウォークインバードゲージにはパルマワラビー、カピバラ、クロトキなどが見られます。 ワオキツネザル、バーバリーシープが見られるサル島。インカアジサシ、オオハナインコが見られるインコ舎。他にも、ラクダやラマ、ゾウガメなどが大島公園動物園で見られます。

[住所] 東東京都大島町泉津字福重2
[アクセス] 元町港からバス 大島公園ライン・大島公園行き 大島公園で下車
[営業時間] 08:30~17:00

東京でも動物に触れられる機会

このように、東京都だけでもこれだけの動物園が存在しています。 休日、出かけ先として動物園を選ぶことがあれば、ぜひこちらで紹介したものを参考にしてみてください。

また、動物園に訪れた際は動物と自然、生態系について考えることもおすすめします。 そうすれば、より動物園を楽しめることはもちろん、これから自然を改めて大切にするきっかけとなるかもしれません。

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