神奈川でおすすめの植物園は?人気スポット15選をご紹介

神奈川でおすすめの植物園は?人気スポット15選をご紹介

植物は地球環境において重要な存在であり、私たち人間にとっても資源や癒しとなります。 そんな植物を展示し、私たちに学習の場を与えてくれる施設が植物園です。 日本中に数多く存在する植物園ですが、その魅力はどういった部分にあるのでしょうか。 今回は神奈川県にある植物園をご紹介します。

神奈川の植物園をご紹介!厳選15選

それでは、神奈川県にある人気の植物園15か所をご紹介します。

神奈川県立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン

神奈川県立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデンは、平塚市寺田縄にある植物園です。 旧・神奈川県農業総合研究所の跡地に建設され、2010年3月にオープンしました。

こちらでは、5月初旬に満開となるバラ園が特に有名で、園内には約1,300品種、2,300株が植えられ、系統・分類ごとに楽しめます。

立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデンの特徴は、園内は3つのゾーンに分かれていること。 フラワーゾーンは、季節の花木や草花が観察できるエリア。アグリゾーンは、トマトやトウモロコシといった野菜が育つ様子も観察できるエリア。めぐみの研究棟ゾーンは、農業や園芸に関する知識を深められる学びのエリアとなります。

[住所] 神奈川県平塚市寺田縄496-1
[アクセス] 東海道本線 平塚駅からバス秦野駅行に乗車 平塚支援学校前から徒歩約5分
[営業時間] 営業時間 09:00~17:00

神奈川県立大船フラワーセンター

神奈川県立大船フラワーセンターは、鎌倉市岡本にある植物園です。1967年に神奈川県農業試験場の跡地に開設され、日比谷花壇大船フラワーセンターという愛称で親しまれています。 日比谷花壇大船フラワーセンターは、総面積63,900平方メートルと広大な敷地の中で、さまざまな種類の植物が楽しめる植物園です。

具体的には、シャクヤク園やバラ園、ハナショウブ、ボタン、サルスベリなど。四季折々の植物が楽しめます。 他にも、ランチやティータイムを過ごせるレストハウス、写真などが展示される展示場もあり、植物を観察した後も園内で有意義な時間が過ごせるでしょう。

[住所] 神奈川県鎌倉市岡本1018
[アクセス] 東海道本線 大船駅から徒歩約16分
[営業時間] 営業時間 09:00~17:00(3月~10月) 09:00~16:00(11月~2月)

小田原フラワーガーデン

小田原フラワーガーデンは、小田原市久野にある植物公園です。 四季を通じて花が楽しめる植物公園として、1995年に小田原市が整備しました。

小田原フラワーガーデンのメイン施設である「トロピカルドーム温室」は、小田原市環境事業センターの余熱を利用した温室で、約300種の熱帯・亜熱帯の花木、果樹を植栽しています。 この温室では、バナナ、パパイヤ、ハイビスカスといった植物の観察が可能です。

他にも、渓流の梅園、バラ園、ハナショウブ池といった見どころもあるため、幅広く植物を楽しめます。

[住所] 神奈川県小田原市久野3798-5
[アクセス] 大雄山線 飯田岡駅から徒歩約20分
[営業時間] 営業時間 10:00~16:00

藤沢市長久保公園都市緑化植物園

長久保公園都市緑化植物園は、藤沢市辻堂太平台にある植物園です。 藤沢市の都市化が進む中で、市民が自然と触れあえるよう、1989年に開園しました。 みどりの普及啓発活動の拠点としての意味合いも兼ね、さまざまな植物が見られることが特徴です。

園内の名物は、花のプロムナード、バラ園、渓流広場など。 花のプロムナードは、植物園のメインストリートを彩る大花壇で、季節の草花が美しくデザインされています。 バラ園は、もちろん花の女王と呼ばれるバラを中心としたスペース。 渓流広場は、樹林地から清らかな流れがあり、野鳥たちが水浴びする姿も見られます。

[住所] 神奈川県藤沢市辻堂太平台2-13-35
[アクセス] 小田急線 本鵠沼駅から徒歩約15分
[営業時間] 営業時間 09:00~16:30(みどりの相談)

江の島サムエル・コッキング苑

江の島サムエル・コッキング苑は、藤沢市江の島にある藤沢市立の有料観光施設です。 もとは江の島の貿易商サムエル・コッキングが明治時代に造成した庭園でしたが、後に植物園として開園。 日本で3番目に古い植物園であり、1950年からは江の島植物園として経営されていました。 2002年に改修工事のため閉園しますが、翌年から藤沢市の公園施設「江の島サムエル・コッキング苑」として再開しています。

苑内にはさまざまな観光施設がありますが、植物園としての魅力が十分に残されています。 例えば、コッキングがコレクションした熱帯植物や植物園時代に植栽されたリュウゼツランなど。 280品種800本といわれるツバキのコレクションは1994年に「かながわ花の名所100選」に選ばれています。

また、1949年に地下に埋め込まれた温室遺構が2002年のリニューアル時に再発見され、公開されています。

[住所] 神奈川県藤沢市江の島2-3-28
[アクセス] 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅から徒歩約20分
[営業時間] 営業時間 09:00~20:00

箱根強羅公園 熱帯植物館

箱根強羅公園は、足柄下郡箱根町にある公園。箱根登山鉄道が運営し、国の登録記念物に指定されています。

こちらは、明治時代以降、別荘地・避暑地として開発されていた強羅地区に、華族など上流階級の親睦・保養施設として、1914年に開園しました。 1957年に有料公園として一般開放され、植物園・体験型工芸施設を整備。

現在も温室やバラ園、牡丹園といったさまざまな花々を楽しめるだけでなく、体験工芸館、茶室なども利用が可能となっています。

[住所] 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
[アクセス] 鉄道線 強羅から徒歩約10分
[営業時間] 営業時間 09:00~17:00


関連記事

箱根湿生花園

箱根町立箱根湿生花園は、足柄下郡箱根町仙石原にある植物園です。 日本で初めての湿生植物園として知られています。

根湿生花園はその名の通り、湿原をはじめとして川や湖沼など、水湿地に生育している植物を楽しめる植物園です。 日本の各地に点在している湿地帯の植物200種、草原や林、高山植物 1,100種の他、珍しい外国の山草も含めた約1,700種の植物が花を咲かせます。

[住所] 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
[アクセス] 鉄道線 強羅駅から施設めぐりバスに乗車 湿生花園前で下車
[営業時間] 営業時間 09:00~17:00(12月から3月中旬まで休園)

横須賀しょうぶ園

横須賀しょうぶ園は、横須賀市阿部倉にある市立の公園です。 こちらでは、毎年5月から6月にかけて、広大な菖蒲田に412品種、14万株のハナショウブが咲き、美しい景観を目にできます。

しょうぶ園の他にも、ふじ苑やしゃくなげ苑、バラの庭園、スイレン池もあることから、1年を通して花々を観賞できることも特徴です。 ビジターセンターには100名収容のレストラン、展示室、休憩室もあるため、少し休みたいと思ったら休憩も取れるでしょう。

[住所] 神奈川県横須賀市阿部倉18-1
[アクセス] 横須賀線 衣笠駅から京浜急行バスに乗車 しょうぶ園で下車
[営業時間] 営業時間 09:00~19:00(5月~8月) 09:00~17:00(9月~4月)

横浜イングリッシュガーデン

横浜イングリッシュガーデンは、横浜市西区にある庭園です。 2,200種類のバラを中心に、横浜の気候風土にあった草花や樹木が集められ、春から秋にかけた自然の風景を楽しめます。 ローズ&クレマチスガーデン、ローズ&ペレニアルガーデンなどエリアが分かれていますが、それぞれ違った魅力があり、見る人を飽きさせません。

また、オリジナルのショップとカフェがあり、花々を楽しんだ後も、横浜イングリッシュガーデンだけのグッズや食事を満喫できます。

[住所] 横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内
[アクセス] 相模鉄道本線 平沼橋駅から徒歩約10分
[営業時間] 営業時間 10:00~18:00(3月~11月) 10:00~17:00(12月~2月)

くりはま花の国

くりはま花の国は、横須賀市にある公園です。 自然の地形を生かし、緑が豊かであることが特徴的な公園で、首都圏における花の名所として知られています。 見どころとして有名な花は、ポピー・コスモス園やハーブ園などが挙げられます。

また、大人も夢中になるアーチェリー・エアーライフル場、ゴジラの滑り台がある冒険ランド、東京湾の絶景を楽しめる天空BBQといった施設もあり、ファミリー層から大変人気な公園です。

[住所] 神奈川県横須賀市神明町1
[アクセス] 横須賀線 久里浜駅から徒歩約15分
[営業時間] 入園自由

生田緑地ばら苑

生田緑地ばら苑は、川崎市多摩区にある庭園です。 こちらの歴史は古く、開苑は1958年のこと。当時は「東洋一のばら苑」と賞されていました。

また、ばら苑は1927年に開園した向ヶ丘遊園の1施設でした。しかし、2002年に向ヶ丘遊園は閉園。 バラ苑の存続も危ぶまれましたが、市民の声に応えて川崎市が引き継ぎ、現在も春と秋の開花時季に無料で一般公開を行っています。

[住所] 神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1 旧向ヶ丘遊園内
[アクセス] 小田急線 向ヶ丘遊園駅から徒歩約13分
[営業時間] 09:00~16:30(土日祝の場合 5月中旬~6月初旬) 09:00~16:00(土日祝の場合 10月中旬~11月初旬)

山下公園 未来のバラ園

山下公園は、横浜市中区山下町にある公園です。 こちらは、関東大震災の復興事業として、1930年の3月に開園。 2016年にバラ園が再整備され、「未来のバラ園」としてリニューアルされました。 約190種、2,650株のバラが楽しめ、開花時期には多くの人で賑わいます。

また、博物館船である氷川丸やみなとみらいも近いことから、休日であればぜひ訪れてみたいスポットだと言えるでしょう。

[住所] 神奈川県横浜市中区山下町10
[アクセス] みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩約3分
[営業時間] 入園自由

川崎市緑化センター

川崎市緑化センターは、川崎市多摩区にある植物園です。 もとは1936年に開設された神奈川県農業試験場東部園芸指導地でしたが、何度か別の施設として利用された後、1979年に都市緑化の推進のために設定された川崎市緑化センター条例に基づき、川崎市緑化センターとなりました。

園内は東園と西園に分かれ、それぞれの魅力があります。 東園はツバキ園、ツツジ園、藤棚、温室郡。西園は和風見本庭園、ローズガーデン、ハーブ園など東園とは一味違う魅力があります。

また併設されている緑の相談は、来園者の花と緑に関する疑問に答えてくれる施設で、電話による相談も可能となっています。

[住所] 神奈川県川崎市多摩区宿河原6-14-1
[アクセス] 南武線 宿河原駅から徒歩約7分
[営業時間] 9:00~16:30(3月~10月) 9:00~16:00(11月~2月)

横浜市こども植物園

横浜市こども植物園は、横浜市南区六ツ川にある植物園です。 もともと、この地はコムギの研究で著名な植物遺伝学者の木原均博士の研究所がありましたが、国際児童年を記念して1979年に開園しました。

こちらでは、横浜市の市町村花であるバラを150種栽培するバラ園、野草園、くだもの園などが整備され、ニュートンのリンゴの木、メンデルのブドウといった珍しい種も集められています。 展示研修館の1階は植物の展示やパネル展示などを開催。2階では親子教室、ガーデニング講習会などを開催しています。

[住所] 神奈川県横浜市南区六ツ川3-122
[アクセス] 横須賀線 保土ケ谷駅からバス東戸塚駅東口行き 児童遊園地入口で下車 徒歩約5分
[営業時間] 9:00~16:30

辻村植物公園

辻村植物公園は、小田原市荻窪にある植物公園です。 明治時代、地元の素封家辻村家によって創立された辻村農園の梅園が前身となります。 公園の大半は梅林によって占められ、収穫の時期は梅干しづくり体験のイベントや青梅の販売などが行われることも。

他にも、ピクニック広場、四季の丘、こもれびの道など自然と触れ合える見どころが存在しています。

[住所] 神奈川県小田原市荻窪4381
[アクセス] 東海道本線 小田原駅から箱根登山バスいこいの森(わんぱくらんど)行き 辻村植物公園で下車
[営業時間] 9:00~16:30

神奈川の植物園で生物多様性の重要性を学ぼう

このように、神奈川県だけでも多くの植物園があり、それぞれの魅力があります。 ぜひ、次の休日は植物園を訪れ、緑に触れ合ってみてはいかがでしょうか。 また、植物は私たちの生活を支える存在でもあります。 植物園を訪れたら、その尊さを学んでみてください。

関連記事

あわせて読みたい

関連タグ

カテゴリー

人気の記事

  • 先月
  • 全て

人気のタグ

おすすめの記事

スペシャルコンテンツ

関連リンク