日暈・ハロ現象とは?太陽の周りに光の輪が発生する原因をご紹介

日暈・ハロ現象とは?太陽の周りに光の輪が発生する原因をご紹介

何気なく太陽を見上げたら、その周りに虹のように綺麗な光の輪がかかっている、という光景を目撃したことはないでしょうか。 この美しい現象は、日暈(ひがさ)、もしくはハロ現象と言います。

なぜ、日暈・ハロ現象は発生するのでしょうか。原因や発生理由を解説します。 他にも、日暈・ハロ現象に関する逸話もご紹介いたします。

太陽の周りに光の輪が!日暈・ハロ現象とは

太陽の周りに光の輪が発生する大気光学現象。それを日暈・ハロ現象と言います。 その輪が虹色に見えることから、白虹(しろにじ)と呼ばれることもあります。

これは、とても美しい現象ではありますが、あまり目にしない光景のため、インターネットではUFO説や政府陰謀説、なんて言われることも。 実際に、2015年の5月、メキシコの上空に日暈・ハロ現象が発生した際、不吉な出来事の兆候であると捉えた人々から、国立測候所まで30件ほど問い合わせがあったのだとか。 現在は、科学力も進み、人々はある程度の不思議な現象では驚きませんが、やはり見慣れないものを目にすると不安になってしまうかもしれませんね。

しかし、問い合わせを受けたメキシコの国立測候所の担当者によると、この現象、実はそんなに珍しくないようで、日頃から人々が空を見上げることが少ないだけ、ということです。 こんなに美しい光景が珍しくないのであれば、ぜひ見てみたいものですよね。それでは、どういった状況で、日暈・ハロ現象は発生するのでしょうか。

日暈・ハロ現象はなぜ発生する?原因や理由

日暈・ハロ現象は発生する原因は、氷の粒による、光の屈折です。 巻層雲という高い場所に発生する雲があるときに、日暈・ハロ現象は発生しやすくなります。 巻層雲は氷の粒で構成されたもので、薄いベールのようであることから、薄雲とも言われます。

この巻層雲が、太陽を覆うとき、光が氷の粒にぶつかることで、光が屈折や反射し、日暈・ハロ現象が発生するのです。 太陽の光は、白に近い色に見えますが、実は様々な色を含んでいます。これが氷の結晶を通すと、屈折して様々な色に分離することから、日暈・ハロ現象は虹色に見えるのですね。

また、日暈・ハロ現象が目撃されると、雨が降る前触れだと言われています。 日暈・ハロ現象の原因である、巻層雲が出現することは、低気圧や前線が接近している証拠であり、雨が降る確率が高いそうです。

もし、日暈・ハロ現象を見たら、その美しさに見惚れてしまうだけでなく、干したお洗濯のことも考えた方がいいかもしれないですね。

日暈は中国で兵乱の兆しと言われていた!

日暈・ハロ現象について、興味深い話があります。 古代の中国では、白虹が太陽を貫くと、兵乱(戦争が起こって平和が乱れること)の兆しと言われていました。 中国の歴史書である、史記ではこんなエピソードがあります。

紀元前227年、後の始皇帝となる秦王は、強大な軍事力を誇り、領土拡張を目指していました。 人々は秦王に恐れを抱き、弱小国の燕も、国を滅ぼされてしまうのでは、と恐怖を抱いていました。

そこで燕は、荊軻(けいか)という暗殺者を放ちます。荊軻が秦王暗殺を謀った際、武器を象徴する白い虹が、王を象徴する日輪を貫いたことから、暗殺は成功したと信じられました。 しかし、荊軻は暗殺の一歩手前まで迫りましたが、失敗して斬り殺されてしまいます。

このようなエピソードがあるほど、日暈・ハロ現象は大昔から、珍しい現象として認識されていたことがわかります。

不思議な自然現象

日暈・ハロ現象のように、世界には美しかったり奇妙だったりする自然現象が数多く存在します。 このような現象も自然のバランスが崩れてしまうことで、二度と見られなくなってしまう恐れもあります。

ぜひ、美しい現象が失われないよう、環境に負担をかけない生活を心がけたいですね。 また、日暈・ハロ現象はあまり見ないものではありますが、不吉なことが起こる前触れというわけではありません。 ただ、雨が降る前触れである可能性は少なからずあるようなので、それだけ意識してみましょう!

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