食べ残しを無駄にしない!余った皮や骨をリサイクルする方法
料理や食事のとき、食べにくそうな野菜の皮や魚の骨をどうしていますか?
「食べられないから」「扱いがわからないから」といった具合に捨ててしまうことはないでしょうか。
しかし、野菜や魚など食べにくそうな部分にも意外な食べ方や使い方があります。
今まで捨てていた野菜の皮や魚の骨に、まだ使い道があるのなら、無駄を出すことが減るのではないでしょうか。
ぜひ、これから紹介する利用方法を参考にしてみてください。
目次
果物の無駄を減らす
果物の皮を無駄にせず使う方法をご紹介します。
ミカンの皮を利用
ミカンの皮を細かく刻んで干せば、ちょっとした薬味になります。
また、薄く刻んで茹でた後、しっかりと水を切り、砂糖と一緒に煮ることで風味の良い砂糖漬けができます。
他にも、蚊はミカンの皮が苦手なので、蚊を避けるためにも使えるでしょう。
夏みかんの皮でマーマレード
夏ミカンの皮を洗って刻み、苦みが薄くなるまで茹でてさらすことを繰り返します。
その後、ざるに上げて水けを切ったら、水と一緒に実を混ぜます。
それを30分ほど煮て、最後に砂糖と茹でた皮を加えて、弱火で煮詰めればマーマレードとして利用が可能です。
リンゴの皮をシロップ
リンゴの皮を洗って砂糖を全体にかけます。
砂糖が溶けると同時にリンゴの汁が出てくるので、それをこしてシロップにします。
紅茶やケーキに加えると、相性が良いかもしれません。
野菜を使う
野菜も意外な使用方法から、食べにくそうな部分の調理まで、無駄なく役立てることができます。
キュウリを化粧水に
キュウリの汁は化粧水になります。
使わなかったキュウリのわたや両端から汁を絞り、ガーゼなどでこしてしまえば、化粧水として使えます。
ニンジンの葉を利用
ニンジンの葉の柔らかいところを茹でて細かく切り、醤油と砂糖で薄く味付けし白和えにしてみましょう。
また、胡麻和えでも美味しく食べることができます。
大根の葉を利用
大根の葉を細かく刻んで胡麻油で炒め、味噌汁をよそう直前に入れると美味しく食べることができます。
他にも佃煮のように煮しめる、ぬか味噌につけて細かく刻めば食欲をそそる味となります。
スイカの皮でジャム
スイカの皮の白いところを薄く切り、その分量の五倍ほどの水を入れて、指で潰せるくらい柔らかくなるまで煮ます。
一晩おいたら砂糖を加えて煮詰め、レモンや柚子など酸味があるものを絞れば美味しいジャムができます。
魚を使う
食べずに残してしまいがちな魚の一部も調理に使えます。
鮭の頭の料理方法
塩鮭の頭を洗って小さく切って、粕汁で大根と煮ると美味しく食べれます。
また、昆布巻に入れて砂糖と醤油で長時間煮込めば、骨まで柔らかく食べることができます。
他にも頭を刻んで酢に浸し、ダイコンなますと混ぜれば、さっぱりとした酢の物になります。
魚の骨を利用
魚の骨を煮出してスープにすることや、野菜を煮るときの煮出汁として使えます。
他にも魚の頭や骨をぬか味噌の中に入れれば、漬物の風味が増します。
魚の骨はカルシウムが豊富なため、ぜひ利用したいところです。
他にも様々な使い道が
ここでご紹介したものの他にも、野菜や果物には意外なところまで様々な使い道があるはずです。
また、今回は簡単に利用方法を説明しているため、実際に取り入れる場合は、詳しいレシピや使用方法を調べてからチャレンジしてくださいね。
このように食材を隅々まで上手く使えば、自然の恵みを無駄にすることなく、またちょっとした節約にもなるでしょう。
ぜひ、色々試してみてください。