【海外】プラスチック規制の厳しい国は?罰金や懲役による対策

【海外】プラスチック規制の厳しい国は?罰金や懲役による対策

プラスチックによる自然汚染は温暖化と並ぶ深刻な環境問題だと言えます。 これ以上、プラスチックによる自然汚染が拡大しないよう、国や企業による規制・対策が必要です。

日本で目立った対策と言えば、レジ袋の有料化が記憶に新しいものですが、海外ではプラスチックに対して厳しい規制を行っている国も少なくありません。 海外で見られる厳しいプラスチックの規制をご紹介します。

プラスチック規制の先進国はアフリカか

アフリカは日本に比べると、かなり早い段階からプラスチックに対して厳しい規制を行っています。

2003年、南アフリカ共和国が使い捨てのプラスチック袋の使用、製造、輸入を規制したことを皮切りに、アフリカ大陸の54ヵ国中の30ヵ国が同様の規制が行われています。 南アメリカ共和国は規制の他にも、企業が積極的にプラスチックの自主規制を行い、科学産業研究所(CSIR)がトウモロコシと砂糖から作るバイオプラスチックを開発するなど、エコ対策に取り組んでいます。 2008年からプラスチック袋の国内製造、輸入、使用を禁止したルワンダは、スーパーで紙袋が無料で配布され定着しつつあります。

さらに、ルワンダはプラスチックの容器や食器を規制、ペットボトルの規制も視野に入れています。 ケニアは2017年にプラスチック袋の製造や輸入、使用を禁止しましたが、違反した個人または団体は日本円で220万~440万の罰金、または1~4年の懲役、その両方が科せられることに。 欧米メディアではケニアのこの規制が世界一厳しいと称されました。

プラスチック規制に罰金や懲役が科されるインド

インドもプラスチックの使用に厳しい罰金や懲役が科される国として知られ、2018年の時点で、29州のうち25の州政府が使い捨てのプラスチック製の袋やコップ、ストローの使用を禁じる法律を導入しています。

例を挙げると、インド第2の大都市ムンバイがあるマハーラーシュトラ州では、違反した業者や個人に約8000~4万円の罰金、3ヵ月の懲役が科されます。 さらに、モディ首相は2022年までに全インドで使い捨てのプラスチック製品を一掃すると宣言しました。

インドではプラスチックは健康を害し、農業に悪影響を与えるだけでなく、神の使いとして崇められている牛が誤食で命を落とす事態があることからも、早急に対応すべき問題と認識しているのかもしれません。 しかし、インドではリサイクルが未発達という問題があり、他にも取り締まりが徹底されていないかもしれないという意見もあり、無許可でプラスチック製品を製造する業者の存在が懸念されています。

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プラスチック利用に厳しいルールを作ったバヌアツ

ビーチリゾートやダイビングスポットとして知られるバヌアツですが、SDGsや環境保全の取り組みが注目されています。 プラスチックの規制についても積極的で、プラスチックストローと発泡スチロールなど、次々と禁止のリストが増えています。

さらに注目されているのは、バヌアツが紙オムツを規制したことです。 紙オムツには、プラスチック物質の一種であるポリアクリル酸ナトリウムが、吸収材として含まれているため、十分に処理されず環境中に放出されてしまったら有害な影響を与えると考えられているのです。

しかし、紙オムツは育児や介護に大変便利なものであることは間違いなく、最先端を行く取り組みと評価される一方、反対の声も多く上がってしまうことに。 布製のオムツではコストが高く、島国のために入手の問題もあり、代替品の模索が続けられています。

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そのほかのプラスチック規制

これらのプラスチック規制のほかにも、厳しい規制を行っている国々があります。 2007年にプラスチックの袋の使用を禁止したサンフランシスコは、2014年にプラスチックボトルを市の移設内で使うことを禁止しています。 EUは「EUプラスチック戦略」を打ち出し、プラスチックリサイクルの経済性と品質の向上、プラスチック廃棄物と海洋ごみ量の削減などを取り組みを開始。

このように世界中でプラスチックに関する規制が行われています。 日本ではまだまだ積極的にプラスチックの規制や削減が行われているとは言えないかもしれません。 自然汚染をなくすためにも、私たちも日々のプラスチックの利用について意識してみましょう。

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