オーストラリアの山火事でコアラも大惨事!原因は何だったのか

オーストラリアの山火事でコアラも大惨事!原因は何だったのか

国によっては、頻繁に山火事が起こる地域がありますが、2019年もいくつかの地域で大規模な山火事が起こりました。 オーストラリアで起こった山火事も大規模で、多くの被害があり、個体数の減少が懸念されているコアラも巻き込まれてしまいました。

オーストラリアの山火事はどれほどの規模で、なぜ起こってしまったのでしょうか。 2019年に起こったオーストラリアの山火事と、その原因をご紹介します。

オーストラリアで大規模な山火事が発生

2019年の9月、オーストラリアの南東部、ニューサウスウェール州で山火事が発生します。 11月12日の時点でも山火事は継続し、ニューサウスウェールズ州だけでも、165万ヘクタールが消失し、住宅は600戸以上が破壊されたと言われています。 ニューサウスウェールズ州と隣接する、クイーンズランド州にも火は迫り必死の消火活動が行われました。

この山火事はオーストラリアの森林火災の中でも、過去最悪と言われ、シドニーでも非常時宣言が出されています。 そのシドニーでは、山火事による煙が空を覆い、危険なレベルの大気汚染が発生している状況です。

これは大気汚染が深刻と言われるインドのデリー首都圏と同等のレベルの汚染濃度で、AQI(大気質指数)は186を測定しているそうです。 この山火事により、現在も多くの人が避難しなければならない状況に陥っています。

山火事の原因は何だったのか

最近では、アマゾンの熱帯雨林の火災、インドネシアの森林火災もあり、大きな被害が発生しましたが、オーストラリアでは何が原因で山火事が発生してしまったのでしょうか。 山火事は農業で使われた火が拡大することが多いですが、オーストラリアの山火事については、落雷が出火原因と見られています。 また、オーストラリアの気候は、気温が高く乾燥していることから、干ばつが頻発し、山火事が起こりやすい状態でした。

他にも、山火事を進行させてしまう事件がありました。 山火事を止める方法として「迎え火」というものがあり、これは火災の進行方向にある下草などを焼却することで、火を食い止めるというものです。 しかし、オーストラリアで大麻を栽培している男が、山火事から大麻を守ろうと迎え火を試みましたが、失敗してしまい、火が燃え広がってしまいました。 男はそれ以上、消し止めることなく、結果的に男は逮捕されてしまうことになります。

他にも、何らかの理由で火を広げる放火犯が複数いると考えられ、市民に情報提供を呼び掛けています。

山火事によるコアラの悲劇

この山火事で大きな被害に合ったのは、人間だけではありません。

多くの動植物の生息地が山火事によって奪われることになりましたが、オーストラリアを代表とするコアラにとっても、この山火事は大変な事件でした。 コアラは絶滅が危惧されつつある動物ですが、この山火事で生息地が奪われ、絶滅に一層近づいてしまうのでは、と懸念されています。

そして、コアラが木にしがみつき、炎の中で泣き叫ぶ中、現地の女性に助けられるという出来事がありました。 毛に火がついてしまったコアラは、混乱して山火事の方へ向かってしまいそうになりましたが、それを見ていた女性が果敢にも救出に向かったのです。 このときの様子は動画に撮影されていて、世界中で多くの人に見られることになりました。

助けられたコアラは「ルイス」と名付けられ、ポート・マッコーリー・コアラ病院で看病されましたが、胸や脚に重度のやけどを負い、回復が見込めないことから安楽死の処置をする、という結果に。 山火事はこのように、多くの悲しい結末を生み出してしまったのです。

災害の備えと環境への負荷を考えよう

日本ではこれほど大規模な山火事は起こりませんが、最近では災害と言える豪雨や台風が頻繁に発生します。 そのため、大きな災害が発生した際の十分な備えは必要だと言えるでしょう。

また、これらの災害も環境問題が関係している恐れがある、と言われることも少なくはありません。 何かを購入するときや、行動するとき、それが環境へ負荷をかけていないのか、少しでも考えてみてください。 そのような意識が、環境の負担を抑え、災害を減らし、悲劇を減らすことになるかもしれません。

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