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SDGs・環境問題に関する企業の取り組み【2022年12月】東京都やタイガー魔法瓶をご紹介

SDGs・環境問題に関する企業の取り組み【2022年12月】東京都やタイガー魔法瓶をご紹介

環境問題や社会問題が山積みとなっている昨今、企業はこれらに配慮する取り組みが求められています。 特にSDGsというワードが世に広く知られるようになってから、その傾向は顕著になったと言えるでしょう。 そんな企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組みを、エコトピアは紹介しています。

今回は2022年の11月前後に話題となった、企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組みをご紹介します。

企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組み[2022年12月版]

それでは企業によるSDGsや環境配慮に関する取り組みを見ていきましょう。

東京都のエシカルプロジェクト「TOKYOエシカル」

東京都は、エシカル消費を都民に広げるため、公募によって賛同したパートナー企業・団体と共に「TOKYOエシカル」をスタートしました。 これまで“ちょっと考えて、ぐっといい未来”をスローガンにエシカル消費を進めてきた東京都ですが、「TOKYOエシカル」ではエシカル消費につながる取り組みを実施する企業や団体とネットワークを構築。 エシカル消費を日常にするための社会的ムーブメントを創出し、エシカル消費を実践しやすい環境の整備を目的としています。

TOKYOエシカルのアンバサダーとして、俳優の鈴木福さん、テレビ東大王などで活躍する紀野紗良さんが就任。 さらに、TOKYOエシカルの専用サイトも公開されました。 ここでは、エシカル消費とは何か、何をすればいいのか、といったエシカル消費に関する情報が発信されます。 第1回では、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの取り組みが紹介されました。

参考:TOKYOエシカル TOKYOエシカルアクションプロジェクト

地方の食品ロスを削減「ふるさとSUKUERU」

株式会社ウィナスは、地方の食品ロス削減と地方応援を同時に行うサービスを開始しました。

食品業界では、賞味期限が一定程確保された商品を並べる「3分の1ルール」という習慣があります。 この期間に当てはまらない食品は、返品か破棄されますが、売れ残りとしてメーカーに返品された場合も、そのころには賞味期限が迫っているため、二次流通業者へ流通させることも叶わず、廃棄されてしまいます。 さらに、都内のメーカーであれば市場価格の2~3割程度で関連会社に買取してもらう、というケースもありますが、地方のメーカーではそのような方法も難しいことが現状です。

こういった食品ロスの問題に貢献するため「ふるさとSUKUERU」が誕生しました。 「ふるさとSUKUERU」では、賞味期限やパッケージの傷を理由に店舗から廃棄される予定の食品を仕入れ、福袋形式で販売。 二次流通先 が増えることで、今までは廃棄されていた地方メーカーの食品が、全国の家庭に届けられるサービスとなっています。

参考:SUKUERU フードロス削減に、訳あり商品の福袋通販サイト

タイガー魔法瓶のサーキュラーエコノミー

熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社は、2021年10月から使用済みステンレス製ボトルの回収と再資源化の取り組みを開始しました。 ステンレス製のボトルを廃棄する場合、回収後の分別がリサイクル工程に大きな負担を与えてしまいます。 しかし、この取り組みは素材がステンレスであることが明白であるボトルを一定量まとめて回収することで、分別の手間を省くことに貢献し、不純物の混入を抑えられることから純度の高いステンレス原料の確保につながります。

回収方法は、自治体や販売店に回収ボックスを設置。メーカーを問わず不要となったステンレス製ボトルを回収できます。 21年10月から22年10月末の約1年間の回収量は、ステンレス製ボトル7,500本分に相当する、2,420キロ。 2022年11月20日時点で、東京から沖縄まで全国各地113ヵ所およびタイガー社内にてステンレス製ボトルの回収を実施しています。 今後も、回収ボックスの設置が進められる予定です。

参考:タイガー魔法瓶 年末の大掃除におすすめ!回収ボックスに入れるだけで、簡単・便利にSDGsのアクションができる!

各企業による回収の取り組み

タイガー魔法瓶株式会社の他にも、さまざまな企業が回収の取り組みを行っています。 企業による回収の取り組みをいつくかご紹介します。

株式会社ユニクロは、不用になったユニクロ・ジーユー・プラステの服を回収する「RE.UNIQLO回収ボックス」を各店舗に設置。仕分けを行った後、リサイクルやリユースに役立てられます。

株式会社赤ちゃん本舗とビジョン株式会社は、プラスチックなど資源の循環利用を目的とし、関東エリアのアカチャンホンポ10店舗に、ピジョンの哺乳器の回収ボックスを設置。2023年2月28日まで、資源リサイクルする実証実験を期間限定で行っています。

文房具で有名なパイロットコーポレーションは、使用済みのプラスチック製筆記具を回収。リサイクルによって環境負荷の低減と循環型社会の実現へ向けて取り組んでいます。全国各地の自治体や小売店と連携し、回収ボックスを設置し、ブランドやメーカー問わず、プラスチック製の文房具を回収します。

参考:ユニクロ公式 RE.UNIQLO(リサイクル・リユース)について
参考:株式会社赤ちゃん本舗 好評につき回収期間を2023年2月28(火)まで延長 アカチャンホンポにピジョンの哺乳器回収ボックスを設置中
参考:パイロット 使用済みペンリサイクル

企業によるSDGs・環境配慮の取り組みに注目しよう

環境問題や社会問題が深刻化し、SDGsというキーワードが広まったこともあり、多くの企業が持続可能性を意識したプロジェクトに取り組んでいます。 ただ利益を上げるのではなく、社会に貢献することが企業の評価につながる時代になった、とも言えるでしょう。 もし、貴方が取り組む事業活動もSDGsや環境配慮に取り組むことを検討しているのであれば、余剰在庫・不良在庫のリユースを試してみてはいかがでしょうか。

エコトピアでは、余剰在庫・不良在庫の廃棄による環境問題を低減する取り組みを行っています。 リユース・リサイクルの対象は、家電をはじめ家具雑貨や金属資源まで、ありとあらゆる商品に幅広く対応。 余剰在庫・不良在庫の処分に困っている。廃棄費用を削減したい。 そんなときは、エコトピアにご相談ください。

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