クリスマスケーキが大量廃棄!売れ残りによる食品ロスの対策は?

クリスマスケーキが大量廃棄!売れ残りによる食品ロスの対策は?

12月のイベントの中でも、ひときわ華やかであるクリスマス。 そのシンボルと言えるクリスマスケーキですが、実は毎年のように食品ロスが問題になっています。

なぜクリスマスケーキ廃棄による、食品ロスはなぜ発生してしまうのでしょうか。 クリスマスケーキ廃棄による食品ロスや、その原因をご紹介します。

毎年発生するクリスマスケーキ大量廃棄による食品ロス

クリスマスシーズンになると、今年はどんなクリスマスケーキを準備しようか、と考えるのも楽しみの一つではないでしょうか。 しかし、そんな華やかなクリスマスの裏側では、クリスマスケーキの大量廃棄による食品ロス発生が非常に問題になっています。

それもそのはず、クリスマスになれば、お菓子屋さんはもちろん、スーパーやコンビニなどさまざまなお店では、とても売り切れるとは思えない量のクリスマスケーキが並び、多くの無駄が出ているのは一目瞭然なのです。

さらに、企業から発生する廃棄物だけでなく、家庭からも食べ残しは大量に発生し、毎年のようにケーキが捨てられているのです。

クリスマスシーズンは、クリスマスケーキの他にもローストビーフなどが大量に廃棄され、普段の2倍以上の食品廃棄物がリサイクル工場まで運ばれるそうです。 リサイクル工場に運ばれた食品は、処理された上で家畜の餌として利用されますが、焼却されるものも少なくはありません。

なぜクリスマスケーキは、廃棄物として大量に捨てられてしまうのでしょうか。

クリスマスケーキが大量廃棄される原因は

クリスマスケーキが大量廃棄されてしまう原因を考えてみましょう。

販売チャンスのロスを防ぐための過剰在庫

クリスマスケーキは、当然のことながら、クリスマスになれば多くの人が購入を求めます。 購入が集中することから、お店では売り切れが続出してしまい、企業は販売チャンスを逃してしまうことになります。

そうすると、企業としては販売チャンスのロスを防ぐために、過剰に在庫を増やしてしまい、どうしても食品ロスにつながってしまうのです。

売り場のインパクトを重視したボリューム陳列

売り場に商品を陳列する際、企業は消費者の興味を引くため、さまざまな工夫をします。

その中の一つに、ボリューム陳列、または単品大量陳列と呼ばれるものがあります。 これは一つの商品で売り場の一部を埋め尽くすことでインパクトを出し、消費者の視線を集めて商品を手に取りやすくさせる、というものです。

しかし、すべてが売れるとは限らないため、結果的に廃棄を出してしまう恐れがあるのです。

食べ残しに対する意識

企業側の問題だけではなく、消費者の意識に関しても問題があるかもしれません。 それは食べ残しに対する意識ではないでしょうか。

環境省による調査では、日本の食品ロス量は年間で643万トン(2016年度推計)と凄まじい量が排出されています。

参考:環境省 我が国の食品廃棄物等及び食品ロスの発生量の推計値(平成28年度)の公表について

もったいない、と感じる人は多くいたとしても、無駄を出さない心がけが、徹底されているかと言えば、難しい状況だと言えるでしょう。

完全予約制でクリスマスケーキによる食品ロス削減

このような現状に対し、いくつかの企業は食品ロス軽減を意識し、クリスマスケーキの販売方法を見直しています。 その一つが、クリスマスケーキの販売を完全予約制にすることです。

国内最大級のコンビニチェーングループ、ファミリーマートも、2019年からクリスマスケーキの販売を完全予約制に変更しました。 実はファミリーマートは、既に土曜の丑の日に販売するうな重の販売を予約制に切り替えていました。 結果、売り上げが2割減ってしまったものの、廃棄量を大幅に削減。 仕入れや廃棄の費用負担は軽くなったことから、利益はアップにつながったそうです。

このような取り組みは広がりを見せ、多くの企業がクリスマスケーキの販売方法を見直していると思われます。

もしかしたら、いつの日か、クリスマスケーキの売れ残りがほとんどなくなるかもしれません。

食品ロスは大きな無駄!

食品ロスは大きな無駄を生んでいます。 また、世界中で見れば多くの人が飢えに悩まされています。 私たちは、毎日のように食事を取れることに感謝し、無駄を出さないように心がけなければなりません。

クリスマスケーキの廃棄問題はもちろんのこと、普段から食品ロスの問題を意識し、少しずつ改善できるよう、ちょっとしたことからでも試してみましょう。

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