【STAY HOME】家で遊べばエコ!家族とできるゲームや過ごし方
2020年は新型コロナウイルスの影響で、5月の連休も可能な限り、家で過ごすよう望まれています。 しかし、せっかくの連休を何もせず過ごすのは、少しもったいないように感じてしまいますよね。
そんなときには、家で遊べるゲームを家族と一緒にやってみるといいかもしれません。家で遊べば、感染リスクも低下し、エコにも貢献できるので、一石二鳥なのです。 家で遊べるゲームとその歴史、エコにつながる理由などをご紹介します。
目次
エコにも貢献!家で遊ぶ方法
家で遊ぶことは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐだけではありません。 人間が移動しないことで、かなりエコで環境にもいいのです。なぜなら、人が移動するだけで二酸化炭素は発生し、環境を壊してしまう恐れがあるからです。 人間の活動が大気にどれだけ影響を与えているのかは、今回の事態で多くの人が知ったことでしょう。
だからこそ、この時期は家で楽しく過ごす方法を実践し、自分や大切な人にとって、そして地球にとっても優しい行動を心がける必要があります。 それでは、そんな家で遊べる方法やゲームをご紹介します。家族と過ごす方は、ぜひ参考にしてみてください。
言葉遊び系のゲーム
言葉遊び、と言われると何だか江戸時代や、もっと昔の遊びのように感じるかもしれませんが、現代人も様々な言葉遊びと馴染みが深いはずです。 代表的な言葉遊びと言えば「しりとり」ではないでしょうか。これは誰もが遊んだことがある、言葉遊びだと思います。
他にも「伝言ゲーム」や「山手線ゲーム」なんかも言葉遊びとして挙げられます。 盛り上がりそうなのは「なぞなぞ」や「外国語禁止ゲーム」などでしょう。
なぞなぞは、一冊なぞなぞの本を買えば、それだけで楽しめますし、外国語禁止ゲームは簡単そうで難しく、使い慣れた言葉をあえて避けようとしたことで、シュールなワードが出てしまい、みんなで爆笑…という展開も期待できるのではないでしょうか。
工作系の遊び
何かを作ることを始めたら、なかなか止まらないことって、ありますよね。 小さいお子さんもできる、工作系の遊びと言えば、まずは粘土ではないでしょうか。
他にも段ボールや折り紙を使った工作は、子供の想像力を伸ばす、いい遊びになります。 その横でお父さんが日曜大工をするのもいいかもしれませんね。
少し大人向けになると、プラモデルや大き目なジグソーパズルに挑戦するのも、かなりの時間を充実して過ごせるかもしれません。
鉄板!カードゲームやボードゲーム
家で遊べるゲームの鉄板と言えば、やはりカードゲームやボードゲームではないでしょうか。
カードゲームは、トランプやウノのことですね。特にトランプなら様々な遊び方があるので、簡単にあきることはないでしょう。
ボードゲームはオセロや将棋、人生ゲームなどの「すごろく」も該当します。 頭を使うオセロや将棋は、なかなか濃密な時間を過ごせますし、大人になってからやる人生ゲームは、改めて人生を学べて違った楽しみ方ができるかもしれませんね。
手を使った遊び
手を使った遊び、とだけ言われると、何のこと?と首を傾げてしまうかもしれませんが、例えば「じゃんけん」です。 じゃんけんだけでも、様々な変種があり、地域によってその遊びの名前やルールが違うこともありますよね。
他にも、掛け声と共に親指が何本立つか予測するゲーム…あれも、地域によって呼び名が違います。どのゲームのこと?という人でも、ユビチッチ、バリチ、指スマという名前のどれかを聞けば、あれか!とイメージできるのではないでしょうか。
こういったシンプルなものも、やってみると、運や駆け引きなど、スリリングでエキサイティングなゲームですよね。
意外と知らない?家で遊べるゲームの歴史
家で遊べるゲームをいくつか、ご紹介しましたが、これらは身近なものであるにも関わらず、意外にどういう歴史で登場したのか、知らないものばかりではないでしょうか。
トランプ、ボードゲーム、じゃんけんなど、誰もが知っている遊びの歴史を追ってみましょう。
トランプ
カードゲームの中でも、最もポピュラーと言えるトランプ。その起源は諸説あります。古代エジプト、インド、中国、アラブなどから発生し、欧州に持ち込まれた、という説です。どれが正しいのかは、はっきりしませんが、いずれも東方で発生したものが、欧州に持ち込まれたということは一致しています。
その欧州で最初にトランプが登場したのは、14世紀前半のイタリア、もしくはフランスだと言われています。これがイギリスに渡り、現代の形とほとんど同じ形式となり、英語圏に広まりました。
日本にトランプが渡ったのは、16世紀。その頃は「かるた」と呼ばれ、1598年には当時の高知県を収めていた長宗我部元親が「博奕かるた諸勝負を禁止」していたこともあるほど、流行ったと考えられています。
明治時代ではさらにトランプ遊びが盛んとなり、1902年にはあの任天堂がトランプの製造を始めています。 ちなみに、プラスチック素材のトランプを日本で初めて製造したのも、任天堂で、それは1953年のことでした。
ボードゲーム
ボードゲームの歴史は古く、遺跡から発掘されている状況から、紀元前3000年以前だと推定されています。 それは古代エジプトの遺跡から発見された、セネトと言われる競争ゲームでした。
日本には盤双六という名前で、遅くとも7世紀には中国から伝来されたと考えられています。 古代インドでは、チャトランガというボードゲームが登場し、これは将棋やチェスの起源となった、と言われています。 囲碁は古代中国の春秋時代に生まれ、オセロの登場につながったと考えられています。
20世紀に入ると、様々なボードゲームが登場し、戦略や経営を盤面で再現するものが、遊ばれるようになりました。
じゃんけん
じゃんけんにも起源は諸説ありますが、ウィーン大学で日本学を研究する、セップ・リンハルトの「拳の文化史」によると、江戸時代から明治時代にかけて、日本で成立されたと言われています。
日本は昔から、拳遊びと言われるものがあり、古くは平安時代から「三すくみ拳」と言われる遊びがありました。 これはヘビ、カエル、ナメクジの三すくみを表現し、ルールはほぼじゃんけんと同じものでした。
つまり、この三すくみ拳が、19世紀にじゃんけんへと変化し、20世紀に入って日本文化が海外へ広がると同時に、じゃんけんも世界中へ広がりました。
緩まずステイホームでエコな遊びに興じよう
このように、家で楽しめる遊びやゲームは、たくさんあります。 家で楽しい時間を過ごせば、新型コロナウイルスの感染拡大の予防だけでなく、環境への負荷を抑えられます。
実際、多くの国で新型コロナウイルスの影響で大気が改善された、と報告があります。 健康と環境のためにも、ぜひここで紹介した遊びやゲームを試してみてください。