おしぼりは繰り返しリユースできるエコ!気になる衛生面もご紹介

おしぼりは繰り返しリユースできるエコ!気になる衛生面もご紹介

おしぼりは、日本人の生活に浸透した道具で、特に飲食店のサービスなどで使われます。 何度も使い回せるおしぼりは、エコな道具だと言えますが、少し衛生面が気になる人も少なくないでしょう。

また、最近は紙おしぼりも使われますが、環境に優しいのでしょうか。 おしぼりのエコや衛生面などをご紹介します。

おしぼりはエコなのか

おしぼりは、「古事記」や「源氏物語」が作られた頃まで遡るほど、とても歴史が長いと考えられています。 「おしぼり」という名前の由来は、旅人のために宿屋の玄関に用意された桶の中に手ぬぐいがあり、それをしぼって手や足を拭っていたため、そのしぼる行為が語源となったと言われています。

戦後復興により、日本に飲食店が増えたことで、おしぼりの習慣が広く普及し始めました。 その頃は、おしぼりを飲食店が自店で洗い、自家製のおしぼりを提供していたのですが、客数が増えたことで対応が追い付かなくなり、おしぼりをレンタルするビジネスが登場します。

その後も、外食産業が発展することで、おしぼりは量産されることになります。 使用されたおしぼりは、業者に回収され、洗浄・殺菌した後に、また飲食店へ提供されます。 また、1枚のおしぼりは、平均で25回、使い回されると言われています。

つまり、おしぼりはリユースが徹底されているのです。 さらに、おしぼりとしての使命を終えたものは、廃棄されずに、機械の手入れに使う雑巾「ウエス」として、再販されます。 そのため、おしぼりはエコに配慮されたものだと言えるでしょう。

おしぼりは不衛生?

何度も使い回されるおしぼりですが、衛生面としてはどうなのでしょうか。 中には、おしぼりで顔面を拭いてしまう人も見かけますが、マナーとしてどうなのか、ということは別にして、ばい菌が付着してしまう、ということはないのでしょうか。

実は貸しおしぼりは衛生的に厳しい基準があります。 それが、厚生労働省によって定められた「環境衛生指導基準157号」です。 変色や異臭、大腸菌群、黄色ブドウ球菌が検出されないか、ということや一般細菌数が10万個を超えていないかどうかが衛生基準となります。 その品質をクリアしたおしぼりの包装フィルムには、衛星マークの使用が認められます。

このように、適切な処理を施されたおしぼりは、衛生面についても配慮されているのです。

紙おしぼりはエコ?

一般的に使われるおしぼりと言えば、布が素材に使われていますが、紙製のおしぼりもあります。

紙製のおしぼりは、使い捨てとして利用されることが多く、その代わり衛生的という印象が持たれやすい特徴があります。 また、低コストという面もあり、使い捨てのおしぼりを導入する飲食店が多くなりましたが、環境に対する意識の高まりもあり、紙おしぼりから布おしぼりを取り入れるケースも多くなりました。

紙おしぼりの原料は、木から取り出したパルプであり、環境に負担をかけている、と言えなくもありません。 しかし、昨今では再生紙100%の紙おしぼりも登場し、幅広く流通されるようになりました。 そのため、紙おしぼりもエコに配慮されているものも、多いと言えるでしょう。

このように、おしぼりからも、社会全体がエコへの意識が高まっていると考えられます。

広がるエコ意識

おしぼりは、エコに配慮されたアイテムであり、社会のエコへの意識を感じられるものだと言えるでしょう。 人が地球から得た資源を長く使えるように工夫され、衛生面についても配慮されているのです。

しかし、使う側の私たちがエコを意識しなければ、このような取り組みが無駄になってしまう恐れもあります。 おしぼり以外でも、何かを使うときには資源を無駄にしないよう配慮し、エコへの意識を忘れないようにしましょう。

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