アマゾン大火災の原因は?熱帯雨林が失われ温暖化促進の恐れ

アマゾン大火災の原因は?熱帯雨林が失われ温暖化促進の恐れ

アマゾンと言えば、南米ブラジルにある、世界最大面積の熱帯雨林です。 豊富な自然や生態系でよく知られるアマゾンですが、2019年は記録的な火災が発生してしまいました。

アマゾンでいったい何が起こったのでしょうか。 アマゾンの大火災の原因と温暖化の関係をご紹介します。

ブラジルのアマゾンで森林が炎上

ブラジルのアマゾンにある熱帯雨林が、2019年に入ってから、とてつもないペースで焼失しています。 これは、ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の人工衛星によるデータにより、森林火災の発生が過去最高で、2018年の同じ時期に比べて83%も増加しているそうです。

ブラジル最大の都市であるサンパウロは、8月19日、その火災によって黒煙に包まれ、1時間ほど暗くなってしまう、という被害がありました。 煙はサンパウロから2,700キロも離れた場所から風に乗って運ばれた、と考えられ、火災の規模が大きいことがわかります。

この火災は3週間も続き、ブラジルのボルソナロ大統領は政府に責任はないと主張。 被害拡大に歯止めがかからないことから、対処方針も示していない状態です。 これに対し、フランスのマクロン大統領は、フランスで8月24日から26日に開催されるG7サミットの中で、この火災を国際問題として議論すべきだ、見解を示しているようです。

大火災の原因は森林伐採?

この事件、気になるのはやはり火災の原因ではないでしょうか。

まず原因として考えられているのが、アマゾンの周辺で急速に増加している森林伐採が関係しているのではないか、ということです。 アマゾンでは、以前から開拓のために森に火を放つことがあり、制御できなくなって火災につながることが少なくありませんでした。

しかし、アマゾンは湿度が高いことから、火が広がることはなかったのです。 それが、開発によって木が減少してしまうことで空気は乾燥し、火災が起きやすい状況となってしまったと考えられています。

この状況に対し、ボルソナロ大統領は環境系の非政府組織による自作自演の可能性があると示唆しました。 ボルソナロ大統領は地球温暖化に対して懐疑的な姿勢を見せていることでも知られる人物で、今回の発言についても証拠は何も示していない様子です。

地球の酸素はアマゾンで20%作られている

アマゾンの火災は、日本に住む私たちにとって、遠い国で起こっていることのように思えますが、実は地球全体の危機につながる恐れがあります。 なぜなら、この火災は地球温暖化を促進してしまうことが懸念されているからです。

アマゾンの熱帯雨林は、たくさんの二酸化炭素を吸い込み、地球の酸素の約20%を生み出しています。 そのため、アマゾンは「地球の肺」と言われるほど、私たちが吸い込む空気に対して、重要な役割を担っているのです。

もし、この火災によってアマゾンの熱帯雨林が大打撃を受けてしまったら、二酸化炭素を吸収するどころか、逆にそれを発生させてしまう地域になる恐れもあります。 現在、地球では様々なことが要因で、二酸化炭素が増加し、温暖化の悪化が懸念されています。 そんな中、地球の肺と言われるアマゾンの熱帯雨林で大きな火災が発生しまったことは、人類にとって大きな痛手なのかもしれません。

地球温暖化に拍車がかかるのか

今、地球では様々なきっかけで温暖化の進行が激しくなってしまうことがあります。 このアマゾンの大火災も、その一つだと言えるでしょう。

アマゾンの火災をどうにかすることは、簡単なことではなく、日本に住む私たちにとっては、さらに難しいことです。 そのため、せめてこれ以上、二酸化炭素が排出されないように、電気をマメに消したり、使っていない家電製品のコンセントを抜いたりなど、簡単なことから実践してみてください。

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