地球の環境問題とは?代表的な現象と私たちにできること

地球の環境問題とは?代表的な現象と私たちにできること

地球ではさまざまな環境問題が起こり、人間を含む多くの生命が危機に晒されています。 この地球で起こっている環境問題とは、どのようなものがあるのでしょうか。 環境問題の種類や脅威をご紹介します。

また、環境問題から地球を守るため、私たちに何ができるのか、ということも考えてみましょう。

地球で起こっている環境問題とは

環境問題とは、人間の活動による影響で、環境変化を自然が修復できなくなることで発生します。 そして、環境問題はさまざまな種類のものがあり、地球の各地で発生し、人間も動植物も脅かされています。

それでは、地球で起こっている環境問題の種類を確認してみましょう。

気候変動・地球温暖化

環境問題の代表とも言える現象が、気候変動や地球温暖化です。

気候変動は、気温・降水量・雲といった気候が、長い時間で見て変化することを言います。 年間の降水量が減少する。逆に台風のような激しい雨が増える。これらが気候変動の例と言える現象です。

地球温暖化は、地球規模で気温が上昇する現象で、二酸化炭素を始めとする温室効果ガスが原因だと言われています。 20世紀に起こった産業革命以降、温室効果ガスは増え続け、これからも地球の気温は上昇すると考えられます。

また、地球温暖化が悪化することで、気候変動も激しくなるという説もあります。 異常気象の頻発、洪水や干ばつによる農業被害、海面上昇による居住区の水没など、その他にも多くの影響があり、これ以上の進行を食い止めなければならない問題だと言えるでしょう。

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大気汚染

大気汚染とは、大気中の微粒子や有害な気体成分が増加することで、人の健康や環境に悪影響をもたらすことです。 大気は自然の浄化作用により、汚染物質が発生しても、ある程度は浄化が可能です。

しかし、自動車や工場が増えたことで汚染物質の排出は増加しています。 大気汚染が悪化すれば、人々が健康被害を受けるだけでなく、酸性雨による自然環境への影響、経済にも影響があります。 光化学スモッグの発生、PM2.5の増加などが代表的な例と言えるでしょう。

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海洋汚染

海洋汚染は、人間の活動によって排出された物質が、海域や海水を汚染することです。 戦争による石油関連施設の破壊や、人為的ミスが原因のタンカー座礁による原油流出事故。

他にも、人間が排出したさまざまなゴミが海に放出されてしまう例もあります。 これは深刻な問題で、太平洋ゴミベルトといわれるゴミの山が渦巻く海域を生み出しているほどです。 これらのゴミは、海の生態系にも悪影響をもたらし、魚や鳥が餌と間違えて誤飲するだけでなく、食物連鎖を経て人間にも健康被害をもたらす恐れがあると考えられています。

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水質汚染

人間の活動は、海だけでなく河川や湖、地下水なども汚染してしまいます。 それを水質汚染と言って、化学物質や有機物の増加、細菌の増加、色度や濁度の変化といった現象が起こります。

多くは人間による生活排水と産業廃棄物が原因です。 水質汚染は、生態系への影響、漁業への影響など経済的な損失、水不足の問題にも関係します。

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森林破壊

森林破壊も地球の環境に、多くの悪影響をもたらす問題です。 森林が失われることで、二酸化炭素の固定機能が低下し、地球温暖化が悪化すると指摘されているのは有名な話ですが、これだけではありません。 森林には保水力があり、これが失われてしまうと、土壌の栄養分が流亡、洪水や土砂崩れが起こりやすくなります。

さらに、森林には水質や大気を浄化する力があるため、森林破壊が深刻化することで、汚染問題も悪化してしまうのです。 森林破壊の原因としては、木材として伐採、燃焼材木として利用、施設建設のため伐採、農地開発など、いくつも考えられます。

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砂漠化

植生に覆われていた土地が、不毛地に変化してしまう現象を砂漠化と言います。 砂漠は植物の生育や農業に適さない土地となり、自然の恵みも得られないため、これが広がれば食料難などにもつながってしまう問題です。 原因は過度な農業活動で土壌が渇いてしまうこと、森林伐採、灌漑による表土の塩性化などが考えられています。

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生物多様性の減少

地球には多種多様な生物が存在します。 しかし、そんな生物たちは失われ、多様性が失われつつあります。

生物多様性の減少は、私たち人間にとって致命的な問題です。 なぜなら、人間にとって自然の中で生きる動植物は、大切な資源とも言えるからです。 動植物が私たちの衣食住を支え、その他にもさまざまな利用価値があります。

また、生物によって構成される生態系は、自然環境保全機能も有しています。 生物多様性が減少することで、多くの環境問題が悪化するとも考えられるのです。

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外来種問題

外来種の問題とは、その地域にいなかったはずの種が、何らかの理由で他の地域から入り込んで、定着してしまうことです。 外来種は、在来種を追いやり、それまで保たれていた自然のバランスを破壊してしまいます。

さらに、近縁の在来種と交雑することで雑種を作る、遺伝子汚染の原因にもなります。 外来種によって田畑が荒らされるなど、農林水産への影響、その地域になかった病気を持ち込む恐れもあり、大変な問題だと言えるのです。

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増加し続ける廃棄物の問題

経済が発展し、人々は便利な暮らしを手に入れましたが、その裏では大量の廃棄物が発生し、環境を汚染しています。 不法投棄による土壌汚染、廃棄物流出による海洋汚染、廃棄物処理による二酸化炭素の排出や大気汚染など。

さらに、廃棄物が行き着く最終処分場は、残余年数が残りわずかだと言われ、日本はゴミを捨てる場所がなくなってしまうことも懸念されているのです。 この問題の原因は、1975年頃の高度成長期から大量生産と大量消費の社会に変化したことだと考えられています。 技術の進歩により、安くて上質なものが簡単に手に入るようになったことで、多くの人が捨てることに抵抗を持たなくなってしまったのです。 私たちがモノに対する価値観を見直さなければ、この問題はさらに深刻になってしまうことでしょう。

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プラスチック汚染

1950年頃から大量に生産され始めたプラスチックの総生産量は、2050年には400億トンに達すると言われています。 そして、生産量の10%にあたる量が、河川を通じて海に流出し、海洋汚染の原因になっています。

プラスチックは丈夫な物質で、自然中で分解されにくく、長く残り続けてしまうことから、魚など動物が誤飲してしまい、食物連鎖を経て人体にも入り込みます。 プラスチックによる海の汚染は有名ですが、研究が進むにつれて、南極や山の中、大気まで汚染していることがわかっています。 5ミリ以下のマイクロプラスチックは処理が難しく、大気に乗って地球全体に広がっているのです。

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環境問題から地球を守るために何ができる?

環境問題は、私たち人間の活動によって悪化する現象です。 そのため、環境問題から地球を守るためには、私たちの生活を見直す必要があるでしょう。

身近な行動と言えば、3Rを徹底して破棄物を減らすことです。 環境問題は人間の廃棄物が関係していることがほとんどです。多くの人がこれを心がければ、環境負荷は変わるに違いありません。

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ただ、環境問題は個人の活動だけでは解決が難しいものだと言えます。 私たちが意識すべきは、SDGsや企業の取り組みなど、私たちの生活や消費行動を変えるトレンドかもしれません。 何が問題になっているか、何を心がけるべきなのか、まずは知ることから始めてみてください。

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