水の節約方法!ちょっとした手間を加えて実践できるエコ

水の節約方法!ちょっとした手間を加えて実践できるエコ

少し手間を加えるだけで、エコな生活を実践できるケースは多々あります。
エコな生活を心がければ、環境に優しく、節約にもつながるため、一石二鳥と言えるのではないでしょうか。
水の使用方法についても、ちょっとした手間でエコが実践できて、節約にもなります。
少しの手間を加えることで、エコロジーに水を節約する方法をご紹介します。

水を無駄にしないエコ知識

水道は便利で、蛇口を捻れば水が出てきますが、流れっぱなしの水は少しもったいないかもしれません。
蛇口を捻ると、水は絶え間なく出続けるため、少し手を洗うだけの場合は、かなりの無駄があると言えるのではないでしょうか。
もちろん、こまめに蛇口を閉めて、水が無駄に流れることを防ぐ方法もありますが、ついついそのまま使ってしまうものです。
それでは、水道が定着する前はどのようにしていたのでしょうか。
昔の生活が節約できるエコな生活を教えてくれます。

吊り手水

最近では見る機会が減ってしまいましたが、少し前は「吊り手水(つりちょうず)」と言われる手洗い器がありました。
吊り手水は、アルミ製のものや陶製のもの、ブリキのものなど様々で、そんな容器に水を溜めて置けるものでした。
吊り手水の底面には細くて小さな棒が突き出ていて、それを押し上げると底にある栓が開いて、水が出てくる仕組みになっています。
このとき流れる水は、手を洗う程度であれば十分の量だけであるため、水道の蛇口に比べると無駄に水を使うことはありません。

手水鉢

昔は手水鉢(ちょうずばち)と言われるものが手洗い場にありました。
これは大きめの鉢に井戸水を蓄えておき、使う分だけ柄杓で汲んで手を洗っていたのです。
神社でお参りする際に手を洗いますが、それと同じ要領です。
少し面倒ではありますが、これも無駄に水を使うことなく、節水につながると考えられます。

エコな方法で水をお湯へ

お湯についても冬場だと、つい使いすぎてしまうものです。
節約しながらお湯を使う方法はないのでしょうか。

タライで作る日向水

タライを使ってお湯を作る方法があります。
日向水、という言葉があるように、日の当たる場所に水を放置することで水温が上昇します。
昔は洗濯機がなくて、衣類は手洗いでした。
タライを使って日向水を作り、温かい水で洗濯をしていたのではないでしょうか。
最近ではタライを使うことは少ないと思いますが、靴を洗うときなどちょっとした掃除には使えるでしょう。
また、タライがなくてもペットボトルで日向水を作ることは可能です。
ペットボトルをマジックで黒く塗りつぶしておけば、日の光を吸収しやすくさらに有効になります。

太陽熱温水器

民家の屋根の上に、黒いガラスのようなものが並べられているのを見たことがあると思います。
太陽の赤外線を熱として水を温める装置「太陽熱温水器」です。
日向水を効率よく作る装置である言えます。
特にお風呂やシャワーの給水用として役立つことでしょう。

水の他にも少しの手間がエコにつながる

このように、ちょっと昔に使われていたような方法を用いれば、節水やエコにつながります。
便利な世の中になりましたが、その分だけ資源を使ってしまい、環境を破壊する恐れもあります。
現在の人間の技術は、生態系の中で使われるエネルギーの量を超えているのかもしれません。
そうだとしたら、少し昔の技術の方が人間と自然にとって、ちょうど良いバランスだったと言えるのでしょうか。
少しの手間を加えるだけで、節水やエコにつながるのであれば、このような方法も試してみても良いのではないでしょうか。

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