海外リサイクルの話題!有名女優からエイリアンまで一挙にご紹介
環境問題が悪化する昨今では、世界中でリサイクルやエコに関する新たな取り組みが試されています。
中には多くの人が関心を持つようなユニークな話題も少なくありません。
どのようなリサイクルが海外で話題になっているのでしょうか。
海外リサイクルの話題を紹介!
それでは、近頃海外であったリサイクルの話題をご紹介します。
ドイツ発!エコなボトルライト
ドイツのボトルライトカンパニーが、二酸化炭素の削減と空きボトルのサイクルを目的として発明した、ドイツ製LEDライト「ボトルライト」が日本に上陸しました。
これは空きボトルの口に差し込むことで、柔らかくムーディーな間接照明が作り上げられます。
この製品の発明者は、もともと医療機器の製造や販売に携わっていたそうですが、二酸化炭素の削減と空きボトルのリサイクルに関心があったことから、この製品を開発したそうです。
使用済の空きボトルが綺麗な照明になれば、ゴミを出さない(リデュース)につながりそうですね。
参考:アーバン ライフ メトロ 空ボトルが素敵なテーブル照明に早変わり、ドイツ製LED「ボトルライト」が日本初上陸
有名女優が「服は捨てない」
映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「バベル」などに出演していた、オーストラリア出身の女優、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)が衣服のリサイクルについて語りました。
彼女は服を捨てずに、同じものを何度も着直すことを心がけているそうです。
また、ファッションはリサイクルや再利用ができないはずがない、とも語りました。
ファッション業界は環境に負荷をかけていることが話題になりますが、このような発言によって業界のリサイクル意識が高まると良いですね。
参考:CNN.co.jp ケイト・ブランシェット、服は捨てずに何度も着る!
エコな?エイリアンに絶賛
アメリカのニュージャージー州にある高校の演劇部が、なんとSF映画の「エイリアン」を舞台化して上映したそうです。
エイリアンと言えば、宇宙船の中で謎の恐ろしい地球外生命体に襲われる、というストーリー。
高校生の舞台で再現するのは難しいのでは?と思ってしまうかもしれませんが、多くの称賛の声が集まったそうです。
しかも、舞台に使われた衣装やセットはリサイクル品や廃材を利用したようです。
エコを取り入れながら、多くの人に感動を与えられるとは、素晴らしいことですね。
参考:CNN.co.jp 名作映画「エイリアン」を舞台化、米高校の演劇部に称賛の声
パラオが目指す循環型社会
リゾート地として有名なパラオは「循環型社会」を積極的に目指しているようです。
パラオにはリサイクル施設が存在せず、埋立地で廃棄物を処理していました。
しかし、2008年にリサイクル施設が作られ、その後も様々なリサイクルが取り入れられるようになりました。
2019年にはリサイクル瓶からガラス工芸を作り出すプロジェクトが進んでいるようです。
パラオは小さな国であり、リサイクルが難しいようですが、工夫して様々なリサイクルを取り入れています。
それにより、循環型社会を形成しつつ、経済の育成も行う考えです。
日本もそれに見習って、リサイクルを有効に使い、より発展すべき方法を考えていくべきかもしれません。
大型フェスがプラスチックゼロ宣言
イギリス最大の音楽フェスティバルとも言われる「グラストンベリー」が、プラスチック製品ゼロを目指すと話題になっています。
グラストンベリーは今年からプラスチックボトルの販売を禁止にし、楽屋からも排除することを決定したそうです。
また、参加した人々が十分に水分を補給できるよう、無料の給水栓を数多く設置する予定です。
音楽フェスティバルは大量のゴミ問題に悩まされていましたが、主催者たちは積極的依環境改善を試みていました。
音楽フェスティバルの代表とも言える、グラストンベリーの試みは、その他のフェスティバルにも大きな影響をもたらすかもしれません。
参考:Rolling Stone Japan 英グラストンベリー・フェスティバルが目指す、プラスチック製品ゼロ革命
積極的にリサイクルを取り入れよう
このように、海外でも環境問題に深く関心を持ち、リサイクルを取り入れようとする動きが多く見られます。
これからは、さらにリサイクルやリユースが重要性を増していくと考えられます。
私たちの生活の中でも、積極的にリサイクルのアイディアを取り入れる必要があるでしょう。
ぜひ、身近なことからでも、リサイクルを取り入れられないか考えてみてくださいね。