怪物の住処?海にぽっかりあいた大きな穴「ブルーホール」とは

怪物の住処?海にぽっかりあいた大きな穴「ブルーホール」とは

海の怪物と言えば、どのような姿を想像するでしょうか。
タコやイカの姿をしたクラーケン、ヘビや竜を思わせるリヴァイアサンなど、海の怪物は古今東西で語られています。
これらの怪物を実際に目にすることは、非常に難しいことですが、海の怪物が住んでいそうな場所だったら、この世界の海にもあるのです。
それはブルーホールと言って、世界各地の海で見られます。
ブルーホールはどのような場所なのでしょうか。

ブルーホールとは

ブルーホールとは、まるで海中に現れる巨大な穴のような場所のことを言います。
浅瀬に穴が空いて、その部分だけ水深が深くなるため、上空から見るとその部分だけ色が濃く、そこから怪物でも現れそうな場所に見えるのです。
なぜ、このような場所があるのかと言うと、昔あった洞窟や鍾乳洞が何らかの理由で海中に水没してしまったことから、海の一部に巨大な空間が作られたと考えられています。
また、海に潜って海中から見ても大変美しいことから、ダイバーには人気のスポットとしても知られています。
そんなブルーホールは、一度は見てみたい地球の絶景ポイントだと言えるでしょう。

世界各地にあるブルーホール

それでは、ブルーホールはどのような場所で見られるのでしょうか。

ベリーズ

中央アメリカの北東部にあるベリーズ。
そこには世界第2位の広さの珊瑚礁があります。
その珊瑚礁は、ベリーズ珊瑚礁保護区として世界遺産に登録されていますが、その中に直径313メートルに及ぶ巨大なブルーホールがあります。
それは「グレート・ブルーホール」と呼ばれるだけでなく「海の怪物の寝床」とまで言われるほど圧巻のブルーホールです。

バヌアツ共和国

南太平洋に浮かぶ島々からなるバヌアツ共和国。
そこで一番大きな島と言えるエスピリトゥサント島には、わかっているものだけでも、6カ所のブルーホールが存在しています。
バヌアツ共和国のブルーホールは、ジャングルの奥に突如として現れるため、他のブルーホールとは違った風景が見られます。

ダハブ

アラビア半島とアフリカ大陸の北東部、その間にあるシナイ半島にダハブという村があります。
そこはエジプトの有名なダイビングスポットで、ビーチからブルーホールが見えます。
ここには、世界中のダイバーが訪れますが、死亡事故が多発する危険な場所としても知られています。

南シナ海

南シナ海にあるパラセル諸島には、最も深いブルーホールが存在します。
中国の研究機関が海中探査ロボットを使って調べたところ、深さは300メートルに達することがわかりました。
以前からその存在は知られ、地元の住民には「南シナ海の目」「竜の穴」と呼ばれていたそうです。

グアム

グアムにも人気のブルーホールが存在します。
このブルーホールが人気な理由は、その形にあります。
なんとハート形のブルーホールなのです。
カップルで潜ることができたら、ちょっとした感動を味わえるでしょう。

渡名喜島

ブルーホールは日本でも見られます。
沖縄の渡名喜島(となきそん)に「島尻崎ホール」と呼ばれるブルーホールがあるのです。
ダイビングでは、吸い込まれるような幻想的な青い空間を堪能できます。

ブルーホールは地球の神秘の一つ

地球には様々な神秘が存在しますが、ブルーホールもその一つと言えるでしょう。
自然が作った美しい光景は、人間の活動によって失われてしまう恐れがあります。
最近もプラスティックのゴミが海を汚染していると広く話題になっています。
そういったことが続いてしまうと、ブルーホールもいつかは美しい光景を失ってしまうかもしれません。
美しい自然がこれからも残るよう、ぜひリサイクルや環境問題を意識してみてください。

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