ミゾゴイとは?新宿に現れた珍鳥の正体【絶滅動物シリーズ】

ミゾゴイとは?新宿に現れた珍鳥の正体【絶滅動物シリーズ】

世の中には不思議な生物がたくさん存在していますが、都心ではそのような生き物を見る機会は少ないでしょう。 しかし、日本の新宿で不思議な鳥が出現した、という目撃情報がありました。

その鳥の正体は絶滅危惧種である、ミゾゴイではないか、と噂されています。 それでは、ミゾゴイとはどのような鳥なのでしょうか。また、なぜミゾゴイは絶滅危惧種になってしまうほど、個体数を減少させてしまったのでしょうか。

新宿に現れた謎の鳥!正体は絶滅危惧種のミゾゴイか?

2020年5月15日の朝、新宿に謎の鳥が現れた、とSNSに写真が投稿されました。 その鳥は、褐色の羽と黄色い目を持ち、何かに驚いたかのような表情で、ただ直立しているだけです。 新宿にはカラスやハトなどの鳥はよく見かけますが、このような鳥は目撃することはありません。

そのため、この投稿にはたくさんの反応があり、鳥の正体について議論されました。 様々な意見が寄せられますが、この鳥は「ミゾゴイ」ではないか、という指摘が。 ミゾゴイは絶滅危惧種であり、この世界に1,000羽いるかどうか、と言われるほど希少な鳥です。 NPO法人バードリサーチによると、この鳥はミゾゴイに間違いない、ということで、なぜ新宿に現れたのか、ということに対しては、やはり不明だと言うことです。

また、ミゾゴイは2013年に大阪の梅田にも現れたこともあるようです。その際も、珍しいミゾゴイが人前に現れた、と話題になりました。

参考:Jタウンネット なぜこんな場所に…? JR新宿駅前に現れた謎の鳥、まさかの絶滅危惧種だった

ミゾゴイってどんな鳥?

それでは、新宿に現れたミゾゴイとは、どのような鳥なのでしょうか。

ミゾゴイはペリカン目サギ科ミゾゴイ属に分類される鳥類で、別名をヤマイボと言います。 全長は49センチメートル、体重490グラム程度で、平地から低山地の森林に生息。 中国やフィリピン、台湾などに生息するミゾゴイですが、繁殖は主に日本で行い、冬季はフィリピンまで南下して越冬します。 ミゾゴイの食性は肉食。ミミズからサワガニ、小魚も昆虫も、幅広く食します。

また、ミゾゴイは危険を感じると、首を垂直に伸ばし、動きを停止させることで、木の枝に擬態して身を守ります。 他にも、ミゾゴイは鳴き声が特徴的だと知られています。その鳴き声から、地域によってウシドリ、ウメキドリ、ヤマイボなどの方言名もあるのです。

ミゾゴイの絶滅に瀕している理由は?

絶滅危惧種とされるミゾゴイですが、何が原因で個体数が減少してしまったのでしょうか。

ミゾゴイは森の中に住む鳥であり、人目に付かないだけで、それほど珍しい種類ではありませんでした。 しかし、現在では個体数が1,000羽未満と言われ、繁殖地である日本の里山が減少することで、ミゾゴイも絶滅に近付いてしまいました。

他にも、ミゾゴイ減少の原因として挙げられるのは、東南アジアの森林が伐採されることで、生息地の破壊されていることです。 ミゾゴイが越冬する東南アジアの地域では、森林の開発が進み、ここでも生息地が失われつつあるのです。

さらに、ミゾゴイが餌を捉えるための、農地や水場は、開発で減少し、ゴミの不法投棄も増えています。 そのため、ミゾゴイが生息できる環境が減少し、少しずつ絶滅に迫られているのです。

ミゾゴイが日本中で見られるためにも

ミゾゴイはたまたま新宿に現れましたが、とても珍しい鳥であり、絶滅に瀕しています。 ミゾゴイの減少は、人間による森林伐採や開発など、生息地が奪われていることが原因です。

私たち人間の行動は、動植物に何かしらの影響を与えることがほとんどです。 これからは、そのことをしっかりと意識して、リサイクルやエコを心がけてみてはいかがでしょうか。

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