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SDGs・環境問題に関する企業の取り組み【2023年3月】仏教SDGsや持続可能な醸造所をご紹介

SDGs・環境問題に関する企業の取り組み【2023年3月】仏教SDGsや持続可能な醸造所をご紹介

環境問題や社会問題の解決は、企業の取り組みが大きく関係していると言われています。 そのため、SDGsというワードが広まってからは、企業は社会貢献活動に対し、さらに積極的になりました。

そんな企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組みを、エコトピアは紹介しています。 今回は2023年の1月~3月の間に話題となった、企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組みをご紹介します。

企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組み[2023年3月版]

それでは企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組みを見ていきましょう。

朝日出版の雑誌と伊沢拓司のQuizKnockがコラボ

朝日新聞出版の小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」、子育て情報誌「AERA with Kids」、学習漫画シリーズ「科学漫画サバイバル」が、クイズ王として知られる伊沢拓司さんが率いるwebメディア「QuizKnock(クイズノック)」とコラボして、地球の未来について考える「カーボンニュートラルのサバイバル」プロジェクトを立ち上げました。

脱炭素社会を実現する取り組みとして、温室効果ガスの排出と吸収・除去の量をプラスマイナスゼロにする「カーボンニュートラル」が注目されています。 このプロジェクトでは「カーボンニュートラル」を子どもたちが理解し、自分たちと関係する問題であると捉えてもらうために「科学漫画サバイバル」と「QuizKnock」が協力。楽しみながら「カーボンニュートラル」を学べる機会を提供します。

「ジュニアエラ1月号」の付録「カーボンニュートラルのサバイバル」では漫画とクイズでカーボンニュートラルについて解説。また、「科学漫画サバイバル」が●●のサバイバルとしてタイアップ冊子を制作することは、国内では初めての取り組みです。

参考:朝日新聞出版 QuizKnock(クイズノック)と一緒に地球を救おう!カーボンニュートラルのサバイバル

量り売りによるエコショッピングを促す「GramX」

株式会社寺岡精工は、2/15(水)~17(金)に幕張メッセで開催された「第57回スーパーマーケット・トレードショー2023」で、世界初の減算式はかりを使ったバルク販売システム「GramX」を初披露目しました。

この「GramX」は、減算式はかりにNFC技術(近距離無線通信規格。搭載している機器同士なら近づけるだけで通信できる技術)を搭載した「SBS-1000NFC」を利用。 さらに、プリンターコンソールをつなげ、単価の違う多品種をセルフ量り売りで買い回りすることを実現します。

従来の量り売りは、商品の重さを計量し、その都度精算バーコードラベルを発行し、容器の重さを計算して差し引く必要がありました。 しかし、「GramX」は。秤にNFCを搭載して、商品の購入情報をNFCカードのIDに紐づけていることから、精算用ラベルの出力をたった1回で済ませることが可能です。

また、「GramX」は減算式のため、1つのトレーの中に複数商品を入れても、容器の重さを差し引く必要もありません。 総菜や食品の量り売りコーナー、ベーカリーショップ、ペットフード店など「GramX」を導入すれば「多種類を少量ずつ食べたい」「色々な新しい商品を試してみたい」「複数の容器を使いたくない」といったユーザーの声に応える売り場づくりが実現し、さまざまな業種のお店で新しいエコショッピングの可能性を広げます。

参考:寺岡精工 世界初の減算式はかりを利用したバルク販売システム「GramX」 2/15~17 スーパーマーケット・トレードショーで世界初お披露目

龍谷大学の仏教SDGsとゼロカーボンキャンパス

京都府の龍谷大学は、3/3(日)に2023年度事業戦略発表会を開催。 こちらでは、仏教SDGs事例紹介やゼロカーボンキャンパス達成に向けた、全キャンパス再生エネルギー化計画など、龍谷大学の取り組みに関する最新情報が発表されました。

仏教を建学の精神に持つ龍谷大学が掲げる「仏教SDGs」とは、持続可能な社会を実現するためには「自省利他」という行動哲学が重要である、という考え。 SDGs達成のためには、目の前の課題に対処するだけでなく、なぜそれをするのか、と意識の視野を広く持つことが必要であり、常に自分を省みて他(自然・社会・人)の幸せや利益を追求する「自省利他」が重要である、というものです。

「ゼロカーボンキャンパス」については、全キャンパス再生エネルギー化の具体的計画、学生が中心となり大学の環境活動調査や気候変動対策の提言を行う「学生気候会議」が発表されました。

参考:ReTACTION 仏教SDGsについて

クラフトビールの持続可能な醸造所

千葉県銚子市のクラフトビール、銚子ビールの製造販売を行う、チョウシ・チアーズ株式会社は「銚子ビールで新醸造所設立への挑戦」を開始しました。このプロジェクトのポイントは3つ。

1つ目は、多くの人に銚子ビールを届けるため、クラフトビールの持つ、地域に根差した文化を育む力で銚子の魅力を発信する大きな醸造所を新設すること。

2つ目は、より多くの醸造量を実現する設備と缶充填機を整備すること。今まで、犬吠醸造所で300Lの醸造設備でクラフトビールを製造してきた銚子ビールですが、新しい醸造所には1000Lの醸造設備を導入。これまでの5倍以上のクラフトビールを提供することが可能に。 また、缶は素材や充填進歩により、新鮮さや美味しさを保ち、瓶に比べて低コストで配送可能になったこと、リサイクル率も96%を超えていることに着目し、缶充填機も整備して、持続可能な醸造所(サステナブルワリー)を目指しています。

3つ目は、街の賑わいづくりの挑戦として、代表である佐久間氏の実家「藤兵衛」本店の暖簾を「銚子ビール藤兵衛醸造所」として再生し、さらにチョウシグッドビール・カフェを併設。 つくりたてのフレッシュな銚子ビールや地域企業とのコラボ実現した「銚子灯台コーラ」、銚子ビールのモルト粕を活用した「モルトエナジーバー」などの販売するほか、ビアガーデン企画など地域と協働するスペースを育成します。

「クラフトビールで銚子を世界一“チョウシいい”まちに!」を目指して、3/2(木)~31(金)まで、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディングも挑戦しています。

参考:チョウシ・チアーズ株式会社 CAMPFIRE クラウドファンディング 実施中「クラフトビールで銚子を世界一”チョウシいい”まちに!銚子ビールの新醸造所設立への挑戦!」2023/3/2-3/31

企業はSDGsや環境配慮に取り組んでいる

環境問題や社会問題の悪化により、企業はSDGsや環境配慮に力を入れています。 時代の変化により、評価される企業は利益を上げるだけでなく、SDGsや環境配慮といった社会に対する貢献も重要な点となりました。

もし、貴方が取り組む事業活動もSDGsや環境配慮に取り組むことを検討しているのであれば、余剰在庫・不良在庫のリユースを試してみてはいかがでしょうか。 事業活動の中で余剰在庫・不良在庫の発生を完全に防ぐことは難しいことです。 しかし、これらを廃棄してしまうことは環境に悪影響を与えてしまい、最悪の場合は企業の価値を落としかねません。

エコトピアでは、そんな企業の悩みを解決するため、余剰在庫・不良在庫の廃棄による環境問題を低減する取り組みを行っています。 リユース・リサイクルの対象は、家電をはじめ家具雑貨や金属資源まで、ありとあらゆる商品に幅広く対応。 余剰在庫・不良在庫の処分に困っている。廃棄費用を削減したい。そんなときは、エコトピアにご相談ください。

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