霧ヶ峰のおすすめ観光スポットは?美しい景色と自然を満喫

霧ヶ峰のおすすめ観光スポットは?美しい景色と自然を満喫

環境問題により自然が奪われている、という話題はたくさんありますが、地球上にはまだまだ美しい自然が残されています。 その一つが長野県にある観光地、霧ヶ峰です。

霧ヶ峰には、美しい自然や文化に囲まれた環境であり、人々を癒してくれる地域だと言えます。 霧ヶ峰とは、どのような観光地で、どのようなおすすめスポットがあるのでしょうか。長野県の霧ヶ峰をご紹介いたします。

観光スポットとして有名な霧ヶ峰はどんな場所?

霧ヶ峰は長野県の諏訪市、茅野市などにまたがる火山ですが、観光地として知られています。 霧ヶ峰を構成する山々は、車山、蝶々深山、殿城山などがあり、どれも登山にふさわしい美しい環境です。

最高峰となる車山高原もレジャースポットとして栄え、レストランやテニスコートの他に、冬季であればスキー場などの設備もあります。 北西部には、日本を代表する湿原の一つとも言われる、八島ヶ原湿原も存在します。 八島ヶ原湿原は8,500から10,000年ほど前に形成されたと考えられ、植物が腐らない泥炭層として堆積しています。

また、霧ヶ峰は高原であることから、涼しい気候で四季折々の景色を楽しめます。 5月はコバイケイソウ、6月中旬にはレンゲつつじ、7月中旬にニッコウキスゲといった植物が見頃を迎えます。

また、霧ヶ峰では古くから人々の生活があり、旧石器時代に使われていたと思われる、黒曜石を用いた石器などが発見されています。 中世には御射山の祭りが開催され、武士たちによる狩りや弓矢などの腕比べがあったと考えられているようです。

昭和に入ってからはスキーの観光地として開発されますが、1939年に国の天然記念物に指定され、霧ヶ峰は現在も多くの自然を残しているのです。

霧ヶ峰のおすすめ観光スポットは?美しい景色から温泉まで!

そんな美しく素晴らしい環境である霧ヶ峰ですが、どのような見所や観光地があるのでしょうか。 おすすめのスポットをご紹介します。

美しい景色が広がる車山高原

霧ヶ峰のおすすめ観光スポット「車山高原」

いくつも見所がある霧ヶ峰ですが、やはり車山高原は見逃せないスポットだと言えます。 レジャー施設が並ぶことはもちろんですが、初夏から秋にかけて高原植物の花が色付くことも大変魅力的です。

中でも7月は、山頂周辺でニッコウキスゲの黄色が広がり、とても美しい景色となります。 山頂までリフト移動も可能なので、山登りの準備をしなくても楽しめることでしょう。

自然豊かな八島ビジターセンター

霧ヶ峰のおすすめ観光スポット「八島ビジターセンター」

特別天然記念物に指定されている、八島ヶ原湿原を深く知れるのが、八島ビジターセンターです。 八島ビジターセンターでは、湿原の成り立ちが館内に展示されています。 また、湿原の周辺をガイドの方に案内してもらうことも可能で、八島ヶ原湿原の自然を十二分に楽しめるのです。

歴史あるグライダーふれあい館

霧ヶ峰のおすすめ観光スポット「グライダーふれあい館」

少し意外かもしれませんが、霧ヶ峰は日本のグライダー発祥の地です。 その歴史は大正時代までさかのぼり、当時からグライダー飛行が行われていました。 現在でも、グライダーが飛行するための滑走路があり、付近にあるグライダーふれあい館では、機体の展示や資料の展示が楽しめます。

自然の中で温泉も満喫!

霧ヶ峰の周辺、特に蓼科(たてしな)と呼ばれる地域には温泉もあります。 そこでは、最強の戦国武将と名高い武田信玄が愛したと言われる、芹ヶ沢温泉の湯を汲み取ったホテルが多く、観光の後にゆっくり疲れを癒すこともできるのです。 中には、露天風呂も備わっているホテルもあり、霧ヶ峰の自然を一望できるものもあるようです。

霧ヶ峰の絶景で楽しむ!キャンプ場とスキー場

霧ヶ峰は夏限定で、霧ヶ峰キャンプ場が解放されます。 水洗トイレや炊事場などの施設が利用できますが、売店などはありませんので、しっかりとキャンプの準備が必要です。

冬は、車山の噴火でできたなだらかな草原にあるスキー場が楽しめます。 レベルに応じたコースを選択できるので、初心者でも安心です。

同時に行きたい観光スポット!諏訪湖と諏訪大社

霧ヶ峰のおすすめ観光スポット「諏訪湖と諏訪大社」

霧ヶ峰まで観光へ行ったのであれば、ぜひ諏訪も見ておきたいところです。 諏訪湖では珍しい自然現象、御神渡り現象が見られます。

また、全国にある諏訪神社の総本山である諏訪大社も見所です。 五穀豊穣を祈る神、諏訪明神が祀られています。

自然を楽しむ観光スポットなら霧ヶ峰

このように、霧ヶ峰は美しい自然により、人々を癒してくれる観光地です。 地球には霧ヶ峰のような美しい場所が、まだ多く残されていますが、環境問題が悪化する昨今では、いつかその存続が危ぶまれてしまうこともあるでしょう。

私たちは、このような自然を失ってしまうことがないよう、3Rやエコを意識した生活が必要です。 できることからでも、少しずつ意識を高めていきましょう。

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