エコプロ2018に行ってきた!SDGsを広く取り上げた環境展示会
12/6から12/8に東京ビッグサイトで開催された、エコプロに参加してきました。 エコプロではリサイクルに関する最新技術や、企業の取り組みなどを学ぶことができます。 今年のエコプロも様々な企業が出展し、日本のリサイクルの今を知ることができました。
そんなエコプロ2018の様子をレポートしたいと思います!
目次
エコプロ2018とは?SDGsを広く取り上げた環境展示会
エコプロとは、東京ビッグサイトで開催される環境に配慮された製品やサービスを紹介する展示会です。 主催は産業環境管理協会と日本経済新聞社で、1999年から毎年12月に開催されています。
2016年からは、それまで「エコプロダクツ展」としていた名称を「エコプロ」としました。 エコプロは、数々の企業が出展し、多くの来場者が訪れる、国内最大規模の展示会です。
第20回となる、今回のエコプロのテーマは「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」がテーマです。
エコプロ2018に行ってきた!参加レポート
それでは、エコプロ2018の展示の中で、気になったものをいくつかご紹介いたします!
段ボールのリサイクル
まずは段ボールの特徴やリサイクルの仕組みを紹介する「レンゴー株式会社」の展示。 段ボールの特徴を分かりやすく解説するパネルが多数ありました。
様々な機能を果たし、リサイクル率の高い段ボール。 それがどれだけ私たちの生活を支えているのか、よくわかります。
日本の棚田
以前、エコトピアで紹介した棚田。 その共同展示コーナーです。
棚田の魅力や意義を分かりやすく説明されていました。 また、特産品やお酒の紹介もあり、棚田から得られる様々な恩恵を知れました。
リサイクルされるプラスチック容器
「日本プラスチック食品容器工業会」の展示では、プラスチックの「安全・安心・エコ」が紹介されていました。
植物から作らた、環境に優しいプラスチック容器が何種類も展示されていました。
バイオPET(バイオポリエチレンテレフタレート)
一部植物由来の原料を使用して透明性がある。
再生PET(ポリエチレンテレフタレート)
使用済のペットボトルなどを原料にして作られる。
PLA(ポリ乳酸)
100%植物からできているプラスチック
他にも、プラスチック容器のリサイクルについても解説などがありました。
下水道掃除ロボットを展示
下水道を守る「管清工業」の展示では、お掃除ロボットが紹介されていました。 人が入って作業するには、狭すぎて環境も悪い下水道の管内。 そこは有害ガスや水位上昇などの様々な危険が伴いますが、こちらで紹介しているロボットがあれば安心です。
その名もグランド・スウィーパー。
下水道の流れにとって弊害となる堆積物や汚水を高圧洗浄し、さらにそれらを吸引することで、管内を綺麗にしてくれます。 私たちが普段使っている下水道の安全を守ってくれているのが、グランド・スウィーパーなのですね。 また、展示されているグランド・スウィーパーを操作することもできました。
鉄のリサイクル
鉄を様々なものにリサイクルする「新日鐵住金株式会社」は映像やパネルで、鉄の魅力を解説してくださいました。 多くのものにリサイクル可能で、様々なシーンで活躍する鉄製品が、どれだけ省資源に貢献しているのか理解できました。
新日鐵住金株式会社もSDGsを意識した鉄の開発を行い、温暖化対策の推進にも積極的です。
みんな大好きガンプラ
バンダイナムコグループの展示では、男の子であれば誰もが組み立てたことがあるだろう「ガンプラ」が展示されていました。
ガンプラは生産時に出てしまう不要なプラスチックをしっかりとリサイクルし、「エコプラ」へと再生しているようです。 他にもエコなおもちゃなどが紹介されていました。
びっくりドンキーも出展
ハンバーグレストランとして広く知られている「びっくりドンキー」が今年も出展していました。
こちらでは、使用済みの油のリサイクルや、お皿のリユース、制服のリサイクルなど、びっくりドンキーの環境への配慮が見られます。
食べ残しをリサイクルする処理機「ゼロワンダー」が生ゴミをリサイクルする様子も見れました。 また、ハンバーグも会場で食べれたようです(残念ながら時間外で食べれませんでした…)。
外務省によるSDGsの解説
外務省のブースでは、政府によるSDGsの目標達成に向けた活動や取り組みなどを紹介。
さらに、外務省地球規模課題総括課の公式アカウントをフォローしている人には、SDGsのバッジをプレゼントしてくれました。
エコトピアも外務省地球規模課題総括課の公式アカウントをフォローしていたため、バッジをいただきました!
Twitter公式アカウントはこちら → https://twitter.com/SDGs_MOFA_JAPAN
エコプロ2018はエコや環境問題を学べる
このように、エコプロ2018では、環境に配慮された製品やサービスを多く知ることができました。 エコや環境について、あまり知らない、という方でも、わかりやすい解説や体験できる展示もあり、楽しめる内容となっています。
ぜひ、まだエコプロを体験したことがない方も、来年はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。 また、この記事を作成するにあたり、ご協力くださった企業の皆様、誠にありがとう御座いました。
また来年も東京ビッグサイトで!