世界で1番暑い場所はどこ?デスバレーなど驚愕の気温とは

世界で1番暑い場所はどこ?デスバレーなど驚愕の気温とは

世界の平均気温は上昇を続けており、日本でも夏には連日「猛暑日」が続く昨今。今年の夏も平年より暑くなる見込みで、40℃以上の酷暑となる地域も出てくると言われています。日本の夏は厳しいことで有名ですが、世界にはどれほど暑い場所があるのでしょうか。最高気温・年平均気温などに着目し、世界で一番暑い場所についてご紹介します。

世界で1番暑い場所として有名?デスバレーとは?

世界で一番暑い場所として有名なのが、デスバレー(アメリカ合衆国・カリフォルニア州)です。1913年7月10日にこの地域で記録された56.7℃が、100年以上経った今でも世界の観測史上最高気温(※)となっています。

※地面から高さ1.5mの日陰で計測された空気の温度。100年以上前の記録のため正確性に欠けるとの指摘もあるが、現時点では世界気象機関(WMO)が認める公式記録となっている。

デスバレーが暑くなる原因には、気候と地形の両方が関係しています。砂漠地帯のため年間を通して雨が少なく、夏には強烈な太陽光が地表温度を一気に上昇させます。また、四方を山脈に囲まれ、海抜-86mというアメリカ大陸で最も低い地点も存在することから、一度溜まった熱はなかなか逃げられません。その結果、夏には50℃前後の酷暑日が続出。最近では地球温暖化の影響から夜の最低気温も年々上昇しています。

また、デスバレーは19世紀半ばのゴールドラッシュ時代に金鉱を目指した開拓者たちが、この谷を越える過酷な旅で命を落としたことから「死の谷」と呼ばれるようになりました。現在ではアメリカで最大面積を誇る国立公園として保護され、過酷な環境が生み出す「バッド・ウォーター」「悪魔のゴルフコース」「アーティスト・パレット」などの観光スポットや世界一の暑さを体験しようと多くの人が訪れる観光地となっています。デスバレーには300〜400人の人々が暮らしており、昼の焼けるような暑さのなかでも仕事や運動をしていると思うと本当に驚きですね。

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デスバレーより暑い?驚異の80度越えした砂漠

人工衛星を経由した気温観測において、世界最高の地表面温度(※)を記録したのがルート砂漠(2018年)とソノラ砂漠(2019年)で、その地表温度は80.8 ℃に達しました。これら2つの砂漠について簡単にご紹介します。

※地表面温度は、空気の温度を30~50℃上回ると言われている。2002~2019年の気象衛星のデータを解析し、2021年に発表された。

ルート砂漠

ルート砂漠はイラン東部に位置し、イランの総面積の約10%を占めています。ペルシア語で「水や植物が生えない土地」を意味し、その名のとおり暑すぎてほとんどの生物が生息できない場所と言われています。盆地地形なうえに黒い玄武岩が広がっており、その岩が太陽熱を吸収し極めて高温になることが原因と考えられています。

毎年6~10月にかけて吹く風で風食されてできたヤルダン地形や世界最大級の砂丘が評価され、2016年にはユネスコ自然遺産に登録されました。

ソノラ砂漠

ソノラ砂漠はアメリカ合衆国(アリゾナ・カリフォルニア州)とメキシコ合衆国(ソノラ州)の国境付近に広がる砂漠で、日本の本州ほどの大きさがあり、北アメリカで最も暑い砂漠の1つとなっています。真夏には40℃以上の日が続き極度に乾燥する一方で、時々発生する雷雨により洪水状態になることも。コヨーテ・コンドル・ヘビなどの動物が生息し、世界最大のサボテンであるサワロ・サボテンの生息地としても有名です。

また、メキシコからの不法移民がアメリカに渡ろうとする際に、命を落とすことの多い砂漠としても知られています。

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想像できない環境?世界で1番暑い国は

世界には他にも暑いと言われる国々が存在します。例えば、年平均気温ランキングにおける世界1位は28.25℃を記録したマリとブルキナファソ(※)となっています。ちなみに日本の年平均気温は11.15℃で139位にランクイン。日本の夏は暑いものの、四季があるため平均気温で見ると意外と低い結果になります。また、最高気温71.5℃(非公式)を記録したジブチも世界で一番暑い国として有名です。これらの国について簡単にご紹介します。

※世界人口レビューによる2024年最新の「世界の暑い国」ランキング結果より。1991年~2020年のデータをもとに算出。

マリ

マリは西アフリカに位置し、セネガル・アルジェリア・ニジェール・ギニアなどに囲まれた内陸国です。北部には国土の65%を占めるサハラ砂漠が広がり、中央部を流れるニジェール川沿岸では農耕が発達。やや降水量の多い南部(サバナ地帯)に人口が集中しています。

年平均気温は約28℃ですが、北部と南部で気候に大きな差があるのが特徴です。北部の砂漠地帯では、夏の日中は40℃を越える一方、冬の夜間は0℃近くまで下がることも。南部では一年を通して気温が高く、乾季と雨季がはっきりと分かれています。金などの鉱物資源が豊富に産出される一方で、貧困や治安の悪化などの課題を抱えています。

ブルキナファソ

ブルキナファソはマリの南側に隣接する国です。いくつかの気候帯が存在するため地域によって異なりますが、一般的に年間を通じて気温は高く乾燥し、昼夜の気温差が大きい傾向があります。全人口のうち子どもが半数を占め、農業生産性が低い特徴があり、世界で最も貧しい国の1つ(※)として知られています。

※国連開発計画による人間開発指数では、191カ国中184位とほぼ最下位に位置しています(2021年度)。

ジブチ

アフリカ北東部に位置するジブチはソマリアとエチオピアに隣接し、国土面積が日本の四国程度という小さな国です。ジブチ・ソマリアに接するアデン湾で多発する海賊被害から民間船を守るため、自衛隊の活動拠点があることで知られています。

灼熱の国と言われるジブチでは、夏には50℃、冬でも30℃以上を越える日が続き、非公式ではありますが最高気温71.5℃という記録もあることから世界で一番暑い国と言われています。

そんなジブチでは、過酷な暑さゆえに生まれた以下のようなエピソードがたくさんあります。

  • 昼間は暑すぎて蚊も飛ばない
  • 飛んでいる鳥が失神する
  • プールの水が沸騰する
  • 濡れたタオルが3分で乾く

そのため、暑く乾燥した気候下では農作物が育ちにくく、運送業や軍駐在の利用料に頼った経済状況が続いています。

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日本も平均気温が上昇!私たちにできることは

世界と同じく日本の年平均気温も上昇を続けており、2024年には統計開始以来最も高い結果となりました(2年連続で記録を更新中)。世界では地球温暖化による洪水・干ばつ・熱波・山火事などのニュースが連日のように伝えられ、日本でも大雨による災害や猛暑による熱中症リスク、農林水産物への影響が目に見えて大きくなっていることは、誰もが感じている事実です。

地球温暖化を抑制するためには、私たち一人一人が以下のような活動を心掛けることが大切です。

  • 省エネ(節電・節水・節電家電の使用など)
  • ゴミの削減(リユース・リサイクル・食品ロスの削減・ゴミの分別など)
  • 製品の選択(地産地消・エコマーク商品の選択)

よりよい環境を未来に残すためにも、環境負荷を抑える活動を今すぐ始めていきましょう!

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