海藻が地球温暖化を解決する?栄養素も豊富で万能な食材!

海藻が地球温暖化を解決する?栄養素も豊富で万能な食材!

この世界で最も大規模な環境問題と言えば、地球温暖化ではないでしょうか。 温暖化の対策は簡単なものではなく、多くの人が様々な研究に専念し、たくさんの意見が交わされています。

そんな中、海藻が温暖化を和らげるかもしれない、と話題になっています。 海藻はなぜ温暖化問題に対する救世主となるのでしょうか。

温暖化を緩和するかもしれないと言われ、健康や美容にも効果的と言われる万能食材、海藻についてご紹介いたします。

温暖化問題の救世主は「海藻」

私たち人間は日々、二酸化炭素を排出しながら生活し、それが地球温暖化の原因の一つであると言われています。 そんな状態でありながら、二酸化炭素を吸収する役割がある森林は、人による伐採や火災によって、失われ続けています。

しかし「海の中の森林」が温暖化対策として非常に効果的だ、という研究に注目が集まっています。 その「海の中の森林」と言われる存在が海藻です。

海藻は、成長も早く二酸化炭素を効率よく吸収する、という特徴があり、さらに海の酸性化や酸素濃度の低下なども緩和し、水中の生物多様性や人間の食料まで確保する役割があるとのことです。 その効果は、世界中の海藻が育つ海域のたった0.001%で大型の海藻を栽培して、海中に沈めてしまえば、世界の水産養殖業から排出される炭素をすべて相殺できるほどだ、と言われるほどです。

他にも、海藻は加工することでバイオ燃料として活用ができたり、牛のゲップによるメタン排出を抑えたりと、多くの環境問題を緩和させる力があると言われています。 これからは海藻が熱心に栽培される時代がくるのでしょうか。

参考:Current Biology Blue Growth Potential to Mitigate Climate Change through Seaweed Offsetting

欧米は海藻の養殖に消極的?

アメリカには海藻を栽培するために適した海岸線がありますが、実はそれほど積極的に海藻の栽培は行われず、ほとんどが日本や中国などのアジアで行われています。

なぜなら、欧米ではあまり生の海藻を食べる習慣がないからなのだとか。 日本では海藻はサラダを始めとして、料理のトッピングに使われることも多く、当然のように食べていますが、世界的に見れば実は珍しいようです。

一説によると、欧米で海藻を食べない理由は、日本人は生の海藻を分解できる腸内細菌があっても、欧米の人々にはそれがないことから、海藻を消化することが苦手であることが原因、と言われています。他にも諸説あり、ただの食文化の違いだとも言われています。

また、英語では海藻を「Seaweed(シーウィード)」と言い、これは直訳すると海の雑草という意味になり、欧米の人にはあまりいい印象ではない言葉のようです。 しかし、最近ではヘルシー志向が強くなったことから、欧米でも海藻を食材として使われることが増え「Sea Vegetable(シーベジタブル)」と呼ばれることも多いそうです。 だとしたら、これから海藻が幅広く活躍することもありそうですね。

海藻は健康や美容にも効果的!

次に、海藻がどれだけ人体にとってもいいものなのかをご紹介します。 海藻は、その高い栄養価によって、健康と美容に絶大な効果を発揮します。

栄養面については、ミネラルや食物繊維が豊富で、新陳代謝を促し、糖尿病や高血圧、脳卒中に効果的なものもあります。

美容面については、多くの栄養素がバランスよく含まれながらも低カロリーであることから、ダイエットにも効果的です。 ビタミンAやB2は皮膚や粘膜の細胞を健康にして、ビタミンCは肌の白さを保ちます。

さらに、海藻が含む水溶性食物繊維は、水分を吸収して膨張することから、満腹感を与え、不必要な成分を取り込みながら大腸へと運ばれることから、健全な排泄を促してくれます。 海藻を食べることで、無理なダイエットをすることなく、無駄なものを排泄できることから、ダイエットを成功させてくれるのです。

海藻を食べて温暖化防止に貢献

最後に、食材として代表的な海藻をご紹介します。 何がどのような効果があるか把握して、料理に取り入れれば、きっと温暖化防止に貢献しながら健康になれるはずです。

海藻の美味しさが広まれば、栽培の範囲が広がり、温暖化防止に貢献できるに違いありません。ぜひ積極的に海藻を食べてみましょう。

ワカメ

海藻と言えば、やはりワカメを最初に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 ワカメは体内でナトリウムを吸着して排出することから、高血圧を防ぎ、血中コレステロールを下げます。

また、排泄を促すことから便秘にも効果的であり、肌や皮膚の健康を保つヨウ素を多く含んでいます。

昆布

昆布はアルギン酸やフコイダンなどの水溶性植物繊維を多く含んでいることから、糖質や脂質の吸収を抑えて、コレステロール値の上昇を抑えてくれます。

また、人体にとって必須とも言えるミネラルですが、これにはいくつかの種類があります。 昆布は人体に必要なミネラルのほとんどを含んでいることから、細胞組織や生理機能を整えてくれるには、最適な食材と言えます。

アカモク

最近、注目されている海藻と言えるのが、アカモクです。

ワカメや昆布と比較しても多くのミネラルや食物繊維、ポリフェノールを含み、フコキサンチンによる脂肪燃焼作用、フコイダンによって免疫力を高め、がんの抑制にも効果があると研究されているのです。

このような海藻を食べて、健康になりながら地球温暖化防止にも貢献しましょう。

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