音楽の力が地球を救う!環境問題に熱心なミュージシャン10選

音楽の力が地球を救う!環境問題に熱心なミュージシャン10選

世界中で環境問題が悪化する今、多くの人がこれを改善しようと、様々な呼びかけを行っています。 その中には、世界中の人に影響力をもつ、ミュージシャンもいることをご存じでしょうか。

例えば、どのようなミュージシャンが、環境問題について熱心に活動や呼びかけを行っているのでしょうか。 環境問題に対して、強い関心をもつミュージシャンをご紹介します。

環境問題に熱心なミュージシャン10選

それではさっそく、世界的に有名でありながら、環境問題について強い関心をもつミュージシャンたちをご紹介していきます。

ジャスティン・ビーバー

カナダのポップシンガーであるジャスティン・ビーバー。 日本では「ピコ太郎」の動画を広めたことでも知られるジャスティンですが、プライベートは少し破天荒で周りを騒がせてしまうようなイメージがないでしょうか。

しかし、そんな彼は多くのチャリティ活動に取り組んでいます。 例えば、児童虐待や動物虐待の被害者を支援する団体への寄付、東日本大震災の被災者救済などの活動が挙げられます。

また、2019年の4月に多くの有名ミュージシャンが参加した、環境問題を訴えることを目的とした楽曲「Earth(アース)」が発表されましたが、ジャスティン・ビーバーはこれにも参加していました。

アリアナ・グランデ

アメリカのシンガーソングライター、アリアナ・グランデも「Earth」に参加した、ミュージシャンの一人で、環境問題に対して熱心であることが有名です。

ヴィーガン(動物性の食べ物は取らない菜食主義)を公言するアリアナは、動物への愛情が深い人物として知られています。 人間よりも動物が好き、ということからヴィーガンライフを貫いているようですが、それは環境保全としても重要な意味をもつものです。

なぜなら、畜産農業によって排出される二酸化炭素の量は大変多く、熱帯雨林も畜産農業のために伐採されています。 二酸化炭素の排出の抑制の他にも、肉食の量を減らすことで、絶滅危惧種を救い、生態系の破壊を抑えることにつながるのです。

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ジェイデン・スミス

ジェイデン・スミスはアメリカの俳優で、音楽活動も行っています。 父親がトップ俳優であるウィル・スミスということで有名ですが、社会問題や環境問題に関する取り組みについても有名です。

特にプラスチック問題について熱心で「Just Water(ジャスト・ウォーター)」と呼ばれる、特別な容器を使った水を販売する会社を立ち上げています。 その容器とは、82%が植物由来のプラスチックやサトウキビなど再生可能な資源を使い、これを作るために排出される二酸化炭素の量は他社よりも74%も低いそうです。

コールドプレイ

イギリスのロックバンド、コールドプレイも環境問題に対して強い関心をもつミュージシャンです。

彼らは、世界的に有名なロックバンドでありながら、環境へ配慮するために、当分はコンサートツアーを行わない、と発表しました。 自分たちのツアーが環境に負担をかけない方法を模索したい、と発言し、環境にとっても利益があるツアーの形を模索中のようです。

一番の懸念はツアーによる、飛行機の移動で排出される二酸化炭素。 飛行機による移動を始めとする、観光事業による二酸化炭素の排出は深刻だと以前から話題になっているのです。

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マルーン5

アメリカのロックバンド、マルーン5は日本でもCMソングに起用されるなど、人気の高いミュージシャンです。

彼らは、環境問題への取り組みから、2006年には環境メディア賞で称えられています。 特に地球温暖化には熱心で、温暖化と戦うために世界中の人に資源使用料を節約してもらう取り組みに力を費やすと発言もしています。

U2

アイルランドのロックバンド、U2は環境問題に熱心なミュージシャンとして広く知られています。 特にバンドのフロントマンであるボノは、国際的な慈善活動家としても有名で、ノーベル平和賞の候補に3度も選ばれています。

ボノは環境問題に対し積極的に発言し、国際会議にも顔を出すほどで、アメリカの有名なギターメーカーであるフェンダーは、森林の枯渇によって困難となった資源調達について革新を求めて、U2のメンバーを取締役に迎えたほどです。

また、2008年に東京のお台場に森を作る「海の森」という計画があり、植樹イベントが開催されましたが、これにボノも参加し、小学生らと一緒に苗木を植えました。

ポール・マッカートニー

誰もが知っているだろうイギリスのロックバンド、ビートルズのメンバーとして知られる、ポール・マッカートニーも環境保護活動に熱心であると知られています。

ポール・マッカートニーは、菜食主義であり、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の会員でもあります。 さらに、娘のステラ・マッカートニーはファッションデザイナーで、毛皮や皮を使わないなど、サステナブルファッションを積極的に取り入れています。

ビョーク

アイスランドのシンガーソングライターのビョークは、環境問題に関心を持ち、多くの慈善活動に取り組んでいます。

ビョークは災害を受けた地域への募金や、日本で行われたチャリティー・コンサートにも参加しています。 2008年には、アイスランドの経済回復と環境保護を目的として、同国の新興企業に投資する「ビョークファンド」を始めるなど、熱心な姿勢が見られます。

マイケル・ジャクソン

今は亡き「キング・オブ・ポップ」のマイケル・ジャクソンは、慈善活動家としての面も多くの人に知られていることでしょう。

マイケルは1995年に「Earth Song(アース・ソング)」を発表していますが、こちらは環境問題を切実に訴えたメッセージソングです。 彼の父親であるジョセフ・ジャクソンによると「マイケルの1番好きな曲」であり、彼がどれだけ環境問題について深く考えていたのかがわかる作品と言えるでしょう。

坂本龍一

日本を代表するミュージシャンの一人、坂本龍一も環境問題に熱心であることで有名です。

エコやロハス、という言葉を口にすることも多く、CDのパッケージをエコフレンドリー化する、ツアーでは太陽光パネルや風力発電を試みるなど、環境への負担を考慮しています。 そのような取り組みは、音楽表現の変化にも影響したようです。

環境問題を意識して声をかけ合おう

このように、多くのミュージシャンが環境問題を意識して、活動をしています。 彼らのような影響力ある人々が、環境問題に対して強いメッセージを訴えることは、とてもいいことではないでしょうか。

しかし、どんなに影響力がある人々の声があっても、私たち一人一人が意識して行動を変えなければ、環境問題が解決することはありません。 ぜひ、環境問題を意識して、身近な人に声をかけてみることから始めてみましょう。

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