最強の恐竜は誰だ!ティラノサウルスなど猛者たちをご紹介
最強…その言葉は多くの人を惹き付けます。 地球が始まってから現在まで、その言葉に最も近い動物の種類は…恐竜ではないでしょうか。
そして、その恐竜たちの中で最強と言えるのは、誰なのか気になるところですよね。 最強と思われる恐竜たちをご紹介します。
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目次
最強の恐竜は誰だ!強い恐竜たちをご紹介
恐竜と聞くと、どれも獰猛で恐ろしいイメージを抱くかもしれません。 しかし、恐竜の中でも強い種類と、そうではない種類が存在します。 それでは、恐竜の中でも最強と思われる種類は誰なのでしょうか。
トリケラトプス
トリケラトプスは、中生代後期白亜紀、現在の北アメリカ大陸に生息していた植物食恐竜です。 トリケラトプスという名前は「三本の角を持つ顔」を意味します。
その名の通り、頭部に3本の角があり、これを使って捕食者から身を守っていたと考えられています。 凄まじいスピードで相手の懐に入り、角で突き刺し、ティラノサウルスにも致命傷を与えていた、と考えられています。
ブラキオサウルス
ブラキオサウルスは、中生代ジュラ紀後期、ローラシア大陸西部およびゴンドワナ大陸の一部に分布していた恐竜です。 ブラキオサウルスは約25メートルと長身で、長い間、最も大きい恐竜として知られていました。 もちろん尻尾も長く、それによって相手をなぎ倒していたと考えられます。
デイノニクス
ラテン語で「恐ろしい鉤爪」という意味の学名を持つ、デイノニクス。 大きな鋭い鉤爪が特徴の恐竜で、全長3.5メートル前後あり、白亜紀前期、北アメリカに生息していました。 デイノニクスは、自慢の鉤爪を使って獲物を切り付け、捕えていました。
そして、デイノニクスの恐ろしいところは、この鉤爪だけではなく、素早く身軽なところです。 さらに、一般的な恐竜に比べて知能が高かったため、スピードと知能を活かし、集団で行動することで、巨大な恐竜さえも倒していたと言われています。 スピードと知能、そして鋭い鉤爪を使った、強い恐竜だと言えるでしょう。
カルカロドントサウルス
カルカロドントサウルスは、中生代白亜紀前期終盤から同紀後期序盤の間に、アフリカ大陸北部で生息していた肉食恐竜です。 体長は約12~13.3メートルに及び、史上最大級の肉食恐竜だと言われています。
サメのように鋭い歯を持つことも特徴であり、他の肉食恐竜が捕食者だけでなく腐肉食者でもあったと言われるのに対し、カルカロドントサウルスは歯の形状から捕食者の傾向が強かったと考えられています。
ギガノトサウルス
ギガノトサウルスは、中生代白亜紀後期初頭、南アメリカに生息した大型肉食恐竜です。 体長は約13.2メートルと巨大で、優れた嗅覚を持っていたと考えられています。 そして、走るスピードも速かったことから、これらを利用して巨大な草食恐竜を捕食していました。
ただ、顎の力が弱かったギガノトサウルスは、獲物を倒すときは、何度も噛みつき失血死させるか、首に噛みついて窒息死させるというスタイルだったと考えられています。
アクロカントサウルス
アクロカントサウルスは、白亜紀前期、北米大陸に生息した肉食恐竜です。 体長は11~12メートルを超える巨大な肉食恐竜で、名前の由来もギリシャ語で「丈の高い神経棘(背ビレ)」という意味を持ちます。 頑丈で鋭いタカのような鉤爪で獲物を引き寄せ、殺傷能力の高い38本の歯で獲物を切り裂き、失血死に追い込みました。 そのため、同じ時期に生息していた動物の中で、頂点捕食者だったと考えられています。
アロサウルス
中生代ジュラ紀後期、北アメリカに生息していた大型肉食恐竜、アロサウルス。 体長は9~12メートルと小型ですが、時速60キロで走り、鋭い鉤爪を持っていました。
性格は凶暴で好戦的であり、自分よりも大きな恐竜を奇襲で倒すような戦略的な部分もあったと思われます。 そのため、この時代では食物連鎖の頂点だったと考えられているのです。
タルボサウルス
タルボサウルスは、後期白亜紀の後期、アジアに生息していた恐竜です。 「アジアのティラノサウルス」と言われるタルボサウルスは、巨大な頭部と凄まじい顎の力で、獲物の骨を噛み砕くことができた、と考えられています。
ただし、体長は10~12メートルとティラノサウルスに比べると、やや小型であり、この2体が遭遇した場合は、タルボサウルスが敗北していたかもしれません。
シアッツ
シアッツは、後期白亜紀に生息していた恐竜です。 全長は11.9メートルと推定され、北アメリカで発見された肉食恐竜の中で3番目に入る大きさです。 ティラノサウルスに似た姿をしていますが、シアッツの方が先の尖ったスリムな頭をしていました。
シアッツが暴れまわっていた時代には、ティラノサウルスはまだ登場していませんでしたが、その先祖がいました。 そんなティラノサウルスの先祖は、シアッツから逃げるように生活していたと言われています。 ティラノサウルスがその強さを振るった時期は、シアッツは既に絶滅。 両者が全盛期時代に激突したことはありませんでした。
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カルノタウルス
カルノタウルスは、白亜紀後期の南米大陸に生息した恐竜です。 全長は7.5~9メートルと、大型恐竜の中では軽量な種でした。そのため、足が速かったとも推測されています。
また、その名の由来は「肉食の雄牛」という意味で、カルノタウルスの頭には牛のように2つの角がありました。 この角は「捕食の際、獲物の体に傷を付けて押し広げる」「同種族間で儀式的闘争に用いた」などの説がありますが、結論は出ていません。
アルゼンチノサウルス
アルゼンチノサウルスは、中生代後期白亜紀前期、南アメリカ大陸に生息していた草食恐竜です。 アルゼンチノサウルスの特徴は、とにかく大きいこと。 全長は30~45メートルあり、アルゼンチノサウルスを「存在可能な最大級の恐竜」と評価する人は少なくありません。
そんな巨体によるパワーは凄まじく、尻尾、首を振り回すだけで他の恐竜を薙ぎ倒し、踏み付けも得意だったと考えられます。
スピノサウルス
スピノサウルスこそ、最強と言われる恐竜の一種と言えます。 中生代白亜紀前期から後期に、現アフリカ大陸北部に生息し、現在知られている肉食恐竜の中で最大と言われ、全長は12.6~18メートルありました。 ワニのように水辺で生活し、サメやシーラカンスを餌としていたと考えられています。 さらに、水中の生活も得意だったとも言われています。
ティラノサウルス
ティラノサウルスは、中生代白亜紀末期、北アメリカ大陸に生息した肉食恐竜です。 その名を知らない人の方が少ないとも言える、まさに最強候補と言える恐竜でしょう。
実際、この時代では陸上の頂点捕食者であり、その名は古代ギリシャ語で「暴君竜」を意味します。 最大全長は約13メートルと巨大で、獲物の骨を砕く強靭な顎は、その時代に生息した恐竜は誰もが恐れたと考えられます。
モササウルス
モササウルスは、中生代後期白亜紀後期、ヨーロッパ西部と北アメリカに分布に生息していた、海生爬虫類です。 最大で全長17メートルに達したと考えられ、その顎の力で噛み付かれたら、アンモナイトの固い殻ややウミガメの甲羅も砕いてしまいます。 そのため、海の王者とも言われ、浅瀬の陸上動物も噛み付いて海中に引きずり込むこともできた、と考えられています。
ティロサウルス
ティロサウルスも大型の肉食海生爬虫類で、後期白亜紀に生息していました。 全長14メートルと巨大で、魚やサメだけでなく、小型のモササウルスも食していたと考えられています。 ほとんどの獲物を噛まずに飲み込んでいたため、それだけ口を大きく開けるという特徴がありました。
クロノサウルス
クロノサウルスは、中生代白亜紀前期、オーストラリアなどに生息していました。 最大全長は12.8メートルと推測され、顎には最大25センチとなる鋭く巨大な歯が並びます。
その名の由来は、ギリシャ神話の神クロノスから。 クロノスは「自分の子供達を次々と丸呑みして腹中に封じてしまう」という逸話があり、クロノサウルスの特徴を捉えていると言えるでしょう。
プテラノドン
プテラノドンは、中生代白亜紀後期に生息していた翼竜です。 ティラノザウルスの次に有名な恐竜と言えば、このプテラノドンではないでしょうか。 体長は最大で9メートルほどで、大きな翼を持っています。
この翼は羽ばたいて使うのではなく、筋力をあまり使わず、空気の流れに乗ってグライダーのように滑空していたと考えられていますが、陸地から100キロも離れた海上へ飛んでいけたと言われています。
ケツァルコアトルス
中生代白亜紀末期の空を飛んでいた、ケツァルコアトルス。 史上最大級の飛翔動物と言われ、最大の説では18メートルに達すると言われています。 頭頂高も最大6メートルとキリンのように長く、巨大ではあるものの、体重は70キロ程度と非常に軽量化されたものでした。 ちなみに、名前の由来はアステカ神話に登場する神、ケツァルコアトルにちなんでいます。
アランボウルギアニア
アランボウルギアニアは、白亜紀後期のヨルダンに存在していたと思われる翼竜です。 長い間、最大の飛翔動物はケツァルコアトルスと考えられていましたが、アランボウルギアニアの翼開長はそれを上回るという説もあります。 それだけ大きな生き物が空を飛んでいたなんて、今では考えられない話ですよね。
陸海空で最強の恐竜を決めるとしたら?
これだけ強いと言われる恐竜は、多くの種類がありますが、最強を決定するとしたら、誰が選ばれるのでしょうか。 陸海空に分けて、最強の恐竜を考察してみましょう。
陸で最強の恐竜はやっぱりティラノサウルス?
陸上の恐竜の中では、誰が最強なのでしょうか。 最強と名高い候補は、アルゼンチノサウルス、スピノサウルス、ティラノサウルスと言えます。 しかし、最強と名高い恐竜はティラノサウルス。アルゼンチノサウルス、スピノサウルスはティラノサウルスに対し、どのように立ち向かうのでしょうか。
アルゼンチノサウルスは、離れたところから長い首と尻尾を使って、ティラノサウルスを寄せ付けず、薙ぎ倒せるかもしれません。 離れて戦えばアルゼンチノサウルス、近くで戦えばティラノサウルス、ということになりますが…。 肉食恐竜は草食恐竜に比べると知能が高かったとされます。また狩りの経験も豊富であるティラノサウルスが、間合いを詰めて強烈な噛み付きにより、アルゼンチノサウルスをしとめるでしょう。
では、スピノサウルスの場合はどうでしょうか。 肉食恐竜の中で最大と言われるスピノサウルスは、他の恐竜が相手なら圧倒的な強さを誇るはずです。 特に、水辺が舞台であればスピノサウルスが勝つかもしれません。 しかし、スピノサウルスは魚を食べることに特化した歯を持っていますが、ティラノサウルスは骨を砕く歯の持ち主です。 噛み付き勝負になったら、ティラノサウルスが圧勝すると考えられます。 さらに、完全な陸上となればティラノサウルスが負けることはないでしょう。
よって、陸上ではティラノサウルスが最強と言えるのではないでしょうか。
海で最強の恐竜は誰だ!
次に、海で生活する恐竜であれば、誰が最強と言えるでしょうか。 まず、候補はモササウルス、ティロサウルス、クロノサウルスです。 この三種はほとんど互角と考えられますが、結論から言うとモササウルスが最強だと言えます。
なぜなら、モササウルスは大きさで勝り、強力な顎、泳ぐスピードも速いと推察されるからです。 総合的にスペックが高い、モササウルスが海中で最強と言えるでしょう。 ちなみに、モササウルス、ティロサウルス、クロノサウルスは厳密に言うと、恐竜ではなく、海生爬虫類となります。
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空で最強の恐竜は誰だ!
空を飛ぶ最強恐竜の候補は、プテラノドン、ケツァルコアトルス、アランボウルギアニアになります。 知名度では最強とも言えるプテラノドンですが、ケツァルコアトルス、アランボウルギアニアに比べると体格に大きな差があり、小さい恐竜です。 そのため、ケツァルコアトルスとアランボウルギアニアの戦いとなりますが…。
大きさで言えば、アランボウルギアニアの方が大きく、ケツァルコアトルスは非常に軽量だったと言われています。 だとしたら、アランボウルギアニアが勝利したのでは…と考えられるでしょう。 ちなみに、これら翼竜も恐竜と近い種ではありますが厳密に言えば恐竜ではありません。
最強の恐竜たちも環境の変化で滅びた!
このように、最強と言えるような恐竜は数多く存在しました。 しかし、そんな恐竜も地球の環境が変化したことで滅びてしまいます。 そのような恐ろしい変化は、今現在も起こっていると考えられています。 それが環境問題であり、私たち人間の手によって悪化し続けているのです。
今後、環境問題が悪化しないためにも、私たちは生活を改めなければなりません。 そのために作られた国際目標が、SDGsです。 もし、SDGsについて耳にしたことがなければ、ぜひ情報を集めてみてください。
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男性であれば、誰もが一度は「最強」という言葉に何かしらの憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか。
男性であれば、誰もが一度は「最強」という