2019年夏も猛暑!各地で観測史上最高の気温を記録で温暖化を懸念

2019年夏も猛暑!各地で観測史上最高の気温を記録で温暖化を懸念

2019年の夏もとんでもない猛暑がやってきました。 各地で観測史上最高と言われる気温が観測され、外出には熱中症対策が必須となりました。

そこで気になるのが、未来の気温…つまり、地球温暖化の進行ではないでしょうか。 2019年の夏の状況と、温暖化の進行についてご紹介します。

各地で観測史上最高の気温に

2019年7月、欧州では連日のように熱波に襲われ、最高気温記録の更新が続きました。 これまで、パリの最高気温記録は1947年7月の40.4度と言われていましたが、42.6度が記録されました。 イギリスのケンブリッジでも、観測史上最高となる38.7度が記録され、多くの人がその暑さに頭を悩ませたようです。

欧州中期予報センター(ECMWF)が、各都市の気象データを集計し、2019年の7月は観測史上、最も暑い月だったと発表したことからも、2019年の夏が欧州にとって凄まじく暑い日々だったことは間違いありません。 また、国内でも各地で観測史上最高となる気温が記録され、北海道でも観測史上初めてとなる2夜連続の熱帯夜が確認されました。

毎年のように、夏の暑さが厳しさを増しているようですが、やはり温暖化の進行が関係しているのでしょうか。 このまま、温暖化が進行してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。

参考:Copernicus Another exceptional month for global average temperatures

今後18ヵ月の温暖化対策で未来が

地球温暖化の進行は世界のあらゆるところで見られます。 異常気象や永久凍土の融解、海面の上昇など自然のバランスが崩れ、歴史的な景観が沈んでしまうことも恐れられています。

そこで重要視されるのが、2015年に採択されたパリ協定や、同年に採択された国際目標であるSDGsです。 いかにこれらを達成するか、時間との戦いでもあります。

この状況にアメリカの非営利団体セレスで、気候とエネルギー問題を担当する、スー・リード氏は「これからの18ヵ月が温暖化ガスの排出削減に向けて本格的に動く重要な時期だ」と発言しました。 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、パリ協定の目標である、世界の気温上昇を摂氏1.5度に抑えることを達成するには、少なくとも来年から温暖化ガスの排出が減少し始める必要があると警告しています。

しかし、現状は決して削減が進んでいるとは言えない状況でしょう。

温暖化により生産性も低下

この温暖化による気温上昇は、なんと経済にも大きな関係があるようです。

国際労働機関(ILO)が公表した、労働生産性と地球温暖化の影響をまとめた報告書によると、気温上昇による熱ストレスが増加してしまうことで、生産性が低下するとのことでした。 それは、2030年までに全世界で2兆4千億ドルの経済損失につながる恐れがあるとも指摘されていたのです。

中でも農業や建築業への影響が大きいと考えられ、暑さのリスクから労働者を守るため、国による取り組みが必要だと、ILOは警告しました。 猛暑と言われる環境で労働を行えば、身体機能の低下により、生産性も悪くなるでしょう。 熱中症により、命を落としてしまうことも考えられます。

温暖化は人間の活動によって、世界規模で発生している環境問題と考えられていますが、その結果、私たちは多くのものを失ってしまう恐れがあると言えるでしょう。

参考:International Labour Organization Increase in heat stress predicted to bring productivity loss equivalent to 80 million jobs

熱中症に注意しながらエコを

このような状況の中、私たちにできることは少なからずあるはずです。 電気を無駄遣いしない、なるべくエコ製品を使うなど、身近なことでも温暖化を食い止める一端を担うことができるのです。

しかし、近頃の夏は本当に暑い日々が続いています。 エアコンを使わない、といった方法でエコを心がけようとすれば、命に関わるかもしれません。 無理はしないよう、熱中症に気を付けながらエコにチャレンジしてみてください。

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