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謎の与那国島の遺跡は人工物か自然現象か?ダイビングツアーも人気!

謎の与那国島の遺跡は人工物か自然現象か?ダイビングツアーも人気!

日本の最西端に位置する、沖縄の与那国島。
その付近の海底に正体不明の遺跡のようなものがあることをご存知でしょうか。
海に沈んだ古代文明の遺跡なんて、とてもロマンチックではないでしょうか。
しかし、それは本当に古代人が残した遺跡なのでしょうか。
与那国島の遺跡についてご紹介します。

与那国島の海底遺跡とは

1986年、与那国島の南側の海底で、巨大な一枚岩をダイバーが発見しました。
それは、ただの岩ではないことは一目瞭然でした。
なぜなら、それはとても自然物とは思えないほど、直角な部分や、通路のように平坦な部分、柱が存在していたかのような穴が多く存在していたのです。
中には城門に見えるものや、それらを取り囲むように設置された石垣、階段状のものなどがあり、まるで巨大な城やピラミッドにも見えます。
人の手が入らなければ、このような形状の岩が数多く存在するとは思えないため、遺跡が発見されたと話題になりました。

1992年、琉球大学の教授らによって調査が行われ、1998年には「遺跡発見届」を沖縄文化局に提出します。
しかし、これは人が関与した証拠がないということで、遺跡としては認められず、現在もこの場所は自然にできた「地形」とされています。
それでも、この場所は「遺跡ポイント」と呼ばれるダイビングスポットで、与那国島の観光スポットとして人気があります。

古代文明が残した遺跡なのか?

遺跡とは認められていない、与那国島の海底地形ですが、遺跡説も完全に否定されたわけではありません。
これが遺跡だとすると、動植物の分布や鍾乳石から、約1万年前の海面上昇によって水没したものだと考えられるそうです。
それが事実だとしたら、世界最古の古代遺跡となります。

また、遺跡説に以下のような指摘があります。
この場所には、人が生活していたと思わせるような、道路や排水溝と思われる地形、巨石の組み合わせがあります。
また、自然現象とは考えにくい、クサビでも打ち込んだかのような、20センチから30センチの間隔で並ぶ竪穴の跡があります。
他にも、テラス上の地形があり、そこは左右対称となることから、加工の跡と思われることなど、人が手を入れたとしか考えられない、様々な形跡が存在しているのです。

自然現象説も!

これに対し、あくまでこれは自然現象であって、遺跡ではなく地形である、という指摘もあります。
人が加工したのではなく、浸食によってできた自然地形であるという説です。

まず、この場所の岩は浸食されやすいタイプの岩でした。
規則的な亀裂も、マグマが冷却される際に生じる「方状節理」という現象で説明が付くようです。

他にも、遺跡が海没したのであれば、数百年から数千年は波による浸食を受けるはずですが、その痕跡は見当たりません。
さらに「人工物に見える」というだけで、古代文明があったという決定的な証拠がほとんどない、とも言われています。
確かに、そこまで言われると、遺跡ならもっと痕跡があるはず…と思ってしまいますね。

謎だけどロマンがある!

与那国島にある、この岩のスポットが「遺跡」なのか「地形」なのか、発見されてから30年以上経っても、はっきりしたことはわかりません。
遺跡だった場合、人類の歴史も変わり、大きな発見であることは間違いありません。
地形だった場合も、自然現象の恐ろしさや奇跡的な光景に驚くばかりです。
つまり、どっちだったとしてもロマンが広がることは間違いありません。
もし、与那国島へ旅行に行くことがあれば、遺跡スポットへのダイビングも検討してみてくださいね。

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