東京の自然を感じる観光地30選!絶景から名所までご紹介
休日は自然を感じながら、のんびりと過ごしたい、という方は少なくないでしょう。 東京は無機質な人工物が多いイメージですが、意外に大自然や絶景スポットがたくさん存在します。 都内でも自然をたっぷり堪能できる観光地をご紹介します。 ぜひ、休日はこれからご紹介する場所へ訪れてみてください。
目次
東京で自然を感じられる観光地30選をご紹介
それでは、東京都で自然を感じられる、30の観光地をご紹介します。
高尾山
東京の自然を感じられる観光地と言えば、高尾山がその代表ではないでしょうか。 高尾山は八王子市にある山で、年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れます。 登山コースが複数あり、リフトやケーブルカーもあるため、初心者から上級者まで登山を楽しめることが、高尾山の特徴です。
古くから修験道の霊山として信仰されていたことから、中腹には文化財を有する薬王院というパワースポットもあります。 薬王院の参道には茶屋や食事処も多く、登山だけでなくグルメも楽しめることもあり、高尾山は高い人気を得ています。
[住所] 東京都八王子市高尾町
[アクセス] 京王線 高尾山口駅からケーブルカー乗り場まで徒歩約5分
[営業時間] 09:30~16:30(季節によって異なる)
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御岳山
高尾山と並び、東京都内で人気のある登山スポットとしては、御岳山(みたけさん)が有名です。 御岳山は青梅市にある山で、古くから山岳信仰の対象となっています。 御岳山もバスやケーブルカー、散策路が整備されているため、軽装で登山を楽しめます。
ケーブルカーの駅「御岳山駅」から15分ほど離れた場所に位置する「神社門前商店街」では、土産店や食事処が軒を並べているため、買い物からグルメまで存分に楽しめるでしょう。 山頂の武蔵御嶽神社は、山岳信仰の霊場として発展した神社で、ご利益を願う多くの人で賑わっています。
[住所] 東京都青梅市御岳山
[アクセス] JR青梅線 御嶽駅から西東京バス「ケーブル下行き」乗車 終点下車。御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅から乗車 終点下車
[営業時間] 07:30~18:30(ケーブルカー運行時間)
奥多摩湖
奥多摩湖は、西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村、小菅村に跨る東京都水道局管理の人造湖です。 湖畔にはさまざまな見どころや観光施設があり、首都圏のオアシスとしても知られています。
奥多摩湖バス停前にある「奥多摩水と緑のふれあい館」は、水と人の関係、ダムについて幅広く学べます。ここにあるレストランで出る、ダムカレーも大人気です。 奥多摩湖の自然を堪能できる「奥多摩湖いこいの路」や、パワースポットの小河内神社も広く知られています。
[住所] 京都西多摩郡奥多摩町原
[アクセス] JR青梅線 奥多摩駅から西東京バス奥多摩湖方面行き15分、奥多摩湖下車
[営業時間] 見学自由(水と緑のふれあい館は09:30~17:00)
鳩ノ巣渓谷
鳩ノ巣渓谷は、西多摩郡奥多摩町の多摩川上流にある渓谷です。 鳩ノ巣渓谷の見どころは、巨岩と奇岩の間に流れる美しい清流。 渓谷に沿った道は整備されていることから、比較的に歩きやすく、絶景を見ながらハイキングを楽しめます。 紅葉の名所としても知られ、秋になるとさらに多くの観光客が訪れます。
[住所] 東京都西多摩郡奥多摩町棚沢
[アクセス] JR青梅線 鳩ノ巣駅から徒歩約5分
[営業時間] 見学自由
秋川渓谷
秋川渓谷は、あきる野市にある渓谷で、秋川は多摩川の支流の中でも最大と言われています。 新緑、紅葉など四季折々の表情が見られ、美しい自然を堪能できるスポットです。
さらに、秋川渓谷の周辺はバーベキュー場やキャンプ場が点在し、休日や行楽シーズンは家族連れで賑わいます。 6月初旬から鮎釣りが解禁され、シーズンは釣り人からも人気です。
[住所] 東京都あきる野市から檜原村にかけて
[アクセス] JR五日市線 武蔵五日市駅から徒歩約15分
[営業時間] 見学自由
百尋ノ滝
百尋ノ滝は、西多摩郡奥多摩町にある滝の1つで、奥多摩山域の中でも有名な滝として知られています。 高さ40メートルの高さから落ちる滝は、訪れた人の心を洗うような美しさがあります。
川苔山(かわのりやま)の登山コースにあることから、百尋ノ滝にたどり着くまでの道も、美しい景色を楽しめるでしょう。 冬になると百尋ノ滝は凍り付くことがあり、氷瀑と言われる圧巻の景色が見られます。
[住所] 東京都西多摩郡奥多摩町氷川
[アクセス] JR青梅線 奥多摩駅から西東京バス東日原行き、川乗橋下車
[営業時間] 09:00~16:30 月曜定休日(奥多摩ビジターセンター)
日原鍾乳洞
日原鍾乳洞は、西多摩郡奥多摩町にある鍾乳洞で、東京都指定天然記念物に指定されています。 日原鍾乳洞の規模は埼玉県秩父市の瀧谷洞と並び関東地方で最大級の鍾乳洞で、かつては山岳信仰のメッカでした。
そのため、神秘的な雰囲気に包まれ、夏はひんやり涼しく、冬は暖かいという特徴も。 中でも見どころは、水が落ちる音が響く水琴窟、縁結び観音、白衣観音です。 白衣観音は、鍾乳洞の中でもひときわ大きい石筍。石筍とは、上壁から落ちるしずくによってできる、たけのこ状の岩石のことです。 観音の御出座を思わせる荘厳さがあり、長い年月をかけてこの形になったと考えられています。
[住所] 東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
[アクセス] JR青梅線 奥多摩駅から西東京バス日原方面行き、鍾乳洞下車
[営業時間] 08:00~17:00(4~11月) 08:30~16:30(12~3月)
玉川上水緑道
玉川上水緑道は、福生市から杉並区にかけて帯状に広がる都立公園です。 遊歩道脇にはクヌギやコナラ、サクラなどが植栽され、沿道には小金井公園、井の頭恩賜公園などの公園緑地が存在します。
小平監視所を過ぎた後に見られる「上水小橋」は、玉川上水では珍しい親水エリアで、再生水が流れています。 都内で自然に囲まれながら散歩してみたい、という場合は玉川上水緑道がぴったりではないでしょうか。
[住所] 杉並区の浅間橋から福生市の平和橋まで
[アクセス] 井の頭線 富士見ヶ丘駅から徒歩約10分(浅間橋)
[営業時間] 見学自由
等々力渓谷公園
等々力渓谷公園は、世田谷区にある渓谷で、都会の中で自然を満喫できるスポットです。 急斜面に比較的豊かな武蔵野の雑木林が残り、野鳥をはじめとする動植物の生態系を支え、全域が鳥獣保護区に指定されています。
トレードマークである赤い橋は、ゴルフ橋と呼ばれ、フォトスポットとして人気です。 等々力渓谷公園を沿って歩くと、斜面を活かした昭和時代の日本庭園が見られ、美しい景色が広がっています。 また、古墳時代末期から奈良時代にかけて形成された古墳も有名です。
[住所] 東京都世田谷区等々力1-22
[アクセス] 東急大井町線 等々力駅から徒歩約3分
[営業時間] 見学自由
上野恩賜公園
上野恩賜公園は台東区にある公園で、通称「上野公園」として知られています。 東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、恩賜上野動物園といった文化施設が集中していることから、観光地として高い知名度を誇りますが、自然豊かな場所としても有名です。
高台となっている忍ヶ岡は、ソメイヨシノの名所で「日本さくら名所100選」に選定されています。 忍ヶ岡の南に位置する不忍池は、夏には池の一部を覆い尽くすほどの蓮に覆われ、美しく彩られます。 冬になると鴨をはじめとした数多くの種類の水鳥が飛来し、また違った景色が見られるなど、上野恩賜公園は季節によって別々の美しさを見られるスポットです。
[住所] 東京都台東区上野公園7-47
[アクセス] JR山手線 上野駅から徒歩約2分
[営業時間] 05:00~23:00
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井の頭恩賜公園
井の頭恩賜公園は、武蔵野市と三鷹市にまたがる都立公園です。 井の頭公園は都会の公園でありながら、豊富な樹木や草木によって多様な環境が保たれています。 公園の中心と言える池畔は、春になると桜に囲まれ、花吹雪が水面に散り敷く様子は圧巻です。
カルガモ、カイツブリ、オシドリといった渡り鳥も訪れ、バードウォッチングの名所としても知られています。 吉祥寺通りを挟んで頭自然文化園(動物園)があり、さらに南には三鷹の森ジブリ美術館が存在します。 そのため、井の頭公園は自然の景色だけでなく、文化的な体験もできる公園と言えるでしょう。
[住所] 東京都武蔵野市御殿山1-18-31
[アクセス] JR中央線 吉祥寺駅から徒歩約5分
[営業時間] 見学自由
荒川自然公園
荒川自然公園は、荒川区にある区立公園。 ここは、東京都下水道局三河島水再生センターの施設の上に造られた人工地盤のスペースにある公園です。
野草園、白鳥の池、昆虫観察園といった自然を堪能できる公園であり、さらにテニスコートやアスレチックコーナーなど運動を楽しむスペースもあります。 また、園内では定期的に各種イベントが開催され、地元の人々に愛される場となっています。
[住所] 東京都荒川区荒川8-25-3
[アクセス] 都電荒川線 荒川二丁目停留場から徒歩約1分
[営業時間] 06:00~21:00(季節によって異なる)
代々木公園
代々木公園は、渋谷区にある公園です。 第二次世界大戦の後は、アメリカ軍の兵舎・家族用居住宿舎、ワシントンハイツとして利用されていましたが、1964年の東京オリンピックでは代々木選手村として使用され、再整備された1967年に代々木公園として開園しました。
広い草地広場やバードサンクチュアリ、ケヤキ並木といった自然を体感できるだけでなく、ドッグラン、バスケットボールコート、震災対策用応急給水施設など多様な役割を果たす場所でもあります。
[住所] 東京都渋谷区代々木神園町2-1
[アクセス] JR山手線 原宿駅から徒歩約3分
[営業時間] 見学自由
国営昭和記念公園
国営昭和記念公園は、立川市と昭島市に跨る国営公園です。 立川基地の跡地に造られたこの公園は「緑の回復と人間性の向上」をテーマに整備されました。
春はツバキや水仙、ナノハナ、チューリップ、ポピーに加え、桜の名所でもあります。 夏はアジサイ、ヒマワリ。秋はコスモス畑、イチョウが楽しめます。 さらにスポーツを楽しむエリアや、日本庭園、盆栽苑、カフェ、ミュージアムショップといった施設が充実していることも、昭和記念公園の特徴です。
[住所] 東東京都立川市緑町3173
[アクセス] JR中央線 立川駅から徒歩約15分
[営業時間] 08:30~18:00(季節・エリアによって異なる)
有栖川宮記念公園
有栖川宮記念公園は、港区南麻布にある都市公園です。 江戸時代、盛岡南部藩の下屋敷として使われていたこの地ですが、有栖川宮威仁親王の御用地となり、現在は一般公開されています。
麻布台地の地形を生かした緑深い公園で、丘があったり渓谷や池があったり、自然の趣が大切にされていることが特徴です。 滝、池など都会の中とは思えない景観が味わえ、深山にいるかのような自然を楽しめます。
[住所] 東京都港区南麻布5-7-29
[アクセス] 東京メトロ日比谷線 広尾駅から徒歩約3分
[営業時間] 見学自由
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皇居
皇居は千代田区にあり、天皇陛下の住まう宮殿や宮内庁があることで有名ですが、貴重な生態系が維持されていることも知られています。 皇居は東京の中心地でありながら、森を中心とした緑地を有し、堀には水中生物が隠れやすい石垣や水草が多く、人間による採捕活動も制限されていることから、植物、昆虫類、魚介類、鳥類、哺乳類の間で食物連鎖が成立しています。
国立科学博物館による調査では、植物2,077種、動物6,375種の生息が確認され、イシカワモズク、ヒロクチコギセルといった絶滅危惧種も保全されています。 また、国民の自然への理解を深めるため、宮内庁ではみどりの月間の一環として、吹上御苑内で「自然観察会」を開催しています。
[住所] 東京都千代田区千代田1-1
[アクセス] 東京メトロ千代田線 二重橋前駅から徒歩約2分
[営業時間] 09:00~17:30(季節によって異なる)
千鳥ケ淵
皇居の北西側にあるお堀、千鳥ヶ淵(ちどりがふち)も自然を堪能できる場所として知られています。 お堀の水中や水辺は、水草、魚類・貝類、昆虫、オシドリなど水鳥が見られ、東京都心では珍しく多様な生物が見られます。
そのため、環境省が景観と生物多様性、歴史性を保全するための「千鳥ヶ淵環境再生プラン」を進めています。 また、桜の名所として有名で、夜になるとライトアップが行われ、日本らしい春の風景が見られるスポットです。
[住所] 東京都千代田区北の丸公園1
[アクセス] 東京メトロ東西線 九段下駅から徒歩約3分
[営業時間] 11:00~17:30(千鳥ヶ淵ボート場・季節によって異なる)
新宿御苑
新宿御苑は、新宿区と渋谷区に跨がる庭園です。 江戸時代、ここは信濃高遠藩内藤家の下屋敷がある敷地でしたが、1879年に新宿植物御苑が開設され、第二次世界大戦後に国民公園として一般公開されました。 樹木の数は1万本を超え、桜の名所としても知られる新宿御苑は、春になると大変賑わいます。
1958年に完成した、多くの温室植物を集めた大型温室は、当時としては東洋一の規模で、2007年に一度閉館していますが、2012年にリニューアルオープンされました。 また、園内は「日本庭園」「イギリス風景式庭園」「フランス式整形庭園」を組み合わせていることから、さまざまな景観を楽しめます。
[住所] 東京都新宿区内藤町11
[アクセス] 東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅から徒歩約5分
[営業時間] 09:00~18:00(季節によって異なる) 月曜定休日
東京都多摩動物公園
多摩動物公園は日野市にある動物園で、多摩動物園と呼ばれています。 1958年、当初は上野動物園の分園という形で開園し、園内は日本最大の広さを誇っています。 多摩丘陵の自然深い場所に造られ、起伏が多く広大であることから、シャトルバスが運行されています。
生息地域ごとに生物を区分けする地理学展示を基調とし、さまざまな動物を観察できることが最大の特徴です。 また、離し飼いの猛獣を自動車に乗ったまま見学できるライオンバスは当時珍しく、地域住民からの猛反発を受けていましたが、現在は多摩動物園の名物とも言える施設となっています。
[住所] 東京都日野市程久保7-1-1
[アクセス] 京王線 多摩動物公園駅から徒歩約1分
[営業時間] 09:30~17:00 水曜定休日
葛西臨海公園
葛西臨海公園は、江戸川区にある都立公園で、東京湾に面しています。 東京湾沿岸の汚染や埋め立てで破壊された自然環境の再生が目的で整備され、現在は東京都心では見ることがなくなった動植物が園内の森や池に生息し、2018年には東京都では初めてのラムサール条約登録地となりました。
さらに、園内には日本有数の水族館「葛西臨海水族園」や飲食施設、大観覧車があることから、休日を中心に行楽地として賑わっています。
[住所] 東京都江戸川区臨海町6-2-1
[アクセス] JR京葉線 葛西臨海公園駅から徒歩約1分
[営業時間] 見学自由
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六義園
六義園(りくぎえん)は、文京区にある都立庭園です。 江戸時代、徳川5代将軍、徳川綱吉の側用人である柳沢吉保が、自らの下屋敷として造営した大名庭園ですが、1938年から一般公開されています。
庭園入口近くにある枝垂桜が有名ですが、その他にも大きな池や渓流が美しい景色を映し出します。 森の奥には、休憩できる茶屋があり、水の流れる音や周辺の木々を眺めながら、一休みできます。
[住所] 東京都文京区本駒込6
[アクセス] JR山手線 駒込駅から徒歩約7分
[営業時間] 09:00~17:00
清澄庭園
清澄庭園(きよすみていえん)は、江東区にある都立庭園で、東京都指定名勝に指定されています。 江戸時代、豪商の紀伊國屋文左衛門の屋敷があった場所と伝えられ、下総関宿藩主であった久世氏の下屋敷だった時期に、庭園が築かれました。
その後、1932年に清澄庭園として開園。さらに、1977年に開放公園として追加開園しています。 中島を持つ広い池が中心に、ツツジとサツキが見られることが、清澄庭園の見どころです。 池の中には人慣れしたカメが生息し、餌をやることもできます。
[住所] 東東京都江東区清澄3
[アクセス] 都営大江戸線 清澄白河駅から徒歩約3分
[営業時間] 09:00~17:00
旧古河庭園
旧古河庭園は、北区西ケ原にある都立庭園で、国の名勝に指定されています。 ここでは、洋館と洋風庭園、日本庭園が配置され、それぞれの風景を目にできます。 洋風庭園は約100種199株のバラが植えられ、洋館と調和した絵画的な景観美が特徴です。 日本庭園は、心字池を中心に枯滝、大滝、中島が配置され、水の音と和の風景が心を癒してくれます。
[住所] 東京都北区西ケ原1
[アクセス] JR京浜東北線 上中里駅から徒歩約7分
[営業時間] 09:00~17:00
浜離宮恩賜庭園
浜離宮恩賜庭園(はまりきゅう おんし ていえん)は、中央区にある都立庭園で、特別史跡、特別名勝に指定されています。 浜離宮恩賜庭園は伝統的な回遊式庭園のスタイルが取り入れられていることで有名です。 それは海水を引き入れて池をつくり、潮の干満で景色の変化を楽しむ、というもの。
他にも、鴨場、お花畑やボタン園と自然を感じられる要素があり、和の雰囲気と共に美しい景観を楽しめます。
[住所] 東京都中央区浜離宮庭園
[アクセス] 都営地下鉄大江戸線 築地市場駅から徒歩約7分
[営業時間] 09:00~17:00
向島百花園
向島百花園は、墨田区にある都立公園で、国の史跡および名勝に指定されています。 早春の梅と秋の萩が特に見どころですが、他にも美しい花々が咲いています。 草木が自然に近い形で管理されていることから、多くの生物が生息し、野鳥も観測できることが向島百花園の特徴です。 また、松尾芭蕉、井上和紫、鶴久子といった文人の句碑も見られます。
[住所] 東京都墨田区東向島3
[アクセス] 東武スカイツリーライン 東向島駅から徒歩約8分
[営業時間] 09:00~17:00
殿ヶ谷戸庭園
殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)は、国分寺市にある有料の都立庭園で、国の名勝に指定されています。 こちらの庭園は、1913年から1915年、実業家である江口定条の別荘として作庭され、1979年に公園として整備、4月から有料庭園として公開されました。
見どころは、数少ない武蔵野の植生が残され、カタクリやニリンソウといった野花が見られる点です。 他にも、秋の紅葉や湧き水と池など、日本の自然が含んだ景色を堪能できます。
[住所] 東京都国分寺市南町2
[アクセス] JR中央線 国分寺駅から徒歩約2分
[営業時間] 09:00~17:00
小石川後楽園
小石川後楽園は、文京区にある都立庭園です。 江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられたことで知られ、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。 徳川家光自ら泉水の形を描いたと伝わる大泉水を中心に、大堰川、稲田などが配置され、日本文化の情緒が広がったような景色が見られます。
[住所] 東京都文京区後楽1-6-6
[アクセス] JR総武線 水道橋駅から徒歩約5分
[営業時間] 09:00~17:00
東京都庭園美術館
東京都庭園美術館は、港区にある都立美術館で、旧朝香宮邸とも呼ばれています。 朝香宮鳩彦王がパリ遊学後、1947年の皇籍離脱まで暮らした邸宅でしたが、1983年に都立美術館として一般公開されました。 美術館と銘打っていますが、所蔵品による常設展示はなく、朝香宮家由来の建物と家具や内部装飾が芸術品として公開します。
そして、敷地内には庭園があり、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアで分かれています。 そのため、季節ごとにさまざまな花が楽しめ、都心で美しい自然の景観が楽しめるスポットです。
[住所] 東京都港区白金台5-21-9
[アクセス] JR山手線 目黒駅から徒歩約7分
[営業時間] 10:00~18:00
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深大寺
深大寺は、調布市にある仏教寺院です。 733年に開創したと伝わる深大寺は、東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹で、展示される文化財や周囲の空気によって、荘厳な雰囲気を味わえます。
深大寺は境内に複数の湧水源を持つことでも有名で、それを利用した「不動の滝」は「東京の名湧水57選」に選定されているほどです。 隣接している神代植物公園も、4,800種類、10万本・株の植物が見られ、たっぷりと自然を堪能できる場所となっています。
[住所] 東京都調布市深大寺元町5-15-1
[アクセス] 京王線 調布駅から京王バス深大寺行き、終点下車
[営業時間] 09:00~17:00
九品仏浄真寺
九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)は、世田谷区にある浄土宗の寺です。 こちらも、天然記念物に指定された、イチョウやカヤを始め、多くの自然に囲まれています。
特に春は50本の桜が咲き乱れ、秋は紅葉で彩られます。 都心で自然の美しさを堪能できる場所としては、浄真寺もおすすめです。
[住所] 東京都世田谷区奥沢7-41-3
[アクセス] 東急大井町線 調九品仏駅から徒歩約4分
[営業時間] 06:00~16:30
東京の観光地で自然の素晴らしさを体感しよう
このように、東京都には自然を楽しむ観光地が数多く存在します。 地方から旅行で訪れるも、都内在住の方が休日の気分転換にお出かけするものいいでしょう。
また、自然は私たち人間に多くのものを与えてくれる、尊い存在です。 ときどき、こちらで紹介したような場所を訪れ、その重要性を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
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