千葉の水族館おすすめは?人気スポット9選をご紹介
水は生命にとって必要不可欠なものであり、海や川にはさまざまな生物が生息しています。 そんな水と生命の神秘を実感させてくれる施設が水族館です。 水族館は水と生命について学習できるだけでなく、私たちを癒してくれる空間でもあります。
もし、水族館へ出かけるとしたら、どのようなスポットがあるのでしょうか。 今回はおすすめ水族館を千葉エリアにしぼってご紹介します。
目次
千葉のおすすめ水族館!人気スポット9選
それではさっそく千葉県のおすすめ水族館9選をご紹介します。
鴨川シーワールド
鴨川シーワールドは、鴨川市にある大規模な総合海洋レジャーセンターです。千葉県を代表する水族館と言える施設で、さまざまなエリアに別れ、ホテルも併設されています。
最大の特徴は、シャチやイルカといった海獣の展示飼育に力を入れていることで、パフォーマンスショー も大人気です。特にシャチのショーは人気で、前列で見るとしたらずぶ濡れ必須の大迫力。高い知能を持つベルーガのショーも見応えがあります。
1970年にオープンした老舗水族館であり、展示も約800種、11,000点を超えるため、複数回訪れたとしても新しい発見が得られることでしょう。シャチ、イルカの他には、アシカやセイウチといった迫力ある海の生き物を堪能できます。ちなみにシャチがいる水族館は全国でも2ヵ所のみ。鴨川市―ワールドを訪れたら、絶対に見ておきたいところですね。
[住所] 千葉県鴨川市東町1464-18
[アクセス] 内房線・外房線 安房鴨川駅から無料送迎バス乗車約10分
[営業時間] 09:00~16:00
かつうら海中公園
かつうら海中公園は、勝浦市にある海域公園で南房総国定公園の中に位置しています。 かつうら海中公園の中心にある海中展望塔は東洋一の規模を誇る展望塔。 その展望塔の最下部には24個の窓があり、たくさんの魚を観察できます。
海上展望室は太平洋の海原が広がる景色が眺められ、丸い水平線が見られるでしょう。 周辺には海の博物館や資料館があり、海洋生物の研究結果から勝浦の漁業の歴史まで、多くの資料が閲覧可能です。
[住所] 千葉県勝浦市吉尾174
[アクセス] 外房線 鵜原駅から徒歩約15分
[営業時間] 09:00~17:00
渚の駅たてやま
渚の駅たてやまは、館山市にある交流拠点施設です。 こちらには、さまざまな施設があり、商業施設棟には地元の野菜や魚介類などを取扱う直売店、新鮮な農水産物が味わえるレストランを楽しめます。
そして、海辺の広場と呼ばれる施設が水族館となり、館山湾に生息する約70種の生物が展示されています。 定期的に工作教室が開催され、小児限定で魚の餌やり体験も行われることが特徴です。
また、同じく渚の駅たてやまの中にある、渚の博物館では房総半島で行われてきた漁業に関する資料が展示され、ミュージアムショップも併設。 こちらの施設は、館山ふるさと大使であるさかなクンが名誉駅長に就任しています。
[住所] 千葉県館山市館山1564-1
[アクセス] 内房線 館山駅から徒歩約15分
[営業時間] 09:00~16:45
浦安市郷土博物館
浦安市郷土博物館は、浦安市にある自然・歴史・文化に関する体験型博物館です。こちらは、漁師町として栄えた浦安の歴史を保存するために開館されました。
展示内容は「すべてに開かれた博物館」「生きている博物館」「リピーターの呼べる博物館」「学校教育に活かせる博物館」がコンセプト。 漁具の展示やリアルなジオラマの展示、昭和27年ごろの浦安を再現した屋外展示は特に見応えがあるでしょう。
そして、博物館としては珍しい水槽が設置され、浦安の海や川に生息する生物を観察できます。
[住所] 千葉県浦安市猫実1-2-7
[アクセス] 京葉線 新浦安駅からおさんぽバス医療センター線に乗り換え「健康センター・郷土博物館」下車徒歩2分
[営業時間] 09:30~17:00
世界一ちっちゃな水族館
世界一ちっちゃな水族館は、銚子市潮見町の銚子海洋研究所社屋内にある水族館です。2018年に閉館した犬吠埼マリンパークの元飼育課長である宮内幸雄氏が、悪天候の日にも銚子で楽しめる水族館を、と銚子海洋研究所の事務所内に開業しました。
約40平方メートルのスペースにて約30種類の生き物を展示。主な飼育生物はクラゲやカニ、ウメボシイソギンチャク、アメフラシなど。ふれあいコーナーでは、アメフラシやナマコなどに触れ合うことが可能です。
[住所] 千葉県銚子市潮見町15-9 1階 銚子海洋研究所
[アクセス] 総武本線 銚子駅からバス乗り場 5番「千葉科学大学」行き 「千葉科学大学マリーナ前」下車 徒歩約2分
[営業時間] 09:00~17:00(5~10月) 10:00~16:00(11~4月)
こみなと水族館
こみなと水族館は、鴨川市にある千葉大学海洋バイオシステム研究センターの付属施設となります。 こちらは、さまざまな生き物をテーマに分けて展示しているコンパクトな水族館で、房総の海に生息する生き物にこだわった展示が特徴です。
ウニやナマコ、ヤドカリといった磯の生き物を展示する水槽、スズキやコブダイなど地元小湊の海の魚たちが泳ぐ水槽、大量のイセエビが所狭しに展示されている水槽など。 標本室では創設当初から集めている貴重な生き物たちを見られます。
[住所] 千葉県鴨川市内浦1
[アクセス] 外房線 安房小湊駅から徒歩約10分
[営業時間] 10:00~16:00
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種苗生産研究所富津生産開発室
種苗生産研究所富津生産開発室は、南房総市の水産総合研究センター内にある研究施設です。 種苗生産研究所富津生産開発室は魚類種苗の生産及び配付、生産合理化に向けた技術開発、栽培漁業の普及のために活動しています。
そして、普及・啓蒙の一環として、展示コーナーを設置。こちらでは種苗生産される魚種、千葉県の栽培漁業、魚介類の成長といったコーナーがあり、水族館のような体験が可能です。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、展示コーナーや見学受け入れの休止を決定。再開発表が待たれています。
[住所] 千葉県富津市小久保2568-38
[アクセス] 内房線 大貫駅から徒歩約30分
[営業時間] 09:00~16:30
犬吠埼マリンパーク
ここからは、番外編となりますが、閉館してしまった犬吠埼マリンパークをご紹介します。 犬吠埼マリンパークは、銚子市にかつて存在した水族館です。 犬吠埼の岬の上、太平洋を見下ろす高台に位置し、外観は特徴的なピンク色。
展示内容は、南米アマゾン川の淡水魚やゴマフアザラシ、アフリカのワニ、銚子漁港で多く水揚げされるイワシの大水槽、イルカ、フンボルトペンギンなどが見られました。 コンピューター制御によって動く恐竜のオブジェが演出として使われていますが、これは犬吠埼の崖が白亜紀の層であることが由来となっています。
最盛期は年間30万人の入場者が訪れましたが、2011年3月11日の東日本大震災を境に、海沿いの施設であった犬吠埼マリンパークも津波を恐れる風評被害を受けてしまい、来観客数が激変。 設備の老朽化も伴い2018年に閉館することになってしまいました。
[住所] 千葉県銚子市犬吠埼9575-1
[アクセス] 銚子電気鉄道線 犬吠駅から徒歩約10分
[営業時間] 閉館
PIER-01
こちらも番外編。千葉市中央区にあるレストランをご紹介します。 PIER-01(ピアゼロワン)は美味しい料理を食べられるシーフードレストランですが、まるで水族館のような雰囲気を楽しめます。
なぜなら、1階席には8メートルを超える巨大水槽があり、優雅に泳ぐ魚を眺められる、という特徴があるからです。 個室VIPルームも水槽があり、魚たちを眺めることが可能ですが、ぜひ天井を見上げてみてください。 そこにも大きな水槽があり、非日常的な雰囲気を味わえるようになっています。
[住所] 千葉県千葉市中央区中央港1-20-1 ケーズハーバー1F
[アクセス] 京葉線 千葉みなと駅から徒歩約7分
[営業時間] 11:00~23:00
千葉の水族館で自然の魅力を感じてみよう
このように、千葉はさまざまな水族館が存在しています。 次、お出かけする際は水族館を候補に入れてみてはいかがでしょうか。 水族館は非現実的な空間と深い知識を提供してくれる場でもあります。 そんな水族館を堪能しつつ、自然の尊さについて改めて想いを馳せてみてください。
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